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総合インフォメーション

  • 2013/09/04  (総合)
    2013年度夏期集中講義「減災学入門」を実施しました
 TKK3大学連携授業、夏期集中科目「減災学入門」が、8月7日から10日の4日間、工学院大学八王子キャンパスを中心に実施され、3大学の学生72名が受講しました。
この授業では、東京防災救急協会や東京消防庁のご協力の下、上級救命講習や第八方面消防本部の見学を行い、災害時に学生が実践的な対応ができることを目的として、実施されました。

■8月7日(水)
 3大学の学生が一つの教室に集まり、班ごとに自己紹介やリーダーを決め、ガイダンスを実施しました(写真1、2)。


写真1:三好先生による講義(左) 写真2:班での自己紹介の様子(右)


■8月8日(木)
 東京防災救急協会の指導員の方をお招きし、上級救命講習を実施しました(写真3、4)。上級救命講習では、成人及び小児に対する三角巾を使った止血法や心肺蘇生法、AEDの利用方法、毛布を使った搬送方法などを学びました。この授業では、一連の救急講習を受講したということで、学生には救急振興財団様より修了証を授与されました。


写真3:心肺蘇生法の講習(左) 写真4:三角巾を使った止血法(右)


■8月9日(金)
午前中は大学と地域が連携した防災の取組や東日本大震災時の工学院大学の取組について講義を行い、学生が地域で活動する必要性について学びました。午後は、第八方面消防本部と防災館(いずれも立川市)に行き、ハイパーレスキューの活動紹介や煙体験などを行いました(写真5、6)。ハイパーレスキューの最新機材を間近で見ることができ、災害時にハイパーレスキュー隊がどんな役割を果たすのかを学ぶことができました。


写真5:ハイパーレスキューの活動紹介(左) 写真6:起震体験(右)


■8月10日(土)
4日目は、これまでの3日間の授業を班ごとに振り返り、レポートにまとめました(写真7、8)。

写真7:班での振り返り(左) 写真8:リーダーによる発表(右)


 この授業を通じて、3大学の学生が通常の座学だけの授業ではなく、活動を通じて減災・防災について学び、さらに国の防災・減災活動を行っている消防機関の活動についても学ぶことができました。