科目一覧へ戻る | 2025/02/04 現在 |
開講科目名 /Class |
Communication studies Ⅱ(音声学入門)/Communication studies Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
BB01671001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GCEh016/GCEi005 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(後期)/MON4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
中西 のりこ/NAKANISHI NORIKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中西 のりこ/NAKANISHI NORIKO | グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication |
授業の方法 /Class Format |
◎資料配布の場所は: GCsquare |
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授業の目的 /Class Purpose |
英語音声学の基礎を身につけると同時に、音響分析の基礎知識を習得することを目的とする。この科目はディプロマポリシーの「1.実践的で高度な外国語の運用ができる」、「3.言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」、「4.教育現場で有効な、英語に関する体系的で専門的な知識と指導法を習得することができる」と関連している。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
受講生は英語音声学の基本的概念を説明できるようになる。 受講生は英語音声の音響分析をすることができるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
英語音声学・英語発音・音響分析 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
すべての授業回において、授業内と授業外の提出課題があります。 ー 配布資料や提出課題についての指示はすべてGCsquare上で行います。 各自のPCで以下のサイトにアクセスできることが必須です。 * GCsquare * Phoneme Counter * Speech Saver * Sounds of Englishes * Praat ー 第14,15回目の最終発表は、第1回~第13回の授業で提出した自分自身の課題の内容が元になります。やむを得ず欠席した授業回の課題については各自の責任で挽回してください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
前年度までに「発音クリニック」において英語音声学の基礎知識を身につけ、単位取得をしていることが望ましい。 初回授業時に全体の授業方針についての説明をしますので必ず出席してください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業時間外に必要な学修時間の目安は週1時間です。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業内外での提出課題はすべてGCsquare上の指示に従うこと。(メール添付での提出は受理しません。) 提出課題に対するフィードバックはすべてGCsquare上で行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業内での活動 30%、提出課題 30%、最終発表 20%、Versantテスト 20% |
テキスト /Required Texts |
・北原真冬, 田嶋圭一 他 (2017). 『音声学を学ぶ人のためのPraat入門』 ひつじ書房. ISBN: 978-4894768710 |
参考図書 /Reference Books |
・中西のりこ. (2022). 『カタカナ語からはじめる英語の発音』 ひつじ書房. ISBN: 978-4894769915 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 科目の概要・課題提出の方法について理解する。14,15回目で行う発表で求められる研究内容について計画を立てる。 | Versantテスト(秋) |
2 | 第2回 | Praat (intensity) | 日本語と英語の音素体系の違いを復習し、Praat上で世界諸英語のintensityの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.36, 83, 158 |
3 | 第3回 | Praat (pitch) | ピッチとイントネーションの概念について復習し、Praat上でどのように見えるかを分析する。 | 『Praat入門』p.31, 76, 154 |
4 | 第4回 | Praat (spectrogram) | IPA と 英和辞書・英英辞書で用いられている発音記号の違いについて復習し、Praat 上で世界諸英語のspectrogramとformantの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.30, 36, 81, 82, 152, 156 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.13-37 |
5 | 第5回 | 母音 | 母音の発音記号と母音四角形上の位置関係を復習し、Praat 上で世界諸英語のspectrogramとformantの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.30, 36, 81, 82, 152, 156 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.38-40, 49-65 |
6 | 第6回 | 二重母音 | 二重母音・R音性母音の発音記号と母音四角形上の位置関係を復習し、Praat 上で世界諸英語のspectrogramとformantの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.30, 36, 81, 82, 152, 156 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.41-43, 66-75 |
7 | 第7回 | 阻害音 | 閉鎖音・破擦音・摩擦音の発音記号と子音表での位置関係を復習し、Praat 上で世界諸英語のspectrogramとformantの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.30, 36, 81, 82, 152, 156 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.44-45, 76-89 |
8 | 第8回 | 共鳴音 | 鼻音・側音・半母音の発音記号と子音表での位置関係を復習し、Praat 上で世界諸英語のspectrogramとformantの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.30, 36, 81, 82, 152, 156 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.90-101 |
9 | 第9回 | 子音クラスター | 子音クラスターをなす音素配列について復習し、Praat 上で世界諸英語のspectrogramとformantの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.30, 36, 81, 82, 152, 156 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.46-48, 102-105 |
10 | 第10回 | 連続音声 | 連結・脱落・同化がどのような環境で起こるのか復習し、Praat 上で世界諸英語のspectrogramとformantの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.30, 36, 81, 82, 152, 156 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.106-112 |
11 | 第11回 | 語強勢 | 語強勢の置き方の概念を復習し、Praat 上で世界諸英語のintensityの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.36, 83, 158 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.113-115 |
12 | 第12回 | 文強勢(リズム) | 内容語/機能語の概念を復習し、Praat 上で世界諸英語のintensityの見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.36, 83, 158 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.13-65 |
13 | 第13回 | イントネーション | ピッチとイントネーションについて復習し、Praat 上で世界諸英語のpitch曲線の見え方を分析する。 | 『Praat入門』p.31, 76, 154 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.66-89 |
14 | 第14回 | 最終発表1 |
受講生の発表動画を観てフィードバック活動を行う。 | 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.76-101 |
15 | 第15回 | 最終発表2 |
受講生の発表動画を観てフィードバック活動を行う。 | 『カタカナ語からはじめる』 発音テストp.90-105 |