フロントライン
管弦楽団は、その名の通り、フルートやトランペットなどの管楽器と、ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器の2つのパートに打楽器を組み合わせた編成でクラシック音楽を中心に演奏しています。神戸学院大学管弦楽団は、地域に開かれたオーケストラとして、年に1回実施される定期演奏会の開催をはじめ、学内外で幅広い演奏活動を行っています。
要請があれば、地域イベントや福祉・医療施設に出向いて演奏活動を実施するほか、毎年開催される伊川クリーンアップ活動で清掃活動を行うなど、ボランティア活動にも積極的に参加しています。
要請があれば、地域イベントや福祉・医療施設に出向いて演奏活動を実施するほか、毎年開催される伊川クリーンアップ活動で清掃活動を行うなど、ボランティア活動にも積極的に参加しています。
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- 4月:
- 新入生歓迎演奏会
- 7月:
- サマーコンサート
- 9月:
- 合宿
- 11月:
- 定期演奏会
- 12月:
- クリスマスコンサート
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- 部員数:
- 男25名/女33名
- 活動場所:
- 第2文化体育館 第3音楽練習室(有瀬キャンパス)
- 練習日時:
- 18:45~20:30(月・木曜)11:00~16:30(土曜)※原則火・水・金・日曜休
- 顧問:
- 足立公志朗(法学部)
- 音楽監督:
- 松井隆司(法学部)
- 部長:
- 東 淳一(グローバル・コミュニケーション学部)
- Q.なぜ、管弦楽団に入ったのですか?
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1年次の4月、先輩たちから「楽器に触れてみない?」ということで勧誘を受けてそのまま部室へ。全くの初心者でしたが、案外スムーズに音を出せたこともあり、その気になって入部しました。
中学・高校と吹奏楽部で打楽器を担当していました。大学入学後も管弦楽団か吹奏楽部、どちらに入部するか迷っていました。ただ、「人より目立ちたい!」という気持ちが強かったこともあり、より打楽器の存在感が際立つ管弦楽団に入りました。
- Q.最初のお互いの印象は?
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一見おとなしそうに見えますが、話してみると主張や個性が感じられ、今までの管弦楽団にいないタイプだと感じました。何より、打楽器のエキスパートということで、かなりの期待感がありました。
入部当時は寡黙な方だと思っていましたが、須﨑先輩が団長のときに副団長を任されてからはよく会話をするように。団内事務を素早く処理できる、仕事ができる先輩です。
- Q.部活で印象に残っていることは何ですか?
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私の担当はヴァイオリンです。とにかく、経験ゼロから始めたこともあり、演奏経験のある同期や先輩の助けを借りつつ休日返上で猛練習。3年経った今では、主旋律を補佐しながら演奏するセカンドヴァイオリンのパートリーダーを務めるまでになりました。昨年の定期演奏会を聞きに来てくれたOBの方々に「上手くなった」と言われ、これまでの努力が成果に結びついていることを身をもって実感することができました。
大学生になるまでは、「目立ちたい」と思いながら、実際にはその勇気を持てずにいました。中学時代から欠かさず演奏会に来てくれていた母からも、「もっと思い切った演奏をしなさい」と言われ続けていました。そのため、1年次から一人きりでメトロノームと向き合い、試行錯誤しながら練習。その結果、昨年秋の定期演奏会ではイメージ通りの演奏を披露することができました。周りからも評価され、とてもうれしかったです。
- Q.「自分のここが成長した!」と思うことは?
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ヴァイオリンの腕が上がったことはもちろん、団長を経験することで人間的にも成長できたと思います。オーケストラは、全員の音が調和することで成り立っています。そのため、全部員の意見を傾聴しつつ、それぞれの意見を上手にまとめられるよう調整役に徹しました。気を遣う毎日ではありましたが、そうした経験を経て忍耐力が培われました。
副団長に任命されたことで、中学・高校時代より責任感を持って行動できるようになりました。団長の補佐役としての役割をこなすことで、以前より何事も自主的に行えるようになったと思います。
- Q.これからの目標は何ですか?
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社会人になっても市民楽団に所属するなど、今後もずっと演奏を続けたいと考えています。また、団長という役職を経験したことで、むしろ、トップを支えるポジションで力を発揮したいと思うようになりました。それはまさに、今のセカンドヴァイオリンのパートリーダー的な存在。将来、どのような業種に就くことになっても周囲から信頼される人間になりたいと思っています。
現在は、部の財務局長を務めています。運営予算を管理するだけに、責任は重大です。また、3年次からは学芸員資格取得のための授業も本格的に始まります。今まで以上に忙しくなりますが、勉強と部活の両立を目指して頑張りたいと思います。
- Q.メッセージをお願いします
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初心者からでも始められて、しっかりと実力を身につけることができるのが神戸学院大学管弦楽団の魅力。管弦楽は20種類近くの楽器で構成されているため、きっとお気に入りのパートが見つかるはずです。
個性的な部員が多く、和気あいあいとした雰囲気で活動しています。少しでも音楽に興味のある方なら大丈夫。一緒に、楽しく練習しましょう。