科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
地誌学(資格)/Topography |
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授業コード /Class Code |
G000271003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
資格用科目/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
水1/WED1 |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
久保 哲成/KUBO TETSUNARI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
久保 哲成/KUBO TETSUNARI | 人文学部/Humanities and Sciences |
授業の方法 /Class Format |
⑴ 前期:講義・演習、後期:演習 ⑵ 通年 上記内容を対面授業でおこなう。 ⑶ ただし今後の状況によっては遠隔授業(オンテマント授業)になる可能性もある。 久保個人のメールアドレス: kt0115@human.kobegakuin.ac.jp ⑷ 履修者は以下のテキストを必ず購入し、準備すること。毎時間持参すること。『社会科 中学生の地理 世界の姿と日本の国土』(帝国書院) 『アドバンス 中学地理資料』 (帝国書院) 『新詳高等地図』(帝国書院) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、全学のDPに示す、に掲げる「共通教育等を通じて、広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養」するという方針のもと、人文地理学的な内容を理解し、地理学的な視点を習得することを目的とします。 ⑴ 高等学校で地理を学習していなかった学生も履修していると思います。教員採用試験で中学校教員を目指す人が多いので、中学校社会科地理的分野の教科書を使用し、世界地誌と日本地誌の必須の知識理解を図っていきます。 ⑵ この講座での学習内容が、教員採用試験への対策・受験に直接、役立つものであることを意識しています。 ⑶ 新学習指導要領においての、生徒と教師の教育活動の在り方は、「主体的な学び、対話的な学び、深い学び」のコンセプトのもとで進められなければなりません。この講座を履修してくれる学生の皆さんも、「主体的な学び、対話的な学び、深い学び」を体感する授業内容にしたいと思っています。 ⑷ また、授業の進度と履修された学生の様子を勘案しながら、学生の皆さんに、学習指導案を作成していただき、模擬授業を実施してもらいたいと考えています。 ⑸ 受け身の、知識を消化する授業ではなく、学生が能動的に活動していく、参加型授業にしていきたいと思っていますので、学生たちの積極的な行動、協力を期待しています。 ⑹ 授業担当者は、兵庫県立高等学校教員として37年間の実務経験がある。この実務経験で得た知見に立ち、学生に的確な指導・助言をしていく。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
⑴ 世界地誌、日本地誌の学習を通して地理的な見方や考え方を理解、習得していくことを目標とする。 ⑵ 中学校・高等学校における地理の授業を円滑に進めて行くための、地理的知識・技能を身につける。 ⑶ 新学習指導要領が求めている、授業デザイン力(授業指導案)、観点別評価の仕方も身につける。 |
授業のキーワード /Keywords |
地誌学習、構造的理解、「主体的・対話的・深い学び」 観点別評価、ルーブリック評価表、学習指導案(模擬授業) ICT アクティブ・ラーニング(学生参加型授業) フォトランゲージ 学びの快楽 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
⑴ 講義(学生参加型授業)と演習(受講生による模擬授業の実践)を組み合わせながら授業を進めていく。 ⑵ 授業担当教員が知識・技能を一方向的に伝達するのではなく、教員と学生が双方向的な対話を重ねることで進めて行く、社会構成主義的な授業づくりに努めたい。 ⑶ よって、学生の皆さんに、発言や発表等の機会もできるだけ多くあたえられる授業内容・方法をとりたい。 ⑷ また、教員採用試験も視野にいれながら、模擬授業を学生の皆さんに実施してもらいたいと考えている。そのための授業指導案の書き方も授業内で学んでもらう。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
高校時代に地理を履修していなくても対応可能な講義とする。ただし教職科目ということで、中学校社会科・高等学校地理歴史科の教員免許取得と教員採用試験の出題内容・傾向に即した内容になる。従って、使用するテキストは、世界地誌と日本地誌の学習内容が記載されている中学校社会科地理的分野の教科書・資料集、高等学校で使用する地図帳(人文地理学履修で使用する)を使用する。世界地誌・日本地誌の学習内容から地理的な見方・考え方を身につけてほしい。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業後、1時間程度の授業の振り返り・復習を行い、その授業で身につけた地理的な見方・考え方を自分のものにしてほしい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
