シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/07/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
障がい児療育論/障害児療育論/Rehabilitation and education for mentally and physically handicapped children
授業コード
/Class Code
B700404001
ナンバリングコード
/Numbering Code
ROTd506/RPTi501
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月2(前期)/MON2(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
西尾 久英/NISHIO HISAHIDE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
西尾 久英/NISHIO HISAHIDE 作業療法学科/Occupational Therapy
授業の方法
/Class Format
講義。
授業の目的
/Class Purpose
    この科目は、学部DP2、3、4に掲げるリハビリテーションに関する知識を修得することを目指す。どのような状況下にあっても、小児には教育が必要であるし、また教育を受ける権利を有する。「療育」とは、障害とともに生きなければならない小児に対して、その小児に提供されるべき治療と教育を複合したシステムをさす。従来、養護学校こそが「療育」の現場であると考えられてきた。しかし、近年、普通児との交流の必要性が強く認識されるようになり、障害児のインクルージョン〈地域の普通学校で学ぶこと)のための体制つくりが各地で進められるようになった。この障害児療育論では、学生が(1)障害児の心理的援助、(2)障害児の学校教育、(3)地域における支援体制を理解することを目的とする。
    なお、この科目の担当者は、小児科医として40年の経験があり、現在も療育センターに勤務する、実務経験のある教員である。また、小児神経疾患の研究者でもある。従って、講義では最先端医療と療育の連携についても触れながら、学生が一段と深く障害児のことを理解することを願っている。
到 達 目 標
/Class Objectives
(1)療育の基盤となる考え方を説明できる。
(2)実際に障害児に会った時に、彼(彼女)の心理を理解し、援助できる。
授業のキーワード
/Keywords
(1)障害児、(2)心理、(3)療育、(3)学校、(4)家族、(5)地域
授業の進め方
/Method of Instruction
パワーポイントのスライドを中心にした講義授業を行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
特別な履修要件はない。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業の前に、シラバスの授業計画に目を通しておくこと。そして、各回の授業講義で学習した内容について復習を行うこと(およそ0.5-1時間の学習が必要である)。また、日常生活のなかで人間観察を心がけて、自分の経験と学習内容を結び付けて考える習慣を身につけること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業の中で、理解度をテストするための課題を提示する。その課題に対する各自の答えは、授業時間のなかで、出席カードに書いていただく。授業時間外の提出、あるいは教員のメールアドレスへの提出は認めない。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験および毎回の授業で提示する課題に対する答えを評価の対象とする。評価の配分は、定期試験50%、課題回答50%とする。 
テキスト
/Required Texts
講義で配布する資料がテキストとなる。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 概論 療育、インクルージョンの基盤となる考え方を理解し、今後の療育の在り方についても意見を述べることができる。
2 第2回 知的障害児 知的障害児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。
3 第3回 肢体不自由児 肢体不自由児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。
4 第4回 視覚障害児 視覚障害児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。 
5 第5回 聴覚障害児 聴覚障害児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。 
6 第6回 病弱児 病弱児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。 
7 第7回 発達障害児 発達障害児を理解し、援助の在り方についても意見を述べることができる。 
8 第8回 虐待児・総復習 種々の問題のある家族の支援の在り方を理解し、虐待防止施策の在り方についても意見を述べることができる。また、今回の講義コース全体について、知識を再確認する。 

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