50周年を迎えた2016年4月から、将来、学生が目指す職業に応じて資格別にコースを設置。管理栄養学専攻と生命栄養学専攻(臨床検査技師養成)で、それぞれ、これまで50年間培ってきた教育をより深化させて、「臨床検査結果を深く理解できる管理栄養士」「栄養学の観点からアプローチできる臨床検査技師」の養成を目指すこととなりました。
管理栄養士や臨床検査技師を取り巻く環境も、開設された50年前とは激変。臨床の世界でも、管理栄養士や臨床検査技師が、医師や看護師、薬剤師など他の専門家と連携し、NST(栄養サポートチーム)やICT(感染制御チーム)などの医療チームを形成し予防や治療にあたるようになってきています。栄養学部でも、チーム力やコミュニケーション能力を高める授業を取り入れたり、最新の設備器機、システムに対応するため、ITやAI(人工知能)に関する専門家を講師に招いたりするなど、医療現場の流れに即した取り組みを行っています。
50周年を迎えた2016年4月から、将来、学生が目指す職業に応じて資格別にコースを設置。管理栄養学専攻と生命栄養学専攻(臨床検査技師養成)で、それぞれ、これまで50年間培ってきた教育をより深化させて、「臨床検査結果を深く理解できる管理栄養士」「栄養学の観点からアプローチできる臨床検査技師」の養成を目指すこととなりました。
管理栄養士や臨床検査技師を取り巻く環境も、開設された50年前とは激変。臨床の世界でも、管理栄養士や臨床検査技師が、医師や看護師、薬剤師など他の専門家と連携し、NST(栄養サポートチーム)やICT(感染制御チーム)などの医療チームを形成し予防や治療にあたるようになってきています。栄養学部でも、チーム力やコミュニケーション能力を高める授業を取り入れたり、最新の設備器機、システムに対応するため、ITやAI(人工知能)に関する専門家を講師に招いたりするなど、医療現場の流れに即した取り組みを行っています。
2010年代に入り、民間企業や団体などとの産学連携の動きが加速。特に、地域の企業とコラボレーションした商品開発が数多く行われるようになりました。中でも、2012年、JR西日本グループの企業と共同で制作したお弁当シリーズは大ヒット。栄養学部の学生が企画から参加し、企業の発想にはない斬新なアイデアが取り入れられることで、大きな成果を上げることができました。
現在、専門職連携教育(IPE)として、栄養学部、薬学部、総合リハビリテーション学部の学生が交流し、ディスカッションなどを行っています。2018年4月には心理学部が新たに開設され、医療系では4学部体制となり、今まで実施していたIPEをさらに発展。心理学部と外部の神戸市看護大学の連携も予定されています。
今後も栄養学部は、社会の変化に対応した最新の教育環境を整備しながら、時代が求める人材の育成を目指し続けます。
2010年代に入り、民間企業や団体などとの産学連携の動きが加速。特に、地域の企業とコラボレーションした商品開発が数多く行われるようになりました。中でも、2012年、JR西日本グループの企業と共同で制作したお弁当シリーズは大ヒット。栄養学部の学生が企画から参加し、企業の発想にはない斬新なアイデアが取り入れられることで、大きな成果を上げることができました。
現在、専門職連携教育(IPE)として、栄養学部、薬学部、総合リハビリテーション学部の学生が交流し、ディスカッションなどを行っています。2018年4月には心理学部が新たに開設され、医療系では4学部体制となり、今まで実施していたIPEをさらに発展。心理学部と外部の神戸市看護大学の連携も予定されています。
今後も栄養学部は、社会の変化に対応した最新の教育環境を整備しながら、時代が求める人材の育成を目指し続けます。
最新の栄養学では、DNAによって体質を解析する手法「ニュートリゲノミクス」の進展とともに、遺伝情報によって、一人ひとりに対して個別の栄養指導を行うことができる時代が到来しようとしています。臨床検査の世界でも、ナノより精密な、ピコやフェムといった単位でのテクノロジーの発達により、さらに検査技術の革新が進むと考えられています。
臨床検査技師に関しては、2015年の関連法改正により、診療の補助として検体採取が可能になるなど、より大きな役割を担うこととなりました。また、現在では、臨床現場における医療のチーム化や、社会における健康志向の高まりによって多角的で多様な視点が必要とされるようになっています。管理栄養士の国家試験に関しても、新しい知識を問われる傾向が顕著となっています。
栄養学部ではこれまで、こうした流れに対応した学習や試験対策を実施し、栄養学の本流として基礎を大事にしつつ、時代にあった学びを提供し続けてきました。
「後世に残る大学にしたい」という、初代学長、森茂樹が描いた理想の姿を追い続けて50年を超えました。この50年間に栄養学部が築いてきた実績をもとに、神戸学院大学および、栄養学部に対しては、一定の評価は得られていると自負しています。これからも、栄養学部が先頭で引っ張る気概で教育力とブランド力を向上させ、「後世に残る大学」を目指していきたいと思っています。
最新の栄養学では、DNAによって体質を解析する手法「ニュートリゲノミクス」の進展とともに、遺伝情報によって、一人ひとりに対して個別の栄養指導を行うことができる時代が到来しようとしています。臨床検査の世界でも、ナノより精密な、ピコやフェムといった単位でのテクノロジーの発達により、さらに検査技術の革新が進むと考えられています。
臨床検査技師に関しては、2015年の関連法改正により、診療の補助として検体採取が可能になるなど、より大きな役割を担うこととなりました。また、現在では、臨床現場における医療のチーム化や、社会における健康志向の高まりによって多角的で多様な視点が必要とされるようになっています。管理栄養士の国家試験に関しても、新しい知識を問われる傾向が顕著となっています。
栄養学部ではこれまで、こうした流れに対応した学習や試験対策を実施し、栄養学の本流として基礎を大事にしつつ、時代にあった学びを提供し続けてきました。
「後世に残る大学にしたい」という、初代学長、森茂樹が描いた理想の姿を追い続けて50年を超えました。この50年間に栄養学部が築いてきた実績をもとに、神戸学院大学および、栄養学部に対しては、一定の評価は得られていると自負しています。これからも、栄養学部が先頭で引っ張る気概で教育力とブランド力を向上させ、「後世に残る大学」を目指していきたいと思っています。