科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
社会・集団・家族心理学Ⅰ(社会・集団)/社会心理学(社会・集団・家族心理学)/Social Psychology |
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授業コード /Class Code |
BC00372001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
PSYb102 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(前期)/MON1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
沼田 真美/NUMATA MAMI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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沼田 真美/NUMATA MAMI | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) 新型コロナウイルス感染症の状況次第では遠隔授業での実施の可能性があります。その場合は「遠隔授業情報」をご確認ください。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は専門科目群の講義科目に該当し,心理学部のDP1やDP2に示す知識や技能を獲得することを目的としています。人は本来社会的動物であり,人を求め,人間関係を求める傾向を強く持っています。社会心理学は私たちが日常抱く素朴な疑問や問題意識から出発して,人や集団の思考・感情・行動を理解しようとする学問です。人と人の関わりは複雑で、悩みのタネになることもしばしばありますが、社会心理学がその複雑さをひも解くヒントになることを願います。講義では、単に心理学の知見を紹介するだけでなく、どのような研究を通じて知見が得られたのかを合わせて解説することで、その心理学的知見について深く理解するとともに、それを疑い、判断していく力を磨いてもらいます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・社会心理学の主要な用語やトピックについて説明することができる。(知識) ・社会心理学の理論と研究を日常生活と関連づけ、暮らしのなかで直面する問題について自ら考えることができる。(態度・習慣,技能) ・毎日の暮らしのなかで起きている事柄について、自らの力で心理学的に考えることができる。(態度・習慣,技能) |
授業のキーワード /Keywords |
対人認知、対人魅力、コミュニケーション、態度、集団、大衆現象 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義中心で授業を進めます。質問は,授業前後時間に声をかけてください。受講生の理解度により授業計画内容が前後する場合があります。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
日常生活における身近な出来事、対人関係、集団活動、社会現象などについて、常日頃から「何でだろう」という意識を持って観察して下さい。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
社会心理学は日常生活と関連の深い分野です。授業で学んだ用語の復習を行い、日常生活の中から関連した出来事を探したり、振り返ったりしながら理解を深めて下さい。(事後学習の目安:60分程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
小課題・理解度確認 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
全授業後課題の3分の2以上の提出をもって、単位の認定・評価の対象者とします。小課題・理解度確認40%・定期試験60%で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
藤本忠明・東正訓編『ワークショップ 人間関係の心理学』 ナカニシヤ出版 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 科目内容とねらい、テキスト、評価方法などについて解説します。 | |
2 | 第2回 | 社会的認知 | 人と人との出会いについて、対人認知の視点から考察します。 | |
3 | 第3回 | 対人魅力(1) | 対人魅力の規定因である近接性、単純接触の効果、身体的魅力について学習します。 | |
4 | 第4回 | 対人魅力(2) | 対人魅力の規定因である類似性、相補性、好意の返報性について学習します。 | |
5 | 第5回 | 好意と愛情 | 好意と愛情を概念的に区別し、その測定法について理解します。 | |
6 | 第6回 | 親密な人間関係 | 愛情の構成要素、愛情の類型について理解します。 | |
7 | 第7回 | 対人関係の進展と崩壊 | 恋愛の成立と進展に関する理論、およびその崩壊過程について考察します。 | |
8 | 第8回 | ソーシャルサポートと孤独感 | 青年期における友人関係と孤独感の構造について考察します。 | |
9 | 第9回 | 対人コミュニケーション(1) | 言語コミュニケーションとそのプロセスモデルについて学習します。 | |
10 | 第10回 | 対人コミュニケーション(2) | 非言語コミュニケーションとその構成要素について理解します。 | |
11 | 第11回 | 態度と行動 | 態度、態度と行動、態度内構造、態度間構造について理解します。 | |
12 | 第12回 | 態度変容と説得 | 人をいかに説得するか、説得される心理について学びます。 | |
13 | 第13回 | 集団の心理学(1) | 集団目標、集団規範、集団の凝集性と生産性などについて理解します。 | |
14 | 第14回 | 集団の心理学(2) | 望ましいリーダーシップについて学びます。 | |
15 | 第15回 | 大衆現象とその心理 | 流行、イノベーション、ファン心理などの大衆現象について考察します。 |