神戸学院大学

社会連携

舞子高校の生徒が総合リハビリテーション学部の授業を体験しました

2018/11/26

車椅子実習体験の様子
車椅子実習体験の様子

兵庫県立舞子高等学校の生徒19人が20日、有瀬キャンパスを訪問し、総合リハビリテーション学部の講義と実習を体験しました。

本学は、平成20年3月に舞子高校と教育提携に関する協定を締結し、高等教育の活性化と高校生の学習機会の拡充に貢献しています。特色科目「アドバンストスタディズ」の受け入れ大学として、主に先進理工類型の生徒を対象に授業を行っています。

最初に、社会リハビリテーション学科の小坂享子教授が、同学科の学びや学生の活動、卒業後の進路について説明。続いて、作業療法学科の塚原正志講師が、作業療法についての講義と実習を行いました。頚椎損傷の患者さんが水を飲みやすいコップはどのような形状かを考え、紙コップを使って即席の自助具を作成しました。午後からは、理学療法学科の備酒伸彦教授により、実際に車椅子を使用した体験実習が行われ、介助の方法などを学びました。その際、理学療法学科の藤田幸那さんと藤原沙帆さん(ともに3年次生)が、高校生をサポートしました。また、備酒教授からは、リハビリテーションや福祉に関わる人としての心構えや姿勢についても伝えられ、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

生徒たちは、「先生の話がとても面白かった」「授業の中では、自分たちで考える時間が多くあり、勉強になった」など、いきいきとした表情で話していました。