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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/10 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
アクティブラーニングの方法Ⅰ【F】【2023年度入学生~】/グループ・アプローチ【F】【~2022年度入学生】/Method of Active learningⅠ
授業コード
/Class Code
BA00222006
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSb001/SDMb001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水1(前期)/WED1(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
村井 拓人/MURAI TAKUTO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
村井 拓人/MURAI TAKUTO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
講義および演習(対面による参加型授業とする)
授業の目的
/Class Purpose
私たちは、コミュニティの支えなしに生きていけない社会的存在である。現在、学生の皆さんは、家族、大学、サークル、アルバイト、ボランティアなど、いくつものコミュニティに所属している。また、大学卒業後にも、会社や行政、趣味グループ、NPO、PTA、自治会など、公私ともに多様な人々と関わる機会が増える。そのような状況において、立場や価値観の違う人々といかに良好なコミュニケーションを取りつつ、合意形成に至るかということがより重要となってくる。
この授業では、ワークショップやファシリテーションの技法を個人として学ぶとともに、グループでオリジナルのワークショップのアイデアを考案する。また、その中からいくつかのワークショップを実践し、その評価を検証する。
到 達 目 標
/Class Objectives
・他者の気持ちを受容し、そして共感することで、自己のコミュニケーション法を見直し、新しい行動様式を身に着ける。
・ワークショップやファシリテーションのスキルを習得し、立場や価値観の違いを超えた合意形成のプロセスを体感する。
・グループとして最善のアウトプット、社会としての最善のアウトカムを意識した思考を意識できるようにする。
授業のキーワード
/Keywords
傾聴、受容、気づき、共感、自己成長、合意形成、ファシリテーション、ワークショップ、グループワーク
授業の進め方
/Method of Instruction
・ワークショップやファシリテーションの技法、その目的と効果を学ぶ。
・実際にワークショップを体感しながら、学生同士で対話を行う。
・グループでオリジナルのワークショップを考案する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・積み上げ授業のため、全日程の参加を望む。
・受講生が主体となったアクティブラーニングであることから、主体的な参画を望む。
・状況により日程や授業内容が変更する場合がある。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・原則授業内での学習とするが、グループでのオリジナルのワークショップの検討については、時間外での取り組みも歓迎する。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業内で提示する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・授業ごとのコミュニケーションシート 30%
・オリジナルワークショップ作成に対する参加貢献および成果物 20%
・期末レポート 50%
テキスト
/Required Texts
原則、授業ごとに配布。必要に応じて、manabaで配布する。
参考図書
/Reference Books
特に購入する必要はないが、以下のとおり。

・青木将幸(2013)「リラックスと集中を一瞬でつくる アイスブレイクベスト50」ほんのもり出版
・アニータ ブラウン・デイビッド アイザックス・ワールド・カフェ・コミュニティ(2007)「ワールド・カフェ―カフェ的会話が未来を創る」ヒューマンバリュー
・A・オズボーン(2018)「創造力を生かす―アイデアを得る38の方法」創元社
・川喜田二郎(1966)「発想法―創造性開発のために」中央公論社
・久保田麻美(2020)「はじめてのグラフィックレコーディング」翔泳社
・鈴木康久・嘉村賢州・谷口知弘(編)(2019)「はじめてのファシリテーション―実践者が語る手法と事例」昭和堂
・原正紀(2010)「インタビューの教科書」同友館
・デビット・シベット(2013)「ビジュアル・ミーティング―予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術」朝日新聞出版
・山田一成(2010)「聞き方の技法―リサーチのための調査票作成ガイド」日本経済新聞出版
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回(4/10水1限) ガイダンス 授業の目的、進め方、スケジュールなど概要説明
2 第2回(4/17水1限) 対話の手法① 対話が生まれやすい場面設定や初対面での緊張をほぐすアイスブレイクの役割について学ぶ。
3 第3回(4/24 水1限) 対話の手法② 「1 on 1 インタビュー」の目的と効果について学び、その実践を行う。
4 第4回(5/8水1限) 対話の手法③ 「グラフィックレコーディング」の目的と効果について学び、その実践を行う。
5 第5回(5/15水1限) 対話の手法④ 「ブレインストーミング」と「KJ法」の目的と効果について学び、その実践を行う。
6 第6回(5/22水1限) 対話の手法⑤ 「マグネットテーブル」の目的と効果について学び、その実践を行う。
7 第7回(5/29水1限) 対話の手法⑥ 「ワールドカフェ」の目的と効果について学び、その実践を行う。
8 第8回(6/5水1限) 対話の手法⑦ 「アクティブ・ブック・ダイアローグ」の目的と効果について学び、その実践を行う。
9 第9回(6/12水1限) 事例紹介① 地域づくりや教育の現場で、アクティブラーニングの手法がどのように活かされているのか事例を確認し、対話する。
10 第10回(6/19水1限) 事例紹介② 商品開発や組織改革の現場で、アクティブラーニングの手法がどのように活かされているのか事例を確認し、対話する。
11 第11回(6/26水1限) ワークショッププランの検討と構築① テーマに基づき、グループでワークショッププランを検討する。
12 第12回(7/3水1限) ワークショッププランの検討と構築② テーマに基づき、グループでワークショッププランを検討する。
13 第13回(7/10水1限) ワークショッププランの発表 検討したワークショッププランを発表し、共有する。
14 第14回(7/17水1限) ワークショッププランの実践 選出されたワークショップを実践し、皆でフィードバックする。
15 第15回(7/24水1限) 授業のまとめ これまでの授業をふりかえり、ワークショップやグループでのアプローチの目的と意義を整理・共有する。

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