科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
東洋の歴史 (資格)/History(Oriental) |
---|---|
授業コード /Class Code |
G001033001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
資格用科目/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
金5(前期)/FRI5(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大原 良通/OHARA YOSHIMICHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
大原 良通/OHARA YOSHIMICHI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業では、東アジアの中心である中国の通史を中心に、西アジア史も適宜合わせて東洋史一般について学ぶ。古代からモンゴル時代まで各時代の基本的な事項、特徴、変化を学び、基礎的な知識を深める。さらに、その知識を西方諸国との交流や発展と合わせることで、広い視野から東洋史について考察する。 特にDP1の学部教育と融合した教職教育を意識した内容であり、学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、さまざまな要求や問題解決に取り組み、知識や技能の伸長を図る社会人として活躍することができるようになることを目的としています。。 高校の世界史の教科書を復習、さらに深めることで、自己の将来を計画的に考え、それを実現に結びつける行動力を身につけてもらいます(思考力・判断力・表現力)(主体性・協働性)。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
中国史の各王朝の基本的な事項について説明できる。東アジアと西方諸国の交流を理解し、その影響について考察できる。 高校世界史の東洋史関連項目についてほぼ理解できる。 社会人として恥ずかしくない程度の東洋史の知識を身につけ、教員採用試験の東洋史関連分野に関しては高得点をとれるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
世界史 教職 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
北村厚『教養のグローバル・ヒストリー』と高校世界史の教科書を使用し、質問に答えてもらいながら進める。 必ず、予習復習をおこなってください。また、宿題も出しますので、大変だと思いますが、教員採用試験合格程度の知識を養うために頑張ってください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
学習した範囲の基本事項を復習して、覚えておくこと。予習や復習の際には、高校の世界史で使用していた教科書や資料集も活用すること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
予習に2時間、復習に2時間程度の時間を要する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回、小テストをおこなう予定です。これらは、適宜、講評すると共に成績評価に組み込みます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小テスト(80%)およびレポート(20%)、授業内容をしっかり理解してるかどうかなどで総合的に判断します。 授業中に指示したもの以外のインターネットなどからの剽窃・盗用・引用は認めません。 |
テキスト /Required Texts |
北村厚、『教養のグローバル・ヒストリー』、ミネルヴァ書房。 ISBN978-4-623-08288-9 |
参考図書 /Reference Books |
指定図書: 参考書:必要に応じて紹介します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス、東洋史のあゆみ | 講義の進め方について説明し、東洋史の形成と発展について学ぶ。 | |
2 | 第2回 | 教員採用試験に見る世界史1 | 世界史の東洋史部分がどのように扱われてきたのか、教員採用試験を使用して考察する。 | |
3 | 第3回 | ユーラシア・ネットワークの形成 | ソグド人の活躍など。 | |
4 | 第4回 | 古代の東アジア | 班超と甘英など。 | |
5 | 第5回 | 海の道の形成 | 漢代の東アジアと西方諸国の東西交流について学び、それが物や文化に与えた影響について考察する。 | |
6 | 第6回 | 教員採用試験に見る世界史2 | 教員採用試験から、古代史がどのように扱われて以下について確認する。 | |
7 | 第7回 | 東西の大帝国 | 唐の制度と文化、周辺諸国との関係について学ぶ。 | |
8 | 第8回 | イスラーム・ネットワークの拡大 | タラス河畔の戦いと製紙法の西伝。 | |
9 | 第9回 | 東西帝国の衰退 | ウイグルと安史の乱 | |
10 | 第10回 | 海洋の発展と大陸の分裂 | 日宋貿易や陶磁器 | |
11 | 第11回 | 教員採用試験に見る世界史3 | 教員採用試験で唐代などがどのように扱われているかを確認します。 | |
12 | 第12回 | 大モンゴルのユーラシア | モンゴル帝国の発展と、それが東西交流に与えた影響について学ぶ。ジンギス・ハン、ジャムチ。 | |
13 | 第13回 | 大モンゴルユーラシア・ネットワーク | ラマ教やジャムチ制度、マルコポーロやモンテ・コルヴィノ | |
14 | 第14回 | 教員採用試験に見る世界史4 | 教員採用試験でアジアがどのように取り上げられきたかを確認する。 | |
15 | 第15回 | 全体を俯瞰する | 授業内容を確認しながら、学生の習熟度を測ります。 |