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VS.鹿島アントラーズ(Jリーグ第29節)

観戦試合

日時 2014年10月22日(水)19:04 kick off
対戦 鹿島アントラーズ(Jリーグ第29節)
会場 ノエビアスタジアム神戸
結果 0-0
観客 9,375人

試合レポート

両者譲らない、激しい試合でした。前半立ち上がりは、神戸が立て続けにチャンスを作ります。3分過ぎにFW小川からMF森岡を経由して、FWペドロジュニオールへ。ゴールこそならなかったものの、いい攻撃の形ができつつあった。17分頃にはMFシンプリシオのスルーパスをFWペドロジュニオールが技ありターンで相手DFをかわし、シュートに持ち込むシーンもありましたが、チャンスを決めきることができませんでした。一方、鹿島は元日本代表MF小笠原や日本代表MF柴崎が中心となり、FWに対してゴールをアシストするようなすばらしいパスで神戸を追い込みます。しかし、神戸がペナルティエリア内で体を張った守備を見せて得点を許しませんでした。後半は鹿島に主導権が握られる厳しい展開となりましたが、守備陣が踏ん張り、結局両チームとも点が入らず、0-0の引き分けに終わりました。

試合観戦記

整列する選手

今回、ピッチから近いヴィッセルシートで観戦し、選手の緊張感や監督の指示などを間近で見るとても良い経験ができました。下記のコラムにもありますが、日本代表に選ばれている森岡選手と柴崎選手のプレーを中心に試合観戦をしました。
森岡選手はボールを持つとマークに合い、自分の本来のプレーをさせてもらっていなかったように感じました。自分からシュートを打つ場面があまりなかったのが、残念でした。ただ、チームメイトを活かしたプレーが目立ち、攻撃の起点になっていたと思います。一方、柴崎選手はいつも味方が出しやすい位置に走ってパスをもらい、またそこから味方を活かすパスを出していました。森岡選手と柴崎選手は日本代表に選ばれている事もあり、チームの中心的な選手でとてもチームに欠かせない存在として活躍していたのが印象的でした。

コラム(日本代表選手編)

プレーする選手

今回の試合では、両チームに日本代表の選手がいました。ヴィッセル神戸には森岡亮太選手、鹿島アントラーズには柴崎岳選手です。2人とも中盤のポジションであり、日本代表のレギュラーを争う事になる因縁のライバルと言えます。森岡選手の持ち味は、視野の広さや柔らかいボールタッチです。さらに、ミドルシュートの決定力にも長けています。一方、柴崎選手の持ち味は、落ち着きがあるプレーです。パスをもらいに行き、味方にしっかりとパスをつなげられる選手です。両者ともそれぞれに良い持ち味があるのですが、私はぜひとも森岡選手が日本代表レギュラーとして選ばれる事を期待したいと思います。

文責:学生サポーター 中西裕也(人文学部 2年次生)

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