2023年度新入留学生歓迎会が６月16日、ポートアイランド第１キャンパスＡ号館クルーズカフェで開かれ、海外の協定校４校（フランス・エンバビジネススクール、韓国・航空大学校、同・祥明大学校、同・東亜大学校、台湾・長栄大学）からの交換留学生８人、中国からの一般留学生８人、留学生との交流に関心を持つ在学生「スチューデントアシスタント（SA）」22人と関係教職員が参加しました。

司会を担当したのは中国出身の李杰睿（リ　ケツエイ）さん（薬学部３年次生）、山際飛奈太さん（現代社会学部３年次生）、池田莉来さん（グローバル・コミュニケーション学部４年次生）の３人。中村恵学長が「私もかつてオーストラリアの大学院に留学していましたが、このような歓迎会はなく、最初は寂しい思いをしました。日本に来て不安もあるかもしれませんが、留学生同士はもちろん、日本の学生とも交流し、教職員との触れ合いも大切にして楽しい留学生活を送ってください」と、歓迎あいさつしました。国際交流担当の市川秀喜副学長も「多くの国際紛争のニュースに心が傷みます。異なる国と国が理解し合い、お互いをよく知ることが大切です」と参加者に呼びかけ、乾杯（アルコールはなし）の発声をしました。

しばらく食事をしながらの懇談に続き、新入留学生が自己紹介しました。盛り上がったのは、参加した留学生の言語を使った伝言ゲームでした。「中国では冬至にギョウザを食べます」と伝言しているのに最後はなぜか「私は青島（チンタオ）に住んでいます」になってしまいました。「韓国は『早く、早く』という文化です」と伝言したはずが、最後はなぜか「それは、いびきです」と変化していました。終始笑いに包まれて、緊張していた留学生の表情もなごみました。

最後に中国出身で留学生会会長の藩迪深（ハン　テキチン）さん（現代社会学部３年次生）からも歓迎あいさつがあり、歓迎会を企画・運営した国際交流センターの岡部芳彦所長が閉会の言葉を述べました。