神戸学院大学

現代社会学部

現代社会学部の松田ゼミが香川県・土庄町との連携事業で小豆島・集中豪雨災害の証言動画を制作しました

2024/04/11

集中豪雨災害について住民の証言を撮影する松田ゼミ生
集中豪雨災害について住民の証言を撮影する松田ゼミ生
被災現場で証言を聞かせてもらう松田ゼミ生
被災現場で証言を聞かせてもらう松田ゼミ生

現代社会学部の松田ヒロ子教授が担当した2023年度3年次生ゼミが香川県・土庄町の域学連携交流事業「とのしょうキャンパス」で、同町の小豆島で半世紀近く前に発生した集中豪雨災害について改めて関心を持ち、被害を受けた住民の皆さんに聞き取り調査して証言を記録した動画を制作しました。動画4本(証言動画3本とスピンオフ動画1本)が4月10日に公開されました。

当時の3年次生10人は前期に事前調査を行い、昨年9月に撮影旅行に行きました。1976(昭和51)年9月に発生したこの集中豪雨は年間総降水量1400ミリに相当する雨がわずか1週間で降り、山崩れなどにより、土庄町史続編(2008年)によると死者6人、建物の全半壊54戸の被害を出しました。

しかしながら、原因と対策をまとめた資料はあるものの被災した住民の証言記録がほぼ残っておらず、地域の災害の経験を記録化するためにゼミ生は地域の協力を得ながら証言を集めて回りました。後期いっぱいかけて撮影した動画を編集し、タイトルを入れるなどして制作しました。

ゼミ生の取り組みについては「とのしょうキャンパス」ホームページ(こちら)に詳細が書かれています。動画も同じページから視聴できます。