ヴィッセル神戸 パートナーシップ事業

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ヴィッセル神戸(楽天ヴィッセル神戸株式会社)でインターンシップを行いました

実施詳細

日時 2017年8月7日~8月22日、9月6日~9月19日
場所 楽天ヴィッセル株式会社(ヴィッセル神戸)
実習人数 神戸学院大学 3年次生8人(各期間4人ずつ)
趣旨

インターンシップの様子

神戸学院大学とプロサッカーチームヴィッセル神戸は2005年にパートナーシップを締結。スポーツ振興、教育・研究活動を通じて、学生の豊かな人間性を高め、良識ある人間形成の育成と地域活性化を図るため、共同でさまざまな事業を実施しています。インターンシップもパートナーシップ事業の一環として、学生が実際にプロスポーツの現場に行き、働くことに対する理解を深め、多くのことを学んで欲しいという想いで実現しています。

内容 地域密着の地道な活動からホームゲームの運営活動まで、様々なJリーグ・ヴィッセル神戸の仕事を体験する。

事前レポート

インターンシップを行う際に「何のため」の業務なのかを意識づけて取り組めるようにする為、事前にホームゲーム観戦を行った後、スポーツビジネスやヴィッセル神戸について学ぶレポート課題に取り組みました。8人が取り組んだ課題の一部を紹介します。

課題1

ヴィッセル神戸は下記のステークホルダー①~④から何を得て、またヴィッセル神戸がステークホルダーに何を提供しているのか、観戦を通して分かったことを【 】内に書き、それぞれについて述べよ。

①スポンサー企業

ヴィッセル神戸は、【 資金 】を受け取り、【 広告宣伝 】を提供している

ヴィッセル神戸は資金を受け取り、試合中の電光掲示板やパンフレット、スタジアム内の一部にブースを設置したりして広告宣伝する場を提供しています。ヴィッセル神戸にはスポンサーだけでも様々な種類があり、試合を観戦するだけでも多くの企業が試合開始直前に紹介されるので、多種多様な企業から支えられていると感じました。

原田 [経営学部3年次生]

ヴィッセル神戸は、【 お金 】を受け取り、【 企業宣伝 】を提供している

スポンサー企業からお金を受け取っていて、ヴィッセル神戸はスポンサー企業に企業宣伝を提供していると感じました。スポンサー企業の名前がスタジアムや選手のユニフォームなどに入っていました。

井口 [人文学部3年次生]

②来場者

ヴィッセル神戸は、【 サポーターの応援 】を受け取り、【 勝利の喜び 】を提供している

ヴィッセル神戸は、試合に勝つか負けるかの世界で戦っています。来場者に、一生懸命で前向きな姿を見せることで、見る人に感動を与え、そして勝つことで喜びも与えることができるのではないでしょうか。また選手も試合を見に来てくれたサポーターがいてくれることで、頑張れると思います。それにより、クラブの向上や地域の活性化につながり、そして神戸が盛り上がるのだと思います。

札場 [法学部3年次生]

ヴィッセル神戸は、【 観戦チケット代、グッズ売り上げ、サポーターの応援 】を受け取り、【 満足感・思い出 】を提供している

ヴィッセル神戸にとって観戦チケット代やグッズ売り上げは重要な収入源であり、より多くの観戦チケットを売るために多額の費用をかけてスタジアムを改修し観客入場数を増やそうとしています。観客は試合を観るためだけではなく、好きなクラブのユニフォームを着て、好きなクラブを応援します。サポーターの応援は選手の士気やチームの勝敗に大きく関わりますし、チームが勝てばサポーターにとって最高の思い出になります。チケット代やチームの勝敗にとってサポーターは重要な存在で、逆にサポーターにとってチケットの値段設定やチームの勝敗は満足感を得るために重要で、それぞれがもたらす効果がお互いに作用しあって成り立っています。どちらかが欠けてしまえばもう片方も崩れてしまいます。

福島 [経済学部3年次生]

③地域

ヴィッセル神戸は、【 支援 】を受け取り、【 地域貢献 】を提供している

ヴィッセル神戸はホームタウンである地域の方々に愛され、試合だけにかかわらずたくさんの面でチームのサポートを受けています。そして、ホームタウンはヴィッセル神戸がある街として知名度も高くなり集客にも繋がり、さまざまなイベントを通して交流が深まりお互いにとっていい関係を築くことができます。

