科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
保健医療と福祉/保健医療サービス論 【社】【理/作/~19】/Health care services and Socialwork |
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授業コード /Class Code |
B700772001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
RSRc314 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(前期)/THU3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
伊藤 隆博/ITO TAKAHIRO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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伊藤 隆博/ITO TAKAHIRO | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、理学療法学科及び作業療法学科の専門教育科目の専門基礎分野に位置する科目である。また、社会リハビリテーション学科の社会福祉専門分野に位置する科目であり3学科が合同で受講できる科目となっている。同時に、学部DP2、DP3、DP4に掲げる知識・技能・思考・判断を身につけることを目指しており、社会リハ学科では学科のDP3の社会福祉士国家試験受験資格取得に必要な指定科目である。総合リハビリテーション学部の学生全員が選択できる科目として位置付けられている。 本講義では、昨今の保健医療福祉を取り巻く環境や政策的動向、現代社会における課題を踏まえたうえで、保健医療に係る政策、制度、サービスについて理解するとともに、保健医療領域における各専門職の役割と、連携や協働について理解する。さらに、保健医療の課題を持つ人に対する、社会福祉士としての視点と役割を踏まえて、多職種連携、地域社会資源との連携等も含めた適切な支援のあり方について学習する。 なお、この科目の担当者は、病院でのソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)として16年の経験がある実務経験を有する教員である。従ってより実践的な観点から精神保健福祉士の役割等を解説するものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①保健医療をめぐる政策的動向を踏まえ、現在の保健医療制度の概要について説明できる。 ②医療法や診療報酬に基づく病院のしくみについて理解し、説明することができる。 ③医療・保健に関する制度・政策について、サービス提供者、および利用者それぞれの視点から説明できる。 ④社会福祉専門職であるソーシャルワーカーと保健医療職との連携及び地域社会資源との連携について理解し、ソーシャルワーカーとしての基本的な考え方や取り組む姿勢について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
専門職、多職種連携、ネットワーク、医療倫理、保健医療の動向、保健医療政策・制度・サービス |
授業の進め方 /Method of Instruction |
テキストに沿っての講義を中心に進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
講義に先立ち、事前にテキストを予習しておくこと。 必要に応じて事前学習用の資料を配布するので読み込んでおくこと。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
講義前には前回講義資料の復習をしておくこと。(おおむね1時間) 事前学習として、講義の対象となるテキストの箇所を読み込んでおくこと。(おおむね1時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回授業後、出席カードへ授業内容への感想や質問の記載を求める。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験100%(60%以上の得点を単位取得の条件とする) |
テキスト /Required Texts |
新・MINERVA社会福祉士養成テキストブック 岩﨑晋也・白澤政和・和気純子監修『保健医療と福祉』ミネルヴァ書房、2021.2600円+税 |
参考図書 /Reference Books |
・最新 社会福祉士養成講座 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 編集 『保健医療と福祉』中央法規 2500円(税別) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 保健医療の動向と社会福祉 | 人口の構造と疾病構造の変化により変化する保健医療の動向と福祉的課題について学ぶ | |
2 | 第2回 | 保健医療サービスの変化と社会福祉専門職の役割 | 少子高齢化や疾病構造の変化に伴う保健医療サービスの変化とそれに関連する社会福祉専門職の役割について学ぶ | |
3 | 第3回 | 保健医療サービスと医療ソーシャルワーカー、患者と家族の理解 | 医療ソーシャルワーカーの役割と実践内容および保健医療における患者と家族の置かれている状況や役割・生活課題について学ぶ | |
4 | 第4回 | 保健医療サービスと医療施設① | 保健医療サービス体系の歴史的変遷と日本における医療給付体制について学ぶ | |
5 | 第5回 | 保健医療サービスと医療施設② | 医療施設のしくみと政策医療について学ぶ | |
6 | 第6回 | 保健医療に関する政策①(医療法) | 医療法や改正の変遷、それに伴う医療政策の変化について学ぶ | |
7 | 第7回 | 保健医療に関する政策②(医療介護総合確保推進法・地域医療計画) | 医療介護総合確保推進法・地域医療計画とそれに伴う保健医療福祉の現場の変化について学ぶ | |
8 | 第8回 | 保健医療に関する制度① (医療保険制度Ⅰ) | 医療保険制度のしくみと沿革について理解する | |
9 | 第9回 | 保健医療に関する制度② (医療保険制度Ⅱ) | 医療保険制度の特徴と種類、給付と負担、高齢者の医療制度について理解する | |
10 | 第10回 | 保健医療に関する制度③ (診療報酬Ⅰ) | 診療報酬の期j本的知識について学ぶ | |
11 | 第11回 | 保健医療に関する制度④ (診療報酬Ⅱ) | 社会福祉士と診療報酬制度について理解する | |
12 | 第12回 | 保健医療における倫理①(医の倫理と意思決定支援) | 意思決定支援とその仕組みについて理解する | |
13 | 第13回 | 保健医療における倫理②(生殖医療・尊厳死と倫理など) | ・高度生殖医療、出生前診断、脳死と臓器移植、尊厳死、身体抑制に関する倫理的課題について理解する | |
14 | 第14回 | 保健医療における医療・福祉の専門職と役割 | 保健医療領域における専門職の役割について学ぶ | |
15 | 第15回 | 保健医療における医療・福祉の専門職との多職種連携 | 保健医療領域における連携・協働について学ぶ |