産学連携における神戸学院大学の役割フロントライン

神戸学院大学の産学連携『最前線』

産学連携における神戸学院大学の役割 主に医療系学部生を対象に専門の研究施設を設立するなど社会に貢献する人材を育成

神戸学院大学では地域貢献を掲げ、大学の知財を積極的に社会に還元するため、さまざまな研究施設を運営しています。2013年4月より、新たに「ロコモーションバイオロジー教育研究センター」を有瀬キャンパスに開設。更なる研究の推進と、医療分野で社会に貢献する人材の育成を目指します。

ロコモーションバイオロジー教育研究センター Research Center for Locomotion Biology(RECLO/リクロ)

総合リハビリテーション学部ほか医療系学部の研究と人材育成の拠点に

研究の推進と次代の医療人養成を目指して

「ロコモーションバイオロジー教育研究センター(以下、RECLOと表記)」は、専門的な研究の更なる推進を図るとともに、それらの研究内容を人材育成に直結させることを目的に設立されました。リハビリテーション分野で必要なロコモーション(移動・歩行力)と、バイオロジー(生物学)の観点から研究を行います。RECLOは、主に薬学部・栄養学部・総合リハビリテーション学部の研究者や学生・大学院生を対象に研究の深化を図る場を提供するとともに、将来理学療法士や薬剤師など、専門職を目指す学生の医療人養成機関としての役割も担います。

科学への興味は「サイエンスカフェ」から

RECLOでは今後、栄養学部の水品善之准教授あるいは薬学部の福島昭二教授らの協力のもと、医療系の3学部を中心に連携を密にし、研究の充実を図っていく予定です。また、一般の学生に科学に対する興味を持ってもらうことを目的に、センター内で「サイエンスカフェ」と題した講座を随時開催する予定となっています。

遺伝子の塩基配列の解析結果を鮮明なモニター画面で見ることができる「次世代DNAシークエンサー」。操作しているのは、カメルーンからの留学生、ニバ・エマ(Niba Emma)研究員
動画モニターで生きた細胞を24時間体制で観察することができる、最新鋭の細胞培養観察装置。RECLOでは、「次世代DNAシークエンサー」とともに最新設備を完備
科学初心者には、入門編となる講座「サイエンスカフェ」を開催し、科学をより身近なものに
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