片桐 [現代社会学部3年次生]

ヴィッセル神戸は、【 サポート 】を受け取り、【 地域貢献 】を提供している

ヴィッセル神戸は、地域の人たちの理解の上でチームが成り立っています。その代わりにサッカーを通して地域への貢献を果たしています。その方法として、小学校を訪問して子供たちへの授業を実施したり、親子サッカーという企画を行っています。

山田 [法学部3年次生]

④ホームゲーム 運営スタッフ

ヴィッセル神戸は、【 スムーズに問題なく進むように工夫された試合運営 】を受け取り、【 将来の夢のための経験、ヴィッセルの一員として関われるという喜び 】を提供している

ヴィッセル神戸に限らず、運営スタッフやボランティアの協力なしには、特にホームゲームの試合運営は円滑に行えないと感じました。ホームゲームはやはりアウェイゲームと違って、選手や監督などのモチベーションは違い、その大切なホームゲームでより良いモチベーション、気持ちで戦えるようにこのような試合運営が大切だなと思いました。チケットもぎりからパンフレット配布、席の案内、売店販売、警備など初めてスタジアムで観戦する方たちも、こうした小さいことから案内、教えてもらいたいと思っているはずです。だから、ボランティアスタッフなどの協力なしには円滑な試合運営ができないと思いました。

三浦 [法学部3年次生]

ヴィッセル神戸は、【 最高のスタジアム・環境 】を受け取り、【 勝利 】を提供している

ホームゲームの運営スタッフは、素晴らしい試合環境と、最高の雰囲気のスタジアムを作り上げています。最高の環境をスタッフが裏方として作り上げてこそ、選手の士気が高まり、最高の試合が生まれます。そして選手達はチームに勝利をもたらす為プレーすることができます。だからこそ運営スタッフはチームにとって必要不可欠な存在なのです。

八木 [人文学部3年次生]

課題2

あなたもヴィッセル神戸にとって1つのステークホルダーです。これまで大学生活で経験したことを具体例に挙げながら、あなたが1スタッフとして自身のどのような働きかけで、何をヴィッセル神戸に提供出来るかを述べよ。

私は現在、授業でスポーツマーケティングを受講しています。その中で、プロサッカーが顧客にもたらす便益は試合の観戦だけではなく、観客であるファンがもたらす楽しみや興奮、社交、誇りといった様々な経験価値であることを学びました。そこで私自身、試合の結果を動かすことはできませんが、観客の方の楽しみや興奮を高めることはできると思うので、笑顔で観客の方と接することによって試合経験を良いものとし、結果的に観客の試合参加の度合いを高め、選手のパフォーマンス向上につながり、観客の方がまた来たいと思ってもらえるようにしたいです。

原田 [経営学部3年次生]

私は今、体育会サッカー部に所属しており、日々練習を頑張っています。練習でできないことは試合で発揮することはそう簡単ではないとよくコーチ、監督に言われます。だから、私は試合で得た反省点を積極的に自分で何かと問い、改めて練習に取り組むように努力しています。そして、体育会サッカー部に入って、本当にいろんな人と出会い、いろんな人から大変良いお話を聞かせてもらい、とてもいい経験ができていると実感しています。今回のインターンシップでは、今まで自分が経験してきたことを存分に発揮して、学生ならではの視点で意見などを言っていければいいなと思っています。そして、また今回の経験でさまざまな人と出会うと思います。そこでまた自分が一つでもレベルアップできるように一生懸命頑張りたいです。

三浦 [法学部3年次生]

事後感想文

井口[人文学部3年次生]

私はサッカークラブに興味があり、インターンシップに参加しました。その中でこの10日間は充実したものでした。クラブの試合運営や地域活動、PR活動など多くの体験をすることができました。その体験の中で社員の方たちが常に「顧客目線」を考えて取り組んでいて、「顧客目線」で考えることの大切さを学びました。私もこの考えは大切だと思うと同時に、社会に出てから必要とされる大切な考え方だと思いました。この考え方を今後に生かしていけるように取り組んでいきたいと思いました。

原田[経営学部3年次生]

