VS.浦和レッズ(J1リーグ第5節)
観戦試合
日時 | 2014年3月29日(土)19:00 kick off |
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対戦 | 浦和レッズ(J1リーグ第5節) |
会場 | ノエビアスタジアム神戸 |
結果 | ○3-1 |
観客 | 12,174人 |
試合レポート
ボールを持つスタイルの浦和に対して、前からプレッシャーをかけてボールを奪おうとするスタイルの神戸。「行くところ、行かないところをはっきりできなかった」とDF相馬がインタビューで言っていたように、試合の立ち上がりは浦和にボールを簡単にまわされ、主導権を握られます。浦和攻撃陣が、主にサイド攻撃で神戸ゴールに襲いかかり、35分には浦和MF宇賀神が上げたクロスをMF梅崎に決められ、先制を許して前半を終えます。
後半、神戸は前半より高い位置で浦和にプレッシャーをかけると、神戸が徐々に主導権を握り始めます。そして60分、FWペドロジュニオールがボールを奪いそのままゴール。同点に追いつくと、さらに攻勢にでた神戸は78分、相手のミスからボールを奪ってペドロジュニオールが再びゴール。攻めにでる浦和に対し、神戸はDF河本らを投入して逃げ切りをはかりました。91分にはFWマルキーニョスが「ミスを狙っていた」というように、一瞬の隙をつきダメ押しゴールを奪ったところで試合は終了。マンオブザマッチには、ペドロジュニオールが選ばれました。
試合観戦記
選手をねぎらう安達監督
僕は今シーズン、ホームでの試合に全部行っていますが(6月2日現在)、今季のホーム戦でベストゲームだったと思います。なぜなら、上位チームに先制されながらも、追いつくだけでなく逆転、そしてダメ押し点をとることもできたからです。また、神戸は今シーズンから本格的にパスサッカーに取り組みはじめました。現に、この試合では浦和相手に細かくボールをつなぎ、ゴールに迫っていました。しかし、実際にゴールを奪ったシーンは、昨シーズンまでの主な戦術「カウンター」(相手ゴールに近い位置からボールを奪い、素早くゴールを奪うこと)でした。
この勝利は、昨シーズンまでのカウンター主体のサッカーでも点を奪え、今シーズンから取り組みはじめたパスサッカーでもゴールに迫れるという、自信のついた試合でもあったと思います。
コラム(サポーター応援編)
サポーターの前に整列する選手たち
応援は、ゴール裏を中心に行われます。そこでは隣の人と肩を組み合い、飛び跳ねて試合を応援します。ヴィッセル神戸では、試合開始前などにこういった応援をすることで、スタンドの一体感を出そうとしています。そして、勝利試合終了後に行われるのが右の写真。サポーターがスタンドで肩を組み、選手はピッチで肩を組み、一緒になって神戸賛歌を歌います。これは、ノエビアスタジアムでは当たり前の光景となっており、この光景を見たいため、サポーターは大声を出して選手を応援しています。
試合レポート・試合観戦記・コラム文責:学生サポーター 竹谷拓真(経済学部 3年次生)