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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
仕事とキャリア/Work and Career
授業コード
/Class Code
BA00801001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSh002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火1(後期)/TUE1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中村 恵/NAKAMURA MEGUMI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中村 恵/NAKAMURA MEGUMI 現代社会学科/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
講義

11月10日以降の授業は、教務からの連絡通り、対面授業へと変更します。
授業の目的
/Class Purpose
社会には様々な職業が存在している。販売職のように、日常生活で観察可能な仕事もあれば、そうではないが社会にとって重要な他の仕事も多く存在する。それらの仕事や職業を具体的に学ぶと同時に、会社の中の職業分類である機能職能という分け方についても学習することを目的とする。
さらに、職業的生涯は一つの仕事だけから成り立っているわけではない。多くの場合いくつかの仕事を経験する場合が多い。そうした仕事経験の連鎖をキャリアと呼ぶ。本講義では、学生自身の将来のキャリア展望を考えさせることも、もう一つの大きな目的とする。

なお、本科目は一部が実務経験のある教員によって行われており、学部両学科ディプロマ・ポリシーのうち、「知識・技能」及び、「思考力・判断力・表現力等の能力」、「主体性を持って多様な人びとと共同して学ぶ態度」すべてと関係し、それを育成することを目的とする。この講義は実践的教育から構成される授業科目である。
到 達 目 標
/Class Objectives
社会に存在する職業について、日頃は観察が困難な仕事も含めて、どのような構成になっているか、会社の中の仕事の分類はどのようになっているかを理解し、説明することができる。
授業のキーワード
/Keywords
授業の進め方
/Method of Instruction
適宜資料を配布、あるいは投影しながらの講義とともに、質疑応答、グループ討議、グループ発表などを取り入れて進める。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
予習・復習、レポート作成、定期試験対策勉強などを含めて、15週合計で60時間の授業外学修を目安とする。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
学生へのフィードバックとして、
(1)毎回出欠とともに質問等を受け付け、それに対する回答を原則次回の講義にて行う。
(2)学生が作成したエッセイ等はmanabaに提出することを基本とし、それらに対して適宜manaba上あるいは口頭にてコメント等のフィードバックを行う。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
講義中のレポート3回(中村担当部2回分につき40%、和田担当分1回分につき60%、合計100%)によって評価する。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
小池和男『仕事の経済学』東洋経済新報社、2005年
E.ラジアー『人事と組織の経済学』日本経済新聞社、1998年
P.ミルグローム & J.ロバーツ『組織の経済学』NTT出版、1997年
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション 必修科目である仕事と産業入門で学んだ就業者、雇用者の概念、及びそれらの職業別、産業別構成について復讐する。
2 第2回 統計上の職業分類(1) 自分が知っている職業名を書き出させ、それが統計上のどの職業小分類あるいは中分類にあてはまっているかを整理する。
3 第3回 統計上の職業分類(2) 前回抽出した自分が知っている職業名があてはまる統計上の職業小分類あるいは中分類の人数を合計し、自らがどれほどの職業を知っているかを確認する。
4 第4回 生産工程従事者という職業 大卒者はあまり職業として就くことはないが、就業者・雇用者の中でかなりの数を占める生産工程従事者という職業について、大卒者とのかかわりも意識しながらその内実をビデオを鑑賞しながら学ぶ。
5 第5回 社会で必要とされる力① 社会で必要とされる社会人基礎力について理解を深め、実践できるようにする。
6 第6回 社会で必要とされる力② 人生100年時代を生き抜くためのキャリアの考え方を理解する。
7 第7回 製造業の仕事 知られざるB to B企業は製造業に多く、その実態を知る。
8 第8回 起業 これからの時代に増える小さな起業について、社会で活躍している人の事例を通して解説する。
9 第9回 IoT AIの知識 産業横断的に必要なIoTやAIの知識を深める。 ITリテラシーを伸ばす。
10 第10回 企業を知る① 企業情報の収集について、有名企業だけではなく、優良企業の情報の集め方を学ぶ。
11 第11回 企業を知る② 前回の企業情報の収集のしかたについてまとめるとともに、第4回から第10回までで学んだ内容に関するレポートを作成する。
12 第12回 会社の中の仕事分類(機能職能) 統計上の職業分類では会社の中の仕事分類は十分にわからない。自ら会社の中にどのような仕事が存在しそうかを考えながら、どの会社においても共通の機能職能と呼ばれる仕事群から、会社の仕事は基本的に成り立っていることを学ぶ。
13 第13回 営業・販売職という仕事 大卒者の求人の中で最も多いと思われる営業・販売職について、ビデオを鑑賞しながらその実態を学びながら、ひとつの職能が他の職能にもつながり、長い経験の中でキャリアを形成していることを知る。
14 第14回 労働法の基本~アルバイトをする前に知っておくべきこと 学生としての労働であるアルバイトで知っておくべきことを、労働基準法を中心にして学習する。
15 第15回 仕事とキャリアのまとめ これまでの講義のまとめを行う。

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