私がヴィッセル神戸のインターンシップで学んだことは、地道な努力が実を結ぶということです。インターンシップの体験内容として、招待チケットの作成やフラッグプロジェクト営業など様々な経験をさせていただきました。そこで招待チケットを配ることにより、ヴィッセル神戸のファンを確実に増やしていこうという思いや、フラッグプロジェクト営業は、企業や地域に応援し愛されるクラブにしたいというクラブスタッフの方々の思いや努力が、年々ヴィッセル神戸ファンを増やし、平均入場者数を増加している要因であると感じました。このインターンシップで大変だったことは、試合当日の運営です。私たちが運営をさせていただいた試合は、ユニバー記念競技場で開催され、さらに台風接近という条件の中試合運営を経験させていただきました。そのため事前準備では、あらゆる状況を想定しながら準備を行い、当日は変化する条件の中での対応力が求められました。限られた状況でも、観客の方々に楽しく試合を観戦してもらうために動くという難しさを感じました。

札場[法学部3年次生]

インターン実習で大変だったことは、来場者を増やすために色々な取り組みをしたことです。まずセンター街でうちわ配りや、ポスター貼りをしました。そうすることでもっとヴィッセル神戸を知ってもらい、来場者やファンを増やします。私は学生ではできない貴重な経験をさせていただきました。こういった経験を社会人になったときに、活かしていきたいです。

山田[法学部3年次生]

私はこのインターンシップで何事も事前準備が大切だと思いました。試合の準備などからチケット作り、ポスター貼りなどヴィッセル神戸の試合が成り立つまでにいろいろな人が動き作業していることを知りました。また、その作業を手伝うことができて、地道な作業から大掛かりの作業までひとつひとつ丁寧にし、試合を見に来る人たちのために事前準備をしっかりとして喜んでもらえるように作業することができました。ヴィッセル神戸をどうしたらいろいろな人に知ってもらえるか、好きになってくれるかをもっとこれからも考えていきたいと思っています。

福島[経済学部3年次生]

観戦チケット一枚一枚にハンコを押したり、何千通ものチラシを封筒に入れてノリ付けしたりと、気の遠くなるような単純作業があり、とても大変でした。しかし、少しの工夫で効率が格段に上がり、予定時刻よりも早く作業が終わるなど、単純作業だからこそ工夫が必要だと学びました。試合運営の業務など、普段携われないようなことを間近で体験できたことは、このインターンシップに参加して良かったと思う大きな理由の一つです。

片桐[現代社会学部3年次生]

10日間を通して様々な部署の方から各業務の説明をして頂いて、そのお手伝いをさせて頂きました。何千ものチケット一枚一枚に判子を押したり、手紙を封入するなど、このような業務も社員さんが準備するのだと驚くことが多く、選手のような華やかな仕事はもちろん、裏方の仕事の重要さを実感しました。私が普段見に行くサッカーの試合の至る所で社員さんの見えない努力が存在していることに気づきました。また、試合日は普段絶対見ることができないようなスタジアムの運営側のお仕事を拝見することができて本当に貴重な経験になりました。

三浦[法学部3年次生]

私は今回、将来こういった仕事に就きたいと思い、インターンシップに応募し、参加させていただきました。私が10日間という短い間で一番いい体験ができたと思っているのは、実際に企業先に行かせていただき、企画を紹介するという営業体験です。営業体験では、楽天ヴィッセル神戸の一員として、神戸学院大学附属高校に行き、チームフラッグプロジェクトという企画を紹介しました。ちなみにチームフラッグプロジェクトというのは、ヴィッセル神戸がJ2リーグにいたときに始まった企画で、チームのフラッグをスタジアムで振って、選手、チームを後押ししようものです。そこで、チームのフラッグを振る際にフラッグに企業名ものせることできるという内容も一緒に紹介しました。実際に営業体験を終えて、営業時のマナー、礼儀など営業活動で気を付けなければいけないこと、工夫しないといけないところなどたくさんのことを学ぶことができ、本当に貴重な体験ができました。この体験を将来につなげたいと思います。

八木[人文学部3年次生]

今回のインターンシップでは、Jリーグのクラブがどのように運営されているのか、運営していく為にどういった仕事があるのかを学ぶことができたと感じています。小学生の頃からサッカーしかしてこなかったような私には、Jリーグクラブで働くことは夢のようなものです。その憧れを体験させて頂いたことと、学生と社会人の違いというものを学ばせて頂いたことはとても大きな収穫になったと思います。選手の活躍の裏側にこんな見えない努力があったのか、と驚きました。それを知り、体感したことでさらにヴィッセル神戸が好きになりました。

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