科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
社会の中の心理学Ⅳ/心理学基礎演習Ⅱ/Basic Seminar in Psychology Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
BC00132001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
PSYj401 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
金2(後期)/FRI2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
竹田 剛/TAKEDA TSUYOSHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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定政 由里子/SADAMASA YURIKO | 心理学部/Psychology |
竹田 剛/TAKEDA TSUYOSHI | 心理学部/Psychology |
広沢 俊宗/HIROSAWA TOSHIMUNE | 心理学部/Psychology |
村田 佳代子/MURATA KAYOKO | 心理学部/Psychology |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(演習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、心理学部専門教育科目群に位置づけられており、心理学部のDPに示す「5. 心理学の専門知識や研究成果を第三者に適切に伝えることができる」「6. 社会の一員として自らの意見や考えを的確に話し書くことができる」「7. 社会の中で自らが所属するチームの一員として多様なメンバーと良好なコミュニケーションをとり、主体的な役割を果たすことができる」を獲得することを目指します。後述するように、特にこの科目ではDP7を重要視しています。 「社会の中の心理学Ⅳ」では、働くことについて考えます。現在のさまざまな社会問題の背景や対処を考えていく中で、大学生から社会人への移行過程を、学生と企業双方の視点から理解し検討できるようになることを目的とします。そのための課題として、心理学部広報誌『CoCo-Navi.』の企画立案および紙面作成を行います。 (心理学部広報誌『CoCo-Navi.』 https://kobegakuin-psy.jp/public/) これらの取り組みを通して、伝えたいメッセージや思い描いたイメージを適切に表現するスキルを身に付けます。加えて実際に業者との交渉なども行い、調整スキルも身に付けます。これらを通して、「面白いものを見抜く感性」やコミュニケーション力、文章力やデザイン力を総合的に高めることを目的とします。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①広報誌作成に関する到達目標 ・「自立・成長・共感・貢献・感謝」の行動規範を旨としながらメンバーと良好なコミュニケーションをとり、主体的な役割を果たすことができる。 ・自身の意見(伝えたいメッセージや思い描いたイメージ)を適切に表現することができる。 ・広報誌作成に関する基本的な手続きについて理解することができる。 ・魅力や訴求性の高い紙面を作成するための工夫のうちのいくつかを説明することができる。 ②キャリア形成に関する到達目標 ・社会人への移行期の意義や課題を、多面的に捉えられるようになる。 ・自らの就職活動やキャリア形成に活かしていくことができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
広報誌作成・ディスカッション・プレゼンテーション・働き方・PDCAサイクル |
授業の進め方 /Method of Instruction |
伝えたいメッセージや思い描いたイメージを明瞭に意識しながら、意見を適切に表現するスキルを身に付けることを目指して、ディスカッションやグループワークを中心に、授業を進めます。 これらの取り組みを進める際、各授業回や授業時間外に取り組んだ・考えた内容をまとめるラーニングポートフォリオを作成します。それを通して自身の広報誌作成に向けた取り組みを振り返り、社会人への移行期における自身の課題をどう捉え、それが就職活動やキャリア形成にどう活かしていくことができるのかに関する総括レポートを課題として作成してもらいます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
主体性をもって、授業への積極的な参加が求められます。 ・心理学部広報誌『CoCo-Navi.』の作成に当たっては非常に多くの作業工程があり、それらを班活動で行います。班員が一人でも欠けると企画が立ち行かなくなることがあります。そのため履修生には“他人の責任にせず、主体的に取り組む(自立)”姿勢が求められます。遅刻や欠席も出来るだけ控え、最後までやり遂げ、“チームの一員として他者の役に立つことを追求する(貢献)”姿勢を保ってください。 ・チームで生産性の高い作業を行うには、円滑な情報交換と温かい支え合いが重要です。そのため“お互いを認め合い、助け合う(共感)”に加えて“人との縁を大切にし、感謝のやりとりを忘れない(感謝)”の姿勢を常に示しながらコミュニケーション を取ってください。 ・そしてそれらの先にある、“ひとつずつ着実にできることを増やしていく(成長)”ことも実感してください。広報誌作成の取り組みはチームでないとできないことですが、あなた自身の貢献があることで成し遂げられるものです。自分自身のキャリア形成や自尊感情の向上にも役立ててください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
取材等のために授業時間外にも課題に取り組む必要があります。 企画立案のための予習および班でのディスカッション(約3時間)、本取材前の予備取材(約3時間)、質問項目の作成(約2時間)、レイアウトデザイン作成も含む取材後の原稿作成および班内でのディスカッション(約3日間)、原稿の校正(約2時間)。立案する企画の内容に応じて必要時間数が増減します。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
Teamsに毎回感想等を書いて提出します。 受講生同士でグループを構成し、授業中に指示する課題についてグループワークを行います。プロジェクトの成果物の提出、そして、プロジェクトのレポートの提出が必要です。以上のことを適切に評価し、コメントを伝えます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
全授業回数の3分の2以上の出席者のみが単位の認定・評価の対象になります(当日の課題提出をもって出席とみなす)。公的な欠席届を提出した場合は原則として出席扱いとしますが、その上限は2回までとします。成績評価はプロジェクトの成果物30%、レポート30%、授業への参加態度の積極性40%で総合的に判断します。 |
テキスト /Required Texts |
指定がありません。 |
参考図書 /Reference Books |
授業中に指示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の目的・目標および進め方の確認をします。グループ分けなどの作業を行います。また広報活動に関する倫理についても説明します。 | |
2 | 第2回 | チーム作り・企画立案 | チームビルディングを行い、各チームで実行する企画内容について検討します。PDCAサイクルでいうplanの段階を進めます。 | |
3 | 第3回 | 企画の実行① | 立案した企画について実行します。PDCAサイクルでいうdoの段階を進めます。 | |
4 | 第4回 | 企画の実行② | 立案した企画について実行します。PDCAサイクルでいうdoの段階を進めます。 | |
5 | 第5回 | 企画の実行③ | 立案した企画について実行します。PDCAサイクルでいうdoの段階を進めます。 | |
6 | 第6回 | 企画の実行④ | 立案した企画について実行します。PDCAサイクルでいうdoの段階を進めます。 | |
7 | 第7回 | 初稿の内容確認 | 実行された企画の内容について、誤字脱字や不備、改めて検討すべき点について洗い出しを行います。PDCAサイクルでいうchackの段階を進めます。 | |
8 | 第8回 | 初稿の修正① | 洗い出された初稿の検討点を踏まえ、再検討を行い修正します。 | |
9 | 第9回 | 初稿の修正② | 洗い出された初稿の検討点を踏まえ、再検討を行い修正します。 | |
10 | 第10回 | 初稿の修正③ | 洗い出された初稿の検討点を踏まえ、再検討を行い修正します。 | |
11 | 第11回 | 原稿入稿手続き① | 作成された修正稿を最終稿として入稿する手続きについて作業を行います。 | |
12 | 第12回 | 原稿入稿手続き② | 作成された修正稿を最終稿として入稿する手続きについて作業を行います。 | |
13 | 第13回 | 校正作業① | 返却された校正原稿について、校正作業を行います。 | |
14 | 第14回 | 校正作業② | 返却された校正原稿について、校正作業を行います。 | |
15 | 第15回 | まとめ | 半期の学びを通して、自身の将来のキャリアにつなげられるよう振り返りを行います。 |