科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
社会福祉運営管理/Administration of Social and Health Services |
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授業コード /Class Code |
B702452001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
RSRc632 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火2(後期)/TUE2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
西野 佳名子/NISHINO KANAKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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西野 佳名子/NISHINO KANAKO | 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、社会福祉士の国家資格取得を目指す者が、国家試験合格に達するレベルの知識を修得することを目指すものである。福祉サービス提供組織の経営に関する知識や手法を理解した上で、社会的課題に関する自分の考えを口頭や文書で表現し、他者とのコミュニケーションを通して社会的課題解決への道筋を想起できるようにしたい。|なお、この授業担当者は、福祉サービス提供組織での組織運営管理実務経験を10年以上有する教員であるので、実際の組織経営についての視点や手法を解説するものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.福祉サービス提供組織の特徴や経営の実際について説明できる。|2.福祉サービス提供組織の経営資源活用のあり方について理解できる。|3. 社会的課題解決に向けての道筋に、福祉関係者がどのように関与できるか議論できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
福祉サービス提供組織、福祉サービスの品質管理、リスクマネジメント、社会的課題解決 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義中心で進めるが、グループディスカッション等を取り入れ学習効果を高める。毎回提出の出席カードにショートレポートをまとめてもらう。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
報道や雑誌等を通して世の中の新しい動きに目を向け、社会的課題の解決に自身がどのように関わっていけるかを具体的に考えるように。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事前学習として、講義の対象となるテキストの内容を読んでおくこと(目安30分)。事後学習として、講義の対象であったテキストと配布プリントの内容を再確認すること。(目安1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
中間期にレポートの提出を求め、福祉サービスの経営資源についての議論に活用する。毎回提出の出席カードに記載されたことに対して、次回授業時に総評などを行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回提出の出席カードの内容30%、中間レポート10%、期末試験60%とする。 |
テキスト /Required Texts |
最新・社会福祉士養成講座「福祉サービスの組織と経営」 中央法規出版 2021 |
参考図書 /Reference Books |
特に指定しない |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 福祉サービスを提供する組織 | 多様な福祉サービス提供組織の構造や運営の仕組みを理解する。(テキスト第1章第1節) | |
2 | 第2回 | 福祉サービスの沿革と概況 | 社会福祉基礎構造改革の要点を捉え、社会福祉法人の概要を理解する。(テキスト第1章第2節) | |
3 | 第3回 | 組織間連携の実際と連携促進 | 組織間関係論を概観し、組織間連携の実際を理解する。(テキスト第1章第3節) | |
4 | 第4回 | 組織運営に関する基礎理論 | 組織に関する基礎理論を学び、組織活性化のあり方を考える。(テキスト第2章第1節) | |
5 | 第5回 | リーダーシップに関する基礎理論 | 福祉サービスにおけるチームアプローチの実際を捉え、組織におけるリーダーシップのあり方を考える。(テキスト第2章第2~3節) | |
6 | 第6回 | 組織経営体制の概要 | 営利団体と非営利組織の違いを踏まえ、福祉サービス提供組織の経営体制の実際を理解する。(テキスト第3章第1~2節) | |
7 | 第7回 | 福祉サービス提供組織の経営管理 | 福祉経営の基盤を学び、適切な福祉サービス提供組織の経営を考える。(テキスト第3章第3節) | |
8 | 第8回 | 福祉サービス提供組織のサービスマネジメント(1) | 組織におけるリスクマネジメントの実際を理解し、福祉サービスの品質管理について考える。(テキスト第3章第3~4節) | |
9 | 第9回 | 福祉サービス提供組織のサービスマネジメント(2) | 組織におけるマーケティングの実際を理解し、新しい福祉サービスのあり方を考える。(テキスト第3章第4節) | |
10 | 第10回 | 福祉サービス提供組織の会計管理と財務管理 | 社会福祉法人制度改革の背景を理解し、社会福祉法人の財務管理のあり方を考える。(テキスト第3章第4~5節) | |
11 | 第11回 | 福祉サービス提供組織運営に関する財源 | 福祉サービスの財源確保の実際を理解し、福祉課題解決へのアプローチを考える。(テキスト第3章第5節) | |
12 | 第12回 | 社会的課題の今日的な解決方法 | 複雑化する社会的課題の解決に必要な知識や手法を理解する。(テキスト第3章第5節) | |
13 | 第13回 | 福祉人材マネジメントの実際 | 労務管理の仕組みを知り、福祉人材マネジメントのあり方を考える。(テキスト第4章第1~2節) | |
14 | 第14回 | 職場としての福祉サービス提供組織の特徴 | ハラスメント対策の実際を理解し、働きやすい労働環境について考える。(テキスト第4章第2~3節) | |
15 | 第15回 | まとめ | 各回の要点を確認しながら、総まとめを行う。 |