⑴ 各授業:毎時間の授業終了前に、授業学習ブリントを提出、指導を受ける。 ⑵ 各学期提出物:前・後期の学習内容から学生が選んだテーマに関する授業指導案の提出、指導を受けた後を受けた後、模擬授業を実施する。 ⑶ 各授業における自己評価・学習活動表の提出。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
⑴ 知識・技能の評価:基礎知識整理・定着テスト(前期、後期の2回実施)(全体評価の40%)。 ⑵ 思考力・判断力・表現力:模擬授業の実践に対す評価(ルーブリック評価表をベースに)、模擬授業の実践に対する自己評価(全体評価の30%) ⑶ 関心・意欲・態度:出席回数、各授業時間後の学習プリント提出(前期(世界地誌)、後期(日本地誌)に関する学習プリント))。各自模擬授業における自己評価・学習活動表(全体評価の30%) *評価基準・評価割合に関しては受講生との話し合いのもと変化する場合もある。 |
テキスト /Required Texts |
『社会科 中学生の地理 世界の姿と日本の国土』(帝国書院) 『アドバンス 中学地理資料』 (帝国書院) 『新詳高等地図』(帝国書院) *履修者は必ず購入し、準備すること。 |
参考図書 /Reference Books |
⑴ 授業において、随時、紹介する。 ⑵ 高等学校教員希望者には別途指示を出す。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 1 | オリエンテーション | 年間の授業内容、授業の進め方。年間の授業を通して身につけてもらいたい地理的見方・考え方と共に、教員の資質について。 | |
2 | 2 | 世界各地域の概要1 自然的特徴:地形・気候など | 世界各地域の概要1 自然的特徴:地形・気候など | |
3 | 3 | 世界各地域の概要2 人口・人種・民族など | 世界各地域の概要2 人口・人種・民族など | |
4 | 4 | 世界の諸地域1;東アジア |
自然的(地形・気候)・人文社会的特徴(人口・産業) | |
5 | 5 | 世界の諸地域2:東南アジア | 自然的(地形・気候)・人文社会的特徴(人口・産業) | |
6 | 6 | 世界の諸地域3:南アジア | 自然的(地形・気候)・人文社会的特徴(人口・産業) | |
7 | 7 | 世界の諸地域4:西アジア・中央アジア | 自然的(地形・気候)・人文社会的特徴(人口・産業) | |
8 | 8 | 世界の諸地域5:アフリカ | 自然的特徴(地形・気候) | |
9 | 9 | 世界の諸地域6:ヨーロッパ1 | 人文社会的特徴(人口・産業) | |
10 | 10 | 世界の諸地域6:ヨーロッパ2 | 自然的(地形・気候)・人文社会的特徴(人口・産業) | |
11 | 11 | 世界の諸地域7:アングロアメリカ | 自然的(地形・気候)・人文社会的特徴(人口・産業) | |
12 | 12 | 世界の諸地域8:ラテンアメリカ | 自然的(地形・気候)・人文社会的特徴(人口・産業) | |
13 | 13 | 世界の諸地域9:オセアニア | 自然的(地形・気候)・人文社会的特徴(人口・産業) | |
14 | 14 | 世界地誌の基礎知識の整理と定着 | テスト形式にて世界地誌の基礎知識の整理と定着を図る。 | |
15 | 15 | 前期の振り返り | 前期の学習の省察を学習評価表より行う。 | |
16 | 16 | 日本の諸地域1 九州地方1 | 自然的特徴:地形・気候など | |
17 | 17 | 日本の諸地域1 九州地方2 | 人文社会的特徴:人口・産業など | |
18 | 18 | 日本の諸地域2 中国・四国地方 1・2 | 自然的特徴:地形・気候など 人文社会的特徴:人口・産業など | |
19 | 19 | 日本の諸地域3 近畿地方1 | 自然的特徴:地形・気候など | |
20 | 20 | 日本の諸地域3 近畿地方2 | 人文社会的特徴:人口・産業など | |
21 | 21 | 日本の諸地域4 中部地方1 | 自然的特徴:地形・気候など | |
22 | 22 | 日本の諸地域4 中部地方2 | 人文社会的特徴:人口・産業など | |
23 | 23 | 日本の諸地域5 関東地方1 | 自然的特徴:地形・気候など | |
24 | 24 | 日本の諸地域5 関東地方2 | 人文社会的特徴:人口・産業など | |
25 | 25 | 日本の諸地域6 東北地方1 | 自然的特徴:地形・気候など | |
26 | 26 | 日本の諸地域6 東北地方2 | 人文社会的特徴:人口・産業など | |
27 | 27 | 日本の諸地域7 北海道地方1 | 自然的特徴:地形・気候など | |
28 | 28 | 日本の諸地域7 北海道地方2 | 人文社会的特徴:人口・産業など | |
29 | 29 | 日本地誌の基礎知識の整理と定着 | テスト形式にて日本地誌の基礎知識の整理と定着を図る。 | |
30 | 30 | 後期および年間の振り返り | 後期及び年間の学習の省察を学習評価表より行う。 |