CAMPUS Vol.183


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5NO.1832016.9存在価値の高い大学、成長を実感できる大学を目指して 学長就任にあたって学長  佐藤 雅美  7月13日に岡田豊基・前学長の後を受けて学長に就任しました法学部の佐藤です。どうぞよろしくお願いいたします。 皆さんもご存じのとおり、神戸学院大学は今年2016年に創立50周年を迎えました。このような大きな節目の年に大役を務めることになり、身の引き締まる思いでいっぱいです。 神戸学院大学は、1966(昭和41)年に、初代学長・森茂樹博士の下、建学の精神「真理愛好・個性尊重」を掲げて、栄養学部のみの100名の入学生を得て、その歴史をスタートしました。それから50年、現在では9学部・7研究科、2つのキャンパスに1万人余りの学生を擁する神戸市内で最大規模、兵庫県内でも2番目に大きな文理総合私立大学に発展しました。大学の宝(財産)である卒業生も8万人に迫っており、世界的な研究者や一部上場企業のトップとして活躍されている方々を始め、多様な分野で活躍されています。法学部卒業生の武井壮さんのような変わり種も多数おられます。私としては、このような輝かしい歴史を汚さないように、今後も社会からますます必要とされる存在価値の高い大学として発展できるよう、全力を尽くしたいと考えています。 ところで、私が神戸学院大学に赴任したのが1988(昭和63)年ですが、それから30年近くの教育経験から、神戸学院の学生諸君には大きな「伸びしろ」があると感じています。神戸学院での学びや学生生活を通じて大きく成長した、あるいは中学・高校時代からは想像できないほどの成果をあげた学生諸君を多数見てきました。現在の在学生の皆さんも、自分の可能性(伸びしろ)を信じて目標や夢を設定し、この神戸学院のキャンパスライフを通じて様々なことにチャレンジしてほしいと思います。そして、卒業する時には自らの成長を実感し、自信をもって社会に飛び立ってほしいと願っています。そのために、本学では、各学部の専門ゼミの活動はもとより、クラブやサークルなどの課外活動、海外研修や交換留学・派遣留学、神戸学院カレッジや「い∼ぷら」、資格や公務員を目指す課外講座、ボランティア活動の支援、就活塾、学生チャレンジプロジェクト等々、多種多様なチャレンジのステージやプログラムを展開しています。そして、われわれ大学の教職員は、皆さんの成長を支援し続けることが使命であると感じています。 学生の皆さんには、ぜひ自らの可能性を信じて、神戸学院大学のハード面、ソフト面を最大限に活用して、大きく成長してほしいと願っています。


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