科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
書道Ⅱ (資格)/Japanese Calligraphy Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
G000681001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
資格用科目/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(後期)/THU3(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡本 弘行/OKAMOTO HIROYUKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡本 弘行/OKAMOTO HIROYUKI | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義・演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
書道Ⅰの講義内容を踏まえ、さらなる古典教材の広がりと深化を図る。日常使用する書についての様式などを理解し、表現できるようにする。また、書作品の製作や鑑賞を通じて身近な書に関心を持ち、生涯にわたり愛好する心情を養うことも目標とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
様々な書についての理解と表現を可能とする。また、日常生活にある手書き文字に関心を持ち、必要に応じて表現する知識や技能を習得する。 |
授業のキーワード /Keywords |
模擬授業 手書き文字の活用 実用書 作品制作と鑑賞 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
書写一・二・三の教科書をもとに模擬授業を行い注意点を理解する。 古典教材の臨書を通して様々な表現ができるように知識や技能を習得する。 作品制作に向けて、その狙いを明確にする。他者の作品を鑑賞することで、幅広い表現に触れたい。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
技能の習熟には事前・事後の時間をとることが必要である。次回の授業のために準備や学習が求められる。身の回りにある手書き文字や古筆、展覧会などの鑑賞をすること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
日常から手書き文字について観察する習慣を身につける。また、機会があれば積極的に手書き文字を活用した取り組みをする。時間外学習として鑑賞や演習の学習時間を必要とする。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業ごとに課題作品やレポートを提出する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポート・課題作品提出(60%)授業中の発表・準備・関心(40%) |
テキスト /Required Texts |
新しい書写一・二・三 (2 東書 書写701) |
参考図書 /Reference Books |
高等学校書道Ⅰ教科書 貸し出しします。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 楷書を学ぶ | 点画の書き方と字形の整え方 | |
2 | 第2回 | 楷書の技法 | 小・中学書写の目標から発展し、唐代の古典を臨書することにより技法を身につける。 | |
3 | 第3回 | 行書を学ぶ1 | 点画の省略・点画の連続・点画の変化・筆順の変化についてどのように教えることが必要か考える。 |
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4 | 第4回 | 行書・草書の技法について | 王羲之 蘭亭序 空海 風信帖の臨書から行書の筆遣いを学習する。 | |
5 | 第5回 | 行書と仮名の調和 | 漢字仮名交じりのなかで行書に調和する仮名とはどのようなものか、文字の大きさや配列について考える。 | |
6 | 第6回 | 漢字仮名交じりの書 1 | 小学校・中学校の漢字仮名交じりの作品の指導方法を学習する。 | |
7 | 第7回 | 漢字仮名交じりの書 2 | 高等学校書道Ⅰの漢字仮名交じりの作品の目標をつかむ。 | |
8 | 第8回 | 隷書の技法について | 漢代の隷書の特徴を学習し、臨書することで特徴を理解する。 | |
9 | 第9回 | 篆書の技法について | 篆書体(甲骨文・金文・小篆)を臨書することで特徴を理解する。 | |
10 | 第10回 | 仮名について 1 | 平仮名の単体について理解し、仮名や変体仮名の表現に挑戦する。 | |
11 | 第11回 | 仮名について 2 | 連綿について学習し、古筆の臨書を行う。 | |
12 | 第12回 | 書き初めの指導 1 模擬授業を行い評価の方法を学ぶ | 三年の書き初めの指導 行書と仮名の調和 グループに分かれて模擬授業を行い、評価の方法について考える。 | |
13 | 第13回 | 書き初めの指導 2 模擬授業を行い評価の方法を学ぶ | 三年の書き初めの指導 行書と仮名の調和 グループに分かれて模擬授業を行い、評価の方法について考える。 | |
14 | 第14回 | 最終作品制作1 | 今まで学んだ技法や気づいた文字の魅力をもとに作品を創作する。いろいろな書体に挑戦する。 | |
15 | 第15回 | 最終作品制作2 | 持って帰って飾ることができる作品制作に挑戦する。 |