科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
社会福祉調査論/社会調査論/Social Work Research |
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授業コード /Class Code |
B702284001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
RSRc522 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木1(前期)/THU1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
九十九 綾子/TSUKUMO AYAKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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九十九 綾子/TSUKUMO AYAKO | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
講義、演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、学部DPに掲げる広い教養と豊かな人間性や社会性を身につけること、社会問題に関心を持ち、人々の生活課題を発見・把握し、それに対応するための思考力・判断力を身につけることを目指しています。社会福祉士国家試験受験資格取得に必要とされる指定科目です。 社会福祉士には、社会調査法を習得し、社会福祉の現実を実証的に説明したり、理解したりすることが求められます。そこで本講義では社会調査の基礎的知識と技術について学び、実践の分野で活用できる基本的な力を身に付けることを目的とします。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.さまざまな調査報告に関心を持ち、統計資料を収集できる。(態度・習慣、技能) 2.官庁統計などの統計データを読み取ることができる。(技能) 3.量的調査の基礎的作業について説明できる。(知識) 4.質的調査の基礎的作業について説明できる。(知識) |
授業のキーワード /Keywords |
社会調査、量的調査、質的調査 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義と演習を織り交ぜながら進めます。対話型の授業方式を重視し、受講生からの意見や疑問点について自発的な発言を求めます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
・マイクロソフトワード、エクセル、パワーポイントを使用できるよう準備してください。 ・さまざまな課題に対して、他の受講生と協力して取り組んでください。 ・新聞記事やニュースを見聞きして、世の中の動きに関心を持ち、問題意識を持つ姿勢を培ってください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事前学習として、テキストを読んでキーワードを確認し、レポートにまとめてください。(60分程度) 事後学習として、授業の内容を整理し、知識が定着するよう復習してください。技術面については反復練習をしてください。(60分程度) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の授業時に、レポート提出を求めます。提出されたレポートに対して、総評などを行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポート50%、小テスト・確認テスト50%で、総合的に評価します。 |
テキスト /Required Texts |
潮谷有二・杉澤秀博・武田丈編著、『社会福祉調査の基礎』、ミネルヴァ書房、2022 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 本講義の目的、社会福祉調査の意義と目的 | 社会調査の意義と目的、倫理、個人情報保護、統計法を理解する。 | |
2 | 第2回 | 社会福祉調査のデザイン | 福祉にかかわる調査のための問いの設定と調査の流れを理解する。 | |
3 | 第3回 | ニーズ調査 | ニーズ調査の必要性、質的・量的調査によるニーズ把握を理解する。 | |
4 | 第4回 | プログラム評価 | プログラム評価の必要性、質的・量的調査によるプログラム評価を理解する。 | |
5 | 第5回 | 実践評価 | 実践評価の必要性、シングル・システム・デザインに基づく評価を理解する。 | |
6 | 第6回 | 調査対象者の選定 | 調査対象者の選定を理解する。 | |
7 | 第7回 | 測定 | 測定を理解する。 | |
8 | 第8回 | データの収集 | データ収集の方法、調査の倫理を理解する。 | |
9 | 第9回 | 量的データの整理と分析① | データの整理、データの特徴(尺度、量的・質的変数)、グラフの作成を理解する。 | |
10 | 第10回 | 量的データの整理と分析② | 基本統計量(代表値・ばらつき)、クロス集計を理解する。 | |
11 | 第11回 | 量的データの整理と分析③ | 推測統計学の基礎を理解する。 | |
12 | 第12回 | 質的調査のデータの整理と分析 | 質的データの整理と分析を理解する。 | |
13 | 第13回 | 量的調査のデータの整理と分析の実際① | 実際に、量的調査のデータ整理とまとめる作業をする。 | |
14 | 第14回 | 量的調査のデータの整理と分析の実際② | 実際に、量的調査のデータ分析とまとめる作業をする。 | |
15 | 第15回 | 総括と課題の検討 | 社会福祉における社会調査の総括をし、課題・展望を考える。 |