神戸学院大学

ヴィッセル神戸のイニエスタ選手を招き特別行事が本学でありました

2019/11/15

ボランティアの薬学サッカー部
ボランティアの薬学サッカー部
グラウンドの薬学サッカー部員ら
グラウンドの薬学サッカー部員ら

サッカーJ1「ヴィッセル神戸」のアンドレス イニエスタ選手のサッカースタイルや技術、ビジョンを伝え、若手選手を育成するサッカーアカデミー「イニエスタ メソドロジー」のスペシャルイベントが13日、本学ポートアイランドキャンパスで開かれました。本学はイベントに協賛し、会場を提供しました。

参加したのは小学2年~6年生男女約100人と保護者ら。イニエスタ選手を少年のころから知るスペイン人コーチで「テクニカルダイレクター」の肩書を持つファン カルロス氏が「夢を叶えるために大事なこと」と題して講義し、スペインの「FCバルセロナ」主将としても活躍したイニエスタ選手の華やかな経歴と並外れたサッカー技術についてプレーのビデオを見せながら話しました。イニエスタ選手と他の選手との違いは「簡単に難しいことをする。そして誰にも想像のできないような判断ができる」ことだと述べました。

小学生らから質問が相次ぎ、「イニエスタ選手はどんなスポーツでもできるのですか」と聞かれて、カルロスさんは「何でも上手にこなす」と答えました。「プロになるにはどんな練習をすればいいか」との質問には「ものすごく練習する努力をする。学校でもすごく勉強する。親とコーチの言うことを聞く。それに練習を楽しむこと」と答えると、会場が沸きました。

この後、グラウンドに出てイニエスタ選手やカルロス氏も加わってトレーニングや実戦練習がありました。本学の薬学サッカー部の部員11人も小学生の誘導などで裏方として運営をサポートしました。高口侑弥主将(3年次生)は、「大勢の小学生で、大学のグラウンドがにぎやかになるのはうれしいです」と話していました。練習に先立つマスコミ取材では、イニエスタ選手は「イニエスタ メソドロジー」の意義を問われ、「私が日本に来た理由の一つは未来を担う子供たちと一緒にサッカーを楽しむためだった」と述べ、この取り組みを特に重視していることを強調しました。また、具体的に教えることについては、「子供達には頭を上げて周りを見て、味方がどこにいるかを確認することが重要と伝えたい」と話し、練習ではどうしてもボールだけを見てしまう小学生に「頭を上げて」とコーチらと声をかけていました。