学長挨拶

社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム

　「障害高齢者・障害者を支える人材の資質・意欲向上を目的とした社会人の学び直し事業」を文部科学省に申請しましたところ、当省の進める「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の委託事業に決定しました。全国の高等専門学校・短期大学・大学校の中から120校がこのプログラムの委託事業に決定しました。このことは本学総合リハビリテーション学部の教授陣の充実した構成とカリキュラムの内容が高く評価されたものであると考えております。この事業において１）高齢者介護を支える人材の資質・意欲向上研修コース（20名　１年間）と２）障害者の就労促進と就労場所提供者養成研修コース（10名　１年間）の２コースを実施します。
　今、日本社会では、いろいろな分野において格差が大きな問題として噴出してきております。目に見えるハード面のバリアフリーだけではなく、社会の構成員が安心して豊かに暮らせる社会を構築するためソフト面でのバリアフリーを実現していかなければなりません。その面からも本学総合リハビリテーション学部の存在意義は大きいと確信しております。
　本事業を通じて大学教育の質の向上を図ると同時に、大学の持てる力を地域社会への貢献に役立てていきたいと考えております。
　皆様方に本学総合リハビリテーション学部をご理解していただき、このプログラムを積極的に活用していただくことを念願しております。