Episode1

Episode

OCANS

オーキャンズ

オーキャンズは神戸学院大学のオープンキャンパスを運営し、大学の魅力を知ってもらうことを目的に活動する学生団体だ。ポートアイランドキャンパス・有瀬キャンパスを合わせ総勢500人近くのメンバーが在籍している。

谷岡 一貴さん 
法学部 3年次生 
※2024年取材時

Episode1

不安な日々と戦っていた受験期。
前向きな気持ちにさせてくれたのが
オーキャンズだった

初めてオーキャンズの存在を知ったのは、高校1年生で参加したオープンキャンパスの時。有瀬キャンパスで開催されたオープンキャンパスで、オーキャンズのスタッフが私を案内してくれた。いろいろな大学のオープンキャンパスに参加していたが、その中で一番親身になってくれたのが神戸学院大学のオーキャンズだったことを覚えている。転機となったのは、高校3年生で訪れたオープンキャンパス。初めて来たポートアイランドキャンパスはとてもきれいな場所だった。広い海、青々と茂るキャンパスグリーン…このキャンパスで4年間を過ごしたいと感じた。その一方、私は受験の悩みを抱え、不安に押しつぶされそうになっているとき、私の悩みに耳を傾けてくれたのがオーキャンズのスタッフだった。憧れの大学の先輩に親身に寄り添ってもらったことで前向きな気持ちになれ、希望と勇気がわいてきた。
「神戸学院大学に合格したら、オーキャンズに入る」
この目標がモチベーションとなり、ぐんぐんと勉強のペースを上げていった。受験勉強の末、私は念願の神戸学院大学に合格。開かれた未来に胸を躍らせ、オーキャンズの門をたたいた。

Episode1

一人の高校生との出会いが
オーキャンズ代表としての
使命感につながっている

2年次生の時、6月のオープンキャンパスで、ある高校生との出会いがあった。彼女は神戸学院大学の法学部を志望していた。私も法学部に所属していたので親近感がわいたのだが、キャンパスツアーの途中、彼女も当時の私と同じような理由で受験に悩んでいることを知った。まるで、高校3年生のときの自分を見ているようで、力になりたいという気持ちになった。それから夏と秋、すべてのオープンキャンパスに参加し、その都度私に会いに来て近況を話してくれていた。
12月のオープンキャンパスのとき、彼女は私を見つけると駆けよってきて、神戸学院大学に合格したことを報告してくれた。本当にうれしいという感情があふれてきた。1年を通してこんなに密に来場者と関わりあったオーキャンズスタッフはほかにいないだろう。彼女は今、同じ学部、同じキャンパスで頑張っている。たった一人の学生との出会いだが、オープンキャンパスを通じて伴走し、その合格の瞬間を見ることができたことは夢のような出来事だった。
オープンキャンパスに来場した高校生にここまで寄り添える団体はオーキャンズのほかにはない。このことをきっかけに、もっとオープンキャンパスを盛り上げて、来場する高校生の手助けがしたいという気持ちが強くなっていった。活動の熱意が認められ、幹部への誘いが来たときには「待ってました」の一言で快諾。それからあっという間に時は過ぎ、先輩の引退と同時に代表を引き継いだ。

Episode1

代表としての責任感と
メンバーへの信頼感。
新しいオーキャンズへと
一歩ずつ進んでいく

オーキャンズをより良くしていくために、代表としてできることはなんでもやりたい。その気持ちが行き過ぎて、全ての仕事を一人でなんとかこなそうとしてしまうこともあった。だが、オーキャンズを作っているのは私一人ではなく、スタッフ一人ひとりが意見を出し合い、高め合うことが大切だと気づいた。オーキャンズのスタッフは皆、受験生のときにいろいろな経験をしてきたことで、受験生を支える側に立ちたいという思いを持って入ってきてくれる人が多い。スタッフを信頼して仕事を任せ、イベントの終わりに積極的に声をかけたりする努力が実り、少しずつスタッフの帰属意識が高まり、イベントや活動への参加率の向上へとつながっていった。オーキャンズに所属して今年度で3年目。代表としてさらにオーキャンズを盛り上げ、最高のオープンキャンパスに向けてスタッフとともに走っていきたい。

谷岡 一貴さん

Profile

谷岡 一貴さん

法学部 3年次生 ※2024年取材時

ポートアイランドキャンパスのオーキャンズを取りまとめる代表。リーダーとしてメンバーをまとめていくことは大変だが、先輩たちから引き継いだオーキャンズをより良くしたいという気持ちが勝っている。来場者に寄り添い、勇気を与えるオープンキャンパス開催のために、メンバーと意見を出し合いながら奮闘の日々だ。将来はクライアントに寄り添い、さまざまなアイデアを生み出す企画職に就きたいと考えている。

谷岡 一貴さん

Profile

谷岡 一貴さん

法学部 3年次生 
※2024年取材時

ポートアイランドキャンパスのオーキャンズを取りまとめる代表。リーダーとしてメンバーをまとめていくことは大変だが、先輩たちから引き継いだオーキャンズをより良くしたいという気持ちが勝っている。来場者に寄り添い、勇気を与えるオープンキャンパス開催のために、メンバーと意見を出し合いながら奮闘の日々だ。将来はクライアントに寄り添い、さまざまなアイデアを生み出す企画職に就きたいと考えている。