神戸学院大学

糟谷准教授が代表を務めるNPO法人が「人間サイズのまちづくり賞」奨励賞を受賞しました

2017/12/21

第19回「人間サイズのまちづくり賞」の表彰式(兵庫県など主催)が21日、県公館であり、総合リハビリテーション学部の糟谷佐紀准教授が代表を務める特定非営利活動法人(NPO法人)」「ユニバーサルサービスアカデミー」がユニバーサルデザイン部門の奨励賞を受賞しました。同アカデミーは、視覚障がい者、聴覚障がい者、身体障がい者らメンバー12人で5年前に設立。店舗や施設で、すべての人が同じサービスを受けることができる社会の実現を目的にしています。具体的には、ホテルなどのサービス産業従事者や、次代を担う大学生らに、障がい者に対する接遇の心得やノウハウを身に付ける研修プログラムを作成したり、障がい者をアドバイザー講師として派遣し、大学で講義するなどしています。

今回の受賞について、糟谷准教授は「障害者差別解消法が昨年施行されたこともあり、今回の受賞を機に活動の場をさらに広めていきたい」と話しています。

人間サイズのまちづくり賞は、県民の参画と協働による「人間サイズのまちづくり」を推進するため、県が平成11年度に創設。安全・安心のまちづくり、環境と共生するまちづくり、魅力と活力あるまちづくり、自立と連携のまちづくりに寄与する優れたまちなみや建築物及び優れた功績のあった団体等を顕彰しています。今年は、まちなみ建築部門、ユニバーサルデザイン部門、花緑部門、まちづくり活動部門に計96件の応募があり、知事賞11件、奨励賞13件が選ばれました。