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世界で4億人以上の糖尿病患者が待望。神戸学院大学で研究開発中の画期的な薬とは。

神戸学院大学薬学部の、武田真莉子教授。

「薬物送達システム学」という、体内で吸収されにくい/分解されてしまって、薬効が発揮されにくい薬を、必要な時に・必要な場所へ・必要な量を届けられるようにする、薬物送達技術に関する研究開発をしています。

2014年6月、武田教授らが、注射でしか投与できない糖尿病治療薬のインスリンを、飲み薬として使えるようにする新技術を開発したという記事が、日本経済新聞に掲載されました。

厚生労働省が5年に一度推計している「国民健康・栄養調査結果」の2012年版によると、日本には糖尿病が強く疑われる人(糖尿病有病者)は約950万人、糖尿病の可能性を否定できない人(糖尿病予備群)は約1,100万人もいるとされています。糖尿病の治療に欠かせないインスリン注射は、患者にとってストレスが多い方法です。それを「飲み薬」にして解消するという、武田教授らの発見は超ビッグニュース。実用化を待ち望んでいる人が、全世界に4億人以上もいるんです!

現在、研究所や製薬企業と連携しながら、新薬開発が進められています。武田教授をはじめ、神戸学院大学の薬学部には、研究者としても世界の第一線で活躍している先生が多くいます。

また、神戸学院大学の薬学部があるポートアイランドキャンパスには、すぐ近くに、国内最高峰の研究所「独立行政法人 理化学研究所」があります。神戸学院大学では「教育・研究協力に関する協定」を結び、理化学研究所の研究員の方を講師に招いて特別講義を行うなど、産学連携のチャンスが多く用意されています。

世界最先端の医学・薬学に触れることができる神戸学院大学。
薬学を通じての社会貢献が、キミにもできるかもしれません!

 

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