CAMPUS Vol.183


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3NO.1832016.9きっかけはローリングストック実践版コラボ弁当 ローリングストック法とは、レトルト食品や缶詰など各家庭で常備している食材を、食べては買い足す形で更新し、災害時に備えて備蓄する方法。乾パンなどの非常食が消費期限切れになって廃棄されがちなことを考えると、無駄が防げ、誰にでも取り組みやすく、しかも被災時に好みに合う食べ慣れたものが食べられるという利点があります。 昨秋、大丸梅田店の地下総菜売り場とコラボして、ローリングストックの実践版としてハムを使ったロコモコ丼の弁当を作ったところとても好評で、この経験に励まされて今回チャレンジプロジェクトに応募しました。ぜひ覚えて!手軽な非常食蓄積方法と被災時に便利な調理法 プロジェクトの目的は3つ。①ローリングストック法を広めること、②ライフラインが途絶した時に使える、ポリ袋に食材を入れて袋ごとゆでる調理法を提案すること、③栄養学部の学生であることを生かし、塩分が多くなりがちな保存食材を減塩して食べるメニューを作り提案することです。秋までに10品くらいのメニューを作って、A5版のリーフレットにして出すほか、グランフロント大100円ショップなどで売っている高エチレンポリ袋で簡単に出来ますので、ぜひ私たちのメニューをお試しください。防災系栄養女子★「もしも」に「いつも」備えよう!∼HOWTOUSEローリングストック∼●2016年度採択プロジェクト評価コメントグループ名企 画 名評 価 コ メ ン ト栄養学部 地域食育推進プロジェクト親子お弁当ラリー 地域の小学生・保護者が、スタンプラリー形式でエネルギー摂取量や栄養バランスについて学ぶことができる企画。比較的低予算で、栄養学部生と地域の小学生・保護者が、交流しつつ、楽しく勉強できる企画が評価された。近隣の小学生をたくさん動員して欲しい。農園∼ENJOYLIFE∼野菜を食べようプロジェクト 野菜を食べることの大切さを学内外で伝える企画。野菜摂取等に関するデータを押さえた上で課題を分析し、栄養学部と農園サークルがコラボすることで、二者の知識を活用した解決策を提案したことが評価された。学内食堂施設とのコラボレーションにも期待したい。GC留学生出前で国際交流 グローバル・コミュニケーション学部日本語コースの留学生が、近隣の小学校・中学校で、自国のことを紹介する出前授業を行う企画。低予算で実行できる上、関連部署の協力も得られており、その計画性が評価された。しっかりと自国の魅力を伝えることで、子どもたちの国際化意識を高めて欲しい。SEAGULLRESCUE防災フィールド実践セミナー 2年連続で本プロジェクトに採択。昨年度の課題として、災害時のリアルな体験が不足していたと分析し、コンテンツをより実践的なものに変更。課題のとらえ方、具体的な解決方法が評価された。より多くの子どもたちが体験できるよう、高い動員数を目指して欲しい。防災系栄養女子★「もしも」に「いつも」備えよう!∼HOWTOUSEローリングストック∼ 非常食を美味しく食べることができるメニューを開発することで、食材を使いながら備蓄する「ローリングストック法」の普及活動を行う。防災に栄養学部の知恵を吹き込んだ企画が評価された。早めにレシピを開発し、様々な人にレシピを伝えていって欲しい。神戸学院大学舞獅團獅子舞を通じた地域交流、高大連携プロジェクト グローバル・コミュニケーション学部中国語コース中心で構成される団体が、中国獅子舞の技術を身に付け、神戸市内の中国の春節祭イベントへの参加を目指す。大学の名前をつけて、地域社会に積極的に飛び出そうとする企画が評価された。大学名が入った獅子が様々な場所で舞うことを期待したい。阪などで展示活動をする予定です。オープンキャンパスでは、ポリ袋を使う調理法でプリンを作って高校生や保護者の方々に試食してもらいました。 大規模地震発生が懸念される今日、防災の重要度が増しています。ローリングストック法、ポリ袋調理法などのアイディアを知れば、より多くの方に手軽に防災の備えをしてもらえるので、頑張っていきます。栄養学部栄養学科4年次生橘田 菜津花さん(左) 家本 綾さん(右)▶大根とさんまの煮物で す。さんまの塩焼きの 缶詰を使用しています。◀ポリ袋で調理した 親子丼です。▲オープンキャンパスの様子


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