
Episode
BASEBALL
硬式野球部
関西六大学に所属する硬式野球部。「凡事徹底」を胸に、日々の練習や日常生活に真摯に向き合い、社会に貢献できる人材を育成している。現在の目標は、リーグ戦優勝と全国大会の制覇だ。
竹内 颯平さん
人文学部 1年次生
※2024年取材時

高校卒業と同時にプロに入りたい。
そんな志を持っていた私が袖を通したのは、
神戸学院大学のユニホームだった。
高校を卒業後、次なる野球人生のステージとして選んだのは、関西六大学にその名を馳せる神戸学院大学硬式野球部だった。入学前のテスト練習に参加した際、高校生とは段違いの球速、体格の大きさを見せつけられた。ここならば、自分の野球を磨くのにぴったりの場所だ。そう感じた私は、神戸学院大学の受験を決めた。
もともと、高校卒業と同時にプロ入りをめざしていた私は、プロ野球志望届を提出していた。多くの大学から誘いを受ける中、ドラフト一本に絞ったのは、幼少からの夢を本気で叶えたいという強い意志があったからだ。その時は残念ながら指名を受けることはできなかったが、チャンスがあれば何度でも挑戦する覚悟があった。そんなとき、私のプレーを評価し、声をかけてくれたのが神戸学院大学だった。そして、新しく始まった大学野球の毎日は、刺激的で、環境も非常に恵まれたものだった。

大学野球のスケール感に圧倒。
新しい自分に成長できる良い環境に恵まれた
硬式野球部の全体練習は、1時限の授業開始前に行われる。その後も、授業が終わるとグラウンドに戻り、自主課題練習に励む部員が多い。一定の技術を持つ選手が集まるからこそ、互いに教え合うこともある。この自主性こそ、神戸学院大学硬式野球部の素晴らしい特徴だ。
技術面の練習はもちろん、週に5日のウェイトトレーニングも欠かせない。大学野球を始める前から、体格の大きさは課題だった。打者として飛距離を伸ばすためには体作りが重要だ。硬式野球部に所属するトレーナーとともに目標設定を行い、来季のリーグ戦に向けて体重を増やしている。伴走してくれるトレーナーがいるからこそ、適切なトレーニングに迷いなく打ち込むことができる。12月のオープン戦で、まだまだパワー不足を実感しながらも飛距離のある打球をくり出せたのは、日々の努力の結果だろう。
部員との関係も理想的だ。ひとたびグラウンドに立てば、年の差に関係なくプレーについて指摘し、チームを勝利へ導いていくスタイルは高校時代から変えていない。メンバーの誰もが、先輩・後輩としての関係の前に一人のプレイヤーとしてフラットに接し、そんな私を受け入れてくれている。チームとして自分を必要にしてくれていると感じる嬉しい瞬間だ。先輩が私のプレーをアドバイスしてくれることもあり、メンバーとして切磋琢磨する良い関係で野球に取り組めている。また、野球以前に身だしなみや挨拶などの礼儀を重んじる環境で、人間としてもさらに磨きがかかっている。

硬式野球部の一員として、
ひとりの野球人として日々「本気」で勝負する
現在の目標は、神戸学院大学硬式野球部の一員として全国大会への出場を果たし、チームを勝利へ導くことだ。そして、大学卒業後にプロ野球入りを果たすという夢も、絶対に叶えたい。どれも練習なくして辿り着くことはできない。この恵まれた環境を最大限に生かし、日々の練習に本気で取り組みたい。人間性をさらに磨きながら、これからも自分の野球人生を突き進む。

Profile
竹内 颯平さん
人文学部 1年次生 ※2024年取材時
幼少期から野球を始め、高校野球の名門と言われる報徳高等学校へ進学。春のセンバツ大会では持ち前のリーダーシップを生かして活躍し、準優勝に導く。現在は神戸学院大学硬式野球部の一員としてメンバーと切磋琢磨する中、プロ野球選手をめざして日々練習に励んでいる。

Profile
竹内 颯平さん
人文学部 1年次生
※2024年取材時
幼少期から野球を始め、高校野球の名門と言われる報徳学園高等学校へ進学。春のセンバツ大会では持ち前のリーダーシップを生かして活躍し、準優勝に導く。現在は神戸学院大学硬式野球部の一員としてメンバーと切磋琢磨する中、プロ野球選手をめざして日々練習に励んでいる。