科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
社会科・公民科教育法 (資格)/Methods of Teaching Social Studies and Civics |
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授業コード /Class Code |
G001422001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
資格用科目/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期),火4(後期)/TUE4(SPR.),TUE4(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
久保 哲成/KUBO TETSUNARI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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久保 哲成/KUBO TETSUNARI | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
⑴ 前期:講義・演習、後期:演習 ⑵ 通年 上記内容を対面授業でおこなう。 ⑶ ただし今後の状況によっては遠隔授業(オンテマント授業)になる可能性もある。 久保個人のメールアドレス: kt0115@human.kobegakuin.ac.jp |
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授業の目的 /Class Purpose |
⑴ 受講者が全学DP所載の1~5の諸能力を学修することに資することを目指す。 ⑵ この授業の担当者は、高等学校の教諭を37年間勤めた実務経験のある教員であるので、授業内容は実践を踏まえたものとなる。 ⑶ 中学校社会科(以下「社会科」と略する)および高等学校公民科(以下「公民科」と略する)の教員免許取得希望者を対象に、教育についての理解を深め教職に対する意欲を高めるものとする。 ⑷ 社会科 ・公民科教員として必要な資質を確認させること、社会科・公民科教育の目的と内容を把握させる こと、生徒の学習意欲を高める授業を創造するために必要な基本姿勢と技術を伝達することを目的 とする。 ⑸ 授業担当者は、兵庫県立高等学校教員として37年間の実務経験がある。この実務経験で得た知見に立ち、学生に的確な指導・助言をしていく。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
⑴ 教育関連法規の概要および学習指導要領改定の推移について理解し、説明することができる。 ⑵ 学習指導要領における社会科・公民科の目標及び主な内容並びに全体構造について理解し、説 明することができる。 ⑶ 社会科・公民科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。 ⑷ 社会科・公民科の学習指導および評価の方法や手順について理解し、説明することができる。 ⑸ 学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計を行い、社会科・公民科の学習 指導案を実際に作成することができる。 ⑹ 模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身につけることができる。 ⑺ 社会科・公民科教員として任用された際に授業その他の学習指導を行うことができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
教育関連法規、学習指導要領、教科書、授業指導案、模擬授業、 「主体的・対話的・深い学び」 生徒参加型授業、ルーブリック評価、クリティカル・シンキング メディア・リテラシー、市民性教育、グループワーク、ブレーンストーミング、KJ法、プレゼンテーテーション |
授業の進め方 /Method of Instruction |
⑴ 第1回~第4回:授業計画表に記したように、授業担当教員(久保)が主体で進める。 ⑵ 第4回~第13回、第16回~第28回:下記の➀、➁の内容 ➀ 授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ➁ 授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 ⑶ 第14回、第29回:基礎知識の定着を促すテスト。 ⑷ 第15回、第30回:前後期、1年間の振り返りと省察。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
⑴ 社会科・公民科教員として教壇に立つことになるということをはっきり自覚した上で授業に臨むこ と。 ⑵ 自らが授業を開発していくのだという、高い意欲を持って授業に臨むこと。 ⑶ 毎授業終了後、各自で授業の内容を振り返り、基礎知識の整理と定着促す努力を怠らない。 ⑷ また、他の履修生の模擬授業の実践を振り返り、自分の模擬授業の実践に活かすようにする積極的態度であること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
⑴ 毎授業終了後、各自で授業の内容を振り返り、基礎知識の整理と定着促す。 ⑵ 指定図書・参考書のできる限りの参照し、授業指導案の作成はじめ模擬授業の入念な準備。 ⑶ また、他の履修生の模擬授業の実践を振り返り、自分の模擬授業の実践に活かすようにすること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
⑴ 前期・後期の授業実践に向けて授業指導案、授業資料、事業ワークシート等の提出、指導を受けた後、模擬授業を実践する。 ⑵ 各模擬授業実践後には、ルーブリック評価表の提出を求める。 ⑶ 前後期の模擬授業の実践終了後には、最終レポートの提出を求める(書式は、テンプレートで各履修者に送信する)。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
⑴ 知識・技能の評価:基礎知識整理・定着テスト(前期、後期の2回実施)(全体評価の30%)。 ⑵ 思考力・判断力・表現力:模擬授業の実践に対す評価(ルーブリック評価表をベースに)(全体評価の30%) ⑶ 関心・意欲・態度:出席回数、模擬授業の実践に対する自己評価(全体評価の40%) |
テキスト /Required Texts |
⑴ 『社会科 中学生の公民 よりよい社会を目指して』(帝国書院) ⑵ 2024年度版ニュース検定公式テキスト&問題集(3・4級)』(毎日新聞出版) |
参考図書 /Reference Books |
⑴ 授業において、随時、紹介する。 ⑵ 高等学校教員希望者には別途指示を出す。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | ・ ガイダンス |
・科目の目的、目標、授業の概要と進め方を知り、注意事項の説明を受ける。 ・中学校学習指導要領・高等学校学習指導要領の意義・概要・変遷を学び、現学習指導要領における公民教育の意義を考える。 |
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2 | 2 | ・公民科教育の教材での生徒参加型授業の体験学習 | ・公民科教育の教材での生徒参加型授業を履修生に体験してもらい、参加型授業に対しての肌感覚を養ってもらう。 ・また、授業実践を体験する中で、参加型授業の手法を学ぶ(例えば、ブレーンストーミング、KJ法、フォトランゲージ等) |
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3 | 3 | ・公民科教育の教材での生徒参加型授業の体験学習とルーブリック評価表作り | ・授業前半:公民科教育の教材での生徒参加型授業を履修生に体験してもらい、参加型授業に対しての肌感覚を養ってもらう。 ・授業後半: 第2回と第3回前半の授業体験から、履修者全員参加で模擬授業実践に対するルーブリック評価表を作成する。 |
