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総合インフォメーション

  • 2011/04/30  (総合)
    【東日本大震災の被災地はいま・・・】神戸学院大学と東北福祉大学の学生たちが連携し被災地ボランティア活動を実施!
2011年4月22日、東日本大震災の被災地、宮城県名取市立館腰小学校の避難所において社会貢献活動支援士をめざす学生たちが「ボランティア活動」を行いました。

この避難所には津波により家屋を流失するなどの大きな被害を受けた名取市閖上地区の住民180人ほどが生活を続けています。当日は神戸学院大学防災・社会貢献ユニットと東北福祉大学社会貢献学コースの学生21名が、わた菓子やポップコーン、お茶出しのボランティア活動を行いました。

 

 
名取市立館腰小学校 避難所


避難所で生活するお年寄りや児童たちの心のケアを目的に、名取市災害ボランティアセンターの我妻センター長の案内を受けながらボランティア活動に参加した学生たちは、避難所前のテントで発電機を使い、わた菓子とポップコーンマシーンをセット、さらにお茶出しの準備を行いました。


 
わた菓子とポップコーンに喜ぶ児童たち


避難所前のテントには、学校から避難所に戻った児童たちが次から次と訪れて、学生達が作るポップコーンやわた菓子を手に笑顔を浮かべていました。時間が経つにつれ、児童たちは学生たちと一緒にグラウンドを駆け回るなど、打ち溶けて大喜びでした。また、学生たちが年配の方々と交流ができる機会ともなり、被災地の避難所で暮らす人たちにとっては、心癒される一日となったようです。

今回の活動は、神戸学院大学と東北福祉大学の学生同士の情報交換の場ともなり、交流を図りながらボランティア活動の輪を広げることができました。ボランティア活動を終えて避難所を後にする際、学生たちが乗った車に向かって、児童たちや避難所の方々がいつまでも手を振って見送ってくれた姿に、学生たちは感慨深く、被災地支援の大切さを強く感じていました。


 
神戸学院大学と東北福祉大学の学生たち


このボランティア活動に参加した学生は「避難所で暮らす人たちへお茶を提供しながら話をしたり、子どもたちの喜ぶ笑顔をみて支援活動の大切さを感じた。」という感想を話していました。神戸と仙台で互いに社会貢献活動支援士の資格取得をめざす学生たちは、今後も被災地支援など積極的な社会貢献活動を行いたいと決意を新たにしていました。