1966年の大学開設時に制定。
本学は、太陽の光が燦々と降り注ぐ望海の丘に造られた。
星型は、太陽光線とそのエネルギーを、また、まわりの波型は四海とその波を表している。
太陽は、そのエネルギーによって万物を生み育む。
海は波濤を越えて世界に開け、海の幸を生む。
すなわち、本学が創造性に富み、世界に羽ばたく人材を育成し、「後世に残る大学」として栄えるようにとの念願を表したものである。
この校章のデザインは、大学創設者であり、初代学長の森茂樹自身が考えたもの。常々「あれは北斗七星の北斗から考えた道標(北極星)だ。旅人が道に迷ったらこの星をあてにして目的地を目指すんだ」と話していたとのこと。社会に出てさまざまな困難に遭遇したとき、大学で学んだこと、経験したことが道標となり、これから進むべき道を指し示す、そういう教育をしたいという思いが込められているのかもしれない。
阪神・淡路大震災で本学の関係者は、教員1人、中国からの留学生2人が家屋の倒壊で亡くなっている。
この震災で亡くなられた学生や教職員・ご家族など本学ゆかりの方や、多くの犠牲者のご冥福を祈り建てられた。
1995年1月17日、午前5時46分に起った阪神・淡路大震災の記憶を永遠に風化させないためのメモリアルとして、当時、明石市立天文科学館にあった大時計を明石市から譲り受けた。当初は11号館前に設置されたが、14号館の建設に伴い4号館横に移設された。
大学創立50周年記念事業として有瀬キャンパス1号館跡地に建立。除幕式は、森茂樹の命日にあたる2016年4月21日、同キャンパスで行われた。