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総合インフォメーション

  • 2011/04/22  (総合)
    2011年4月1日大学新聞「社会貢献学会を設立 TKK3大学連携プロジェクト」
2011年4月1日大学新聞18面にTKKプロジェクトが中心となり立ち上げた社会貢献学会、社会貢献活動支援士について掲載いただきました。(以下、転載) 

 各校の頭文字を取った「TKK3大学連携プロジェクト」で連携する大学-東北福祉大学(仙台市)、工学院大学(東京都新宿区)、神戸学院大学(神戸市)が、「社会貢献学会」を創設した。「社会貢献活動支援士(SSASS)」の独自資格を設け、災害やボランティアの現場で活躍できる人材の育成を目指している。
 同プロジェクトは、各大学の強みを生かした共同での防災・減災教育や、広域的な連携による被災時の相互援助を行っており、各大学を拠点とした全国的な社会貢献活動へと発展させていく狙いがあるという。
 この社会貢献学会は、SSASSの資格認定のほか、社会貢献学の普及・啓発等を推進し、その成果を社会へ還元することを目指している。市民・研究者・行政関係者らが社会貢献について共に考え実行する、新しい形の市民学会である。
 3月5日には工学院大学を会場に社会貢献学会の設立総会と記念シンポジウムが行われ、社会貢献活動支援士制度の体制が整った。また、「2010年度TKK3大学連携プロジェクト報告会」も行なわれ、活動報告や学生・市民・行政関係者らによるパネルディスカッションで現状や課題について意見を交わした。
 なお、SSASS資格の取得のためには、3大学の学生は所定の単位を修得する必要があるが、一般の人は、社会貢献活動実績により受験資格等を得ることが可能だ。同資格は3年間のポイント更新制を採用しており、学会の認定する活動に参加し、一定のポイントを積み上げることで更新できる仕組みとなっている。これを活用することで、SSASSネットワークの交流の促進と、資格者として必要な資質能力の保持が図られるという。