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4 | 4 | ・模擬授業のテーマを決める | ・下記のテキストを参考にしながら、自分が実践した生徒参加型の探究型授業のテーマを決める。 ➀ 『社会科 中学生の公民 よりよい社会を目指して』(帝国書院) ➁ 2024年度版ニュース検定公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準級対応)』(毎日新聞出版) ・➀、➁の内容に対応しない授業テーマを開発したい学生は、指導教員(久保)と面談して決定していく。 |
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5 | 5 | ・民主主義と日本憲法1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 ・各模擬授業実践者は、事前に、学習指導案を指導教員(久保)までメールにて送信して点検を受ける。 ・前期の授業実践の部分は、後期で実践をする模擬授業の導入部分に活用する。 ・各自の授業実践後には、他の履修生からアドバイスシートを参考に、後期の授業開発と授業実践に結びつける。 |
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6 | 6 | ・民主主義と日本憲法1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 |
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7 | 7 | ・民主主義と日本憲法1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 |
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8 | 8 | ・民主主義と日本憲法1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 |
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9 | 9 | ・法の支配を支えるしくみ1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 |
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10 | 10 | ・法の支配を支えるしくみ2(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 |
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11 | 11 | ・民主主義と私たち1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 |
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12 | 12 | ・民主主義と私たち2(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 |
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13 | 13 | ・国の政治しくみ(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。各自が決めた授業テーマで授業開発を行う。 |
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14 | 14 | ・前期学習範囲のの基礎知識の整理と定着 | テスト形式にて前期学習範囲の基礎知識の整理と定着を図る。 | |
15 | 15 | ・前期の振り返り | 前期の学習の省察を学習評価表より行う。 | |
16 | 16 | ・地方自治と私たち(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 ・前期の模擬授業実践は、後期で実践をする模擬授業の導入、展開に活用する。 ・前期の模擬授業実践で得た他の履修生からアドバイスシートを参考に、後期の授業開発と授業実践に結びつける。 ・各模擬授業実践者は、事前に、学習指導案を指導教員(久保)までメールにて送信して点検を受ける。 |
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17 | 17 | ・私たちの生活と経済1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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18 | 18 | ・私たちの生活と経済2(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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19 | 19 | ・消費者と経済1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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20 | 20 | ・消費者と経済2(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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21 | 21 | ・企業と経済1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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22 | 22 | ・企業と経済2(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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23 | 23 | ・これからの日本経済1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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24 | 24 | ・これからの日本経済2(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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25 | 25 | ・財政1(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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26 | 26 | ・財政2(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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27 | 27 | ・紛争のない世界へ(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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28 | 28 | ・貧困の解消と環境保全(教科書に準拠した基礎知識の整理) ・履修学生による模擬授業実践 |
・授業の最初:左記テーマに沿った基礎知識整理プリントを2つのテキストを活用して完成させる。 ・授業の中心:各回3名の割り振りで、模擬授業の実践を行う。 ・後期の模擬授業内容は実際の授業(50分授業)の内容を完成させて、授業実践を行う。 |
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29 | 29 | ・後期学習範囲のの基礎知識の整理と定着 | テスト形式にて後期学習範囲の基礎知識の整理と定着を図る。 | |
30 | 30 | ・後期および年間の振り返り | 後期及び年間の学習の省察を学習評価表より行う。 |