ヴィッセル神戸 パートナーシップ事業

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特別セミナー「ヴィッセル神戸の技あり寮ごはん!」を実施しました

実施詳細

日時 2015年10月7日(講義)、21日・28日(調理実習)
場所 神戸学院大学 有瀬キャンパス
実習人数 神戸学院大学 栄養学部生 19名
趣旨

村野明子さんと特別セミナー受講の栄養学部生

神戸学院大学とプロサッカーチームヴィッセル神戸は2005年よりパートナーシップを締結しており、スポーツ振興、教育・研究活動を通じて、学生の豊かな人間性を高め、良識ある人間形成の育成と地域活性化を図るため、共同でさまざまな事業を実施しています。今年で二年目となる村野氏による特別セミナー「ヴィッセル神戸の技あり寮ごはん!~健康&サポートキッチンをのぞいてみよう~」のセミナーを、講義1回・調理実習2回の計3回のシリーズで実施しました。本学の栄養学部1~4年次生19名が、4班に分かれて行った調理実習の様子をご紹介します。

10/21(水) 調理実習①〈からあげのワンプレートご飯〉

鶏の唐揚げがメインのワンプレートご飯を作りました。から揚げ作りでは、鶏肉の中にQ・B・Bチーズ(ブラックペッパー)を入れて丸める、周りにひじきを付けて揚げるなど、栄養を取ることが出来て美味しい調理方法を教えて頂きました。また枝豆ご飯作りでは、こぶ茶を入れて炊飯するなど、アイデア溢れる味付け方法に学生は驚いていました。さらにケチャップやキムチの素など、さまざまな調味料の中から自分の好きなものを選び、唐揚げに合うオリジナルソース作りにも取り組みました。

左:から揚げ、レタスとズッキーニのサラダ、
里芋と竹輪の煮物
右下:野菜たっぷり豚汁  右上:枝豆ごはん

好きな調味料を使ってオリジナルソース作りをする学生たち

10/28(水) 調理実習②〈ハンバーグのワンプレートご飯〉

ハンバーグがメインのワンプレートご飯を作りました。山椒や赤味噌など何を隠し味でいれるか、どのように成形するか、温玉や目玉焼きなど卵を使ったトッピング方法など、各工程でどのようなハンバーグを作りたいか相談しながら調理を進めていきました。また100%オレンジジュース、カレー粉、レモン、ひじきなど、複数の調味料を使いハンバーグに合うオリジナルソース作りも挑戦しました。2日間の実習を通して、美味しい出汁の取り方、牡蠣を大根おろしできれいに洗う方法、ハンバーグは良くこねた方が美味しいなど、さまざまな料理のワンポイントアドバイスを、実践を通して学ぶことが出来ました。

中央:ハンバーグ(オリジナルソース)、
トマトとブロッコリーのサラダ、
ホタテ缶とカニ缶クリームチーズのカナッペ
左:牡蠣ごはん  右:具たくさんポトフ

ハンバーグの上に乗せる目玉焼きを作る様子

①村野さんの講義を受けて、印象に残ったことや学びはどのようなことでしたか?

  • 一番印象に残っている事は5色の栄養素の話です。赤、黄色、緑の3色の栄養素は普段の料理にも取り入れていましたが、そこにカルシウムの白とミネラルの黒を入れることにより、簡単に栄養バランスが良くなるので、これから実践したいと思いました。

    [4年次生 清水 優]

  • 選手寮で食べる料理はみんな同じだけど、一人一人の意見や体の状態を聞いて少し違ったアレンジをしていると聞き、選手達の事を思っているからこそ、その場で料理が思い浮かび、美味しい料理が出来るのだなと思いました。

    [2年次生 中塚 桃子]

  • 村野さんの講義を受けて、今まであまり興味を持ったことがなかったスポーツ栄養士という仕事がどのようなことをする仕事か分かりました。興味を持つことができ、進路の幅が広がったので良かったと思いました。

    [1年次生 中島 華穂]

②村野さんの調理実習を受けて、印象に残ったことや学びはどのようなことでしたか?

  • 一日目のメインの唐揚げは、中にチーズを入れる、衣にひじきを入れてまぶすなどの発想が今までになく、とても面白かったです。二日目のメインのハンバーグは村野さんの提案で塩だれ、ひじき、レモンを使ったソース作りを行い、どんな味になるのか想像出来ませんでしたが、食べてみるととても美味しくて驚きました。

    [2年次生 田中 美奈]

  • 鶏の唐揚げの衣に、ひじきを使うというアイデアは、ミネラル分を補う方法として素晴らしいと思いました。私にとってあまり食べる機会のなかった食材であるひじきを、新しい方法で摂るということに興味が湧きました。

    [3年次生 齋藤 雄大]

  • 印象に残っている事は、「自分がやりたいように、自分らしさを出して作ってください」と言われた事です。周りに流されるのではなく、自分がやりたいように料理する事で、同じ唐揚げやハンバーグでも一人一人違った味の料理が出来て、改めて料理の楽しさを感じました。

    [2年次生 余田 有里]

  • から揚げを作るときにオリジナルソースを作りましたが、自分の思う味に仕上げるのは難しくて、料理はやっぱり経験が大事だと思いました。それから「お味噌汁をおいしく作りたい」という願いを覚えていてくださり、実習で作ることが出来て嬉しかったです。

    [2年次生 眞砂ゆきな]

③今後このセミナーで学んだことを、どう活かしていきたいと思いますか

セミナー講師の村野氏(左)と
ハンバーグを成形する栄養学部生

  • 村野さんは「家庭にある調味料」に目を向けて、いろいろな味付けをされています。それを見て私も自分の頭に浮かぶアイデアをどんどん作って実践して、料理の経験を増やしていきたいと思いました。

    [4年次生 道用 奈々子]

  • サラダ一つにしても、ただ野菜を盛ってドレッシングをかけるだけではなく、わかめや旬の食材を足す、ドレッシングを自分で工夫し作るなど、作る人も食べる人も楽しめる料理を作る為に活かしていきたいです。

    [1年次生 神崎 朋加]

  • 「ハンバーグと言えばデミグラスソース」というような固定概念にとらわれずに、いろんな食材をうまく組み合わせ、5色の栄養素が取れる料理を作って行きたいと思います。

    [2年次生 大村 珠美]

  • 自分でご飯を作る際に、一般的な材料の使い方や味付けにとらわれずに、いろいろな視点で考えて自分なりの料理が作れるようになりたいです。

    [2年次生 大橋 弘和]

文責:社会連携グループ

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