IAIスタジアム日本平

前節甲府から勝利を掴み、勝ち点6差で首位鳥栖を追う好調3位神戸と、前節広島から勝利し連敗を3で止めたものの、今シーズンのチーム得点王（5月17日時点）FW長沢を怪我で欠き、スタイルが定まらず中位に低迷する清水との対戦でした。
立ち上がりからボールを保持し、細かくパスをつなぐ神戸らしい展開を見せました。コーナーキックからのこぼれ球から、波状攻撃を仕掛けるなど、決定機を作り出すが、ゴールを割るには至らず。徐々にサイドを使った清水のダイナミックな攻撃から、シュートまで持ち込まれるシーンが増えていきます。後半の立ち上がりは清水ペースでしたが、61分に右サイドでペドロジュニオールがボールをキープして中央の森岡にボールを預けると、それをヒールで逆サイドから入ってきた小川に絶妙のパス。それを小川が落ち着いて決めて、今季3得点目となるゴールで先制。後半1回しかなかったチャンスをしっかり決め、守備陣が踏ん張った試合となりました。数少ないチャンスを活かした神戸が、清水のロングボールやロングスロー攻撃に苦しみながらも、敵地で貴重な勝ち点1を獲得した試合でした。

スタジアムから見えた富士山

今回、初めてノエビアスタジアム以外のスタジアムに応援に行きました。ホーム試合では感じられない雰囲気を体験できました。ヴィッセル神戸のサポーターが試合前に歌うアウェイ限定応援歌「KOBE AWAY　MARCH」はアウェイゲームでしか聞くことができません。その他にも、ヴィッセル神戸のユニホームがアウェイ用になっていたり、自分たちの応援より相手チームの応援が大きかったり、道を歩いていても清水エスパルスのユニホームを着ている人が多かったり、ホームでしか観戦したことがない僕には実に新鮮でした。また、今回訪れたスタジアムのスタンドから見える富士山は絶景でした。