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総合インフォメーション

  • 2013/09/03  (総合)
    2013年度夏期集中講義「減災学」を実施しました
 TKK3大学連携授業、夏期集中科目「減災学」が、8月26日から28日の3日間、工学院大学新宿キャンパスと消防庁消防大学校消防研究センター、日本消防検定協会で実施され、3大学の学生28名が受講しました。


■8月26日(月)
 3大学の学生が工学院大学新宿キャンパスに集まり、村上先生と三好先生から火災や建築防災に関する講義を受け、次に班ごとに分かれ、自己紹介やリーダーを決め、班ごとで、新宿キャンパス内で超高層建築の防災・防火・防犯設備などを見学しました (写真1、2)。


写真1:村上先生による講義(左) 写真2:新宿キャンパスの見学(右)


■8月27日(火)
 消防庁消防大学校消防研究センターさまのご協力のもと、大規模火災や電気・静電気による火災、火災原因調査、災害リスクの認知などについてご講義いただき、さらに施設内の実験棟などを見学しました(写真3,4)。講義では、大規模火災による火災旋風に関する研究やトラクション火災など発生について学び、火災原因調査においては客観的な証拠や事実の積み上げが大切であることを学び、災害リスクの認知では、これまで経験したことのないような災害については、イメージすることが難しく、すぐに避難しないといった状況になってしまうことなどを学びました。施設見学では、普段見られない火災実験で使用される施設を見学しました。


写真3:講義の様子(左) 写真4:施設見学の様子(右)


■8月28日(水)
 日本消防検定協会さまのご協力のもと、消防設備機器の検定業務の内容や実際に消火器を使って火を消す体験や屋内消火栓を使って放水する体験を行いました (写真5,6)。検定業務の内容については、職員の方々の詳しい説明を受け、体験学習では実際に消火器や消火栓を使うことで、利用上の注意や利用方法のコツなどを教えていただきました。


写真5:熱感知器の説明の様子(左) 写真6:消火器を使った消火体験(右)


 3日間の授業を通じて、3大学の学生が一緒に活動を共にして、消防を中心とした減災・防災について学び、また実際に体験をすることで消防設備機器の利用法の注意や利用のコツなどを学ぶことで、学生同士の交流も図ることができました。