学部長挨拶
ようこそ、神戸学院大学「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム−障害高齢者・障害者を支える人材の資質・意欲向上を目的とした社会人の学び直し事業−」のページをお開きくださいました。
総合リハビリテーション学部
学部長 古川 宏
「文部科学省委託事業 社会人の学び直しニーズ対応 教育推進プログラム」は生涯学習の一環として社会人を対象に、再就職やキャリアアップを目指す1年間の教育プログラムです。研修コースは2コースあります。@高齢者ケアにリーダーシップをもって関わろうとする人を対象の「高齢者介護を支える人材の資質・意欲向上研修コース」、A障害者の就労促進や生活支援に関わろうとする人を対象の「障害者の就労促進と就労場所提供者育成研修コース」です。本年度の受講生は45名の方に受講を許可いたしました。
受講生の方々は、永年にわたりそれぞれの現場で日々実践を行い、知識・技術が豊富で職場のリーダーとして指導的な立場で仕事をしている方々ばかりです。現場のノウハウをもとに大学の先生方の知識と経験知を講義、演習および実習で吸収し、また地に着いた討論してください。少人数の授業は大学院に匹敵するレベルだと思います。また、日頃の実践では経験することができない分野の知識・技術の学習で視野を広めて新しい視点を加えてください。
授業によっては神戸学院大学の学部生と一緒に受講する科目があります。新聞に報じられているように現代の学生は授業出席率は良いのですが受講態度が受け身で積極的な発言が少ない傾向があります。是非、能動的な受講態度、発言を学生たちに見せることによって本当の学びの手本になっていただきたいと思います。
最後に、学び直しの受講を機に学問の面白さを習得してさらに機会があれば大学院に進学するきっかけになったら望外の喜びです。神戸学院大学総合リハビリテーション研究科は社会人も学べるように夜間と土曜日の授業と修士論文作成で2年後に修士の学位が得られる課程になっております。第1期生の中に仕事をしながら大学院に進学した方がいます。
皆様も健康に留意して楽しい大学生生活をおくることを祈念いたします。