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学生トーク ウィズコロナのキャンパスライフ

伊達 才貴さん
コロナ禍によって、どんな変化がありましたか? 大変だったことや苦労されたことなどを教えてください。

伊達:大きく変わったのは、対面からオンラインになったことです。授業もそうですが、4年次なので就活にも影響がありました。キャリアセンターなどで対面の支援が受けられない中、自分で情報を集めることがカギになりました。オンライン面接に関して、参考にできる書籍も少なかったので、自分で数をこなして練習していくのがとても大変でした。

小野:オンライン授業も、座学はまだ良かったのですが、実習や実験までそうなったのが残念でした。先生が調理や実験をされているのを、ただ見て考察を書くのはもどかしかったです。現場実習も私の実習先は受入中止になってしまい、つらかったです。

小西 裕巨さん(左)と小野 留実さん

小西:僕の場合、神戸学院大学なら役立つ資格がたくさん取れるなと考えて進学したので、1年次から計画的に資格取得してきたのですが、コロナ禍で講座が受けられなくなり、何度も予定を組み直したのが大変でした。対面ならわからないところはすぐ先生に聞けましたが、オンライン受講だと質問もしづらくて苦労しました。

荒木:私は2020年4月に就職をしましたが、新型コロナの影響で入社式が中止になり、出社もできないままでした。また、配属先が希望していた関西ではなく関東になり、結局もう一度、進路を考え直して神戸学院大学の大学院へ進学しようと決め、そこから受験勉強をすることに。大学時代の友人たちは就職し、縁遠くなっていくなか、人とのつながりを保ち続けることの大切さを改めて感じる期間になりました。

荒木 千尋さん

小西:友だちと自由に会えないのは本当につらかったです。プライベートで遊びに行くこともできず、大学でも会えない状況だったので、寂しかったです。対面授業が再開し、みんなと会えたときは、心からうれしかったのを覚えています。

小野:私は正直、オンライン授業になってから、勉強する意欲が低下してしまい、対面授業が始まってからようやく持ち直した感じです。アルバイトは、時短営業で働ける時間が短くなったことで収入が減ってしまいました。独り暮らしだから生活はとても苦しかったです。

伊達:僕も独り暮らしなので、ファミリーレストランでのアルバイトの収入が減ったのは厳しかったです。友人のなかにも、実家に帰りたくても帰れなかったり、図書館など大学の施設をこれまでのように利用できなかったり、困っている人がいました。

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