科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
専攻演習Ⅰ/Advanced Seminar Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B509221011 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
HASa305 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
服部 亮祐/HATTORI RYOSUKE |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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服部 亮祐/HATTORI RYOSUKE | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
演習(対面) |
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授業の目的 /Class Purpose |
<生成文法・統語論入門2>この授業は人文学部DPの4,5,6,7に関係している。言語学の生成文法統語論に関する教科書(洋書)について、各テーマごとに各自でまとめ、発表してもらうことを通して、英語で書かれた文献のまとめ方、プレゼンテーションの手法を体得することを目指す。また、統語論の枠組みに基づいて自然言語の文法現象を自ら分析する力を身につけ、論文を執筆することを目指す。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
まとまった量の英文を正確に読みこなし、他者にわかりやすく説明できる。統語論の基本的な概念を理解する。生成文法の方法論を理解する。 |
授業のキーワード /Keywords |
言語学、統語論、生成文法 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
学生(あるいはグループ)ごとに教科書の英文を割り当て、自分の担当の英文を、ハンドアウトやパワーポイント等を使って、日本語で他の学生にわかりやすく発表してもらう。その後、質疑応答や教員による補足を交えながら全員で理解を深める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
毎回各自必ずテキストと使い慣れた英和辞書を持参すること。予習をしっかり行い、積極的に議論に参加すること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
予習をしっかり行うこと(90分程度)。訳読の担当になっている場合は、担当部分の英文を他の学生に日本語でわかりやすく説明できるように準備する。担当になっていない場合でも次回の授業で扱う英文を精読し、内容をできる限り事前に理解する。また、課題を解き、授業の内容を確認する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
発表の資料(パワーポイントまたはハンドアウト)を提出すること。テーマごとに、課題を提出すること。発表については授業内でフィードバックを行い、課題は添削したものを返却し、解説する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業内での取り組み:20%、発表:40%、課題:40% ○授業内での取り組み:出席カードの内容に基づき、授業内容を理解できているかを評価する ○発表:発表内容や構成、わかりやすく説明できているか、資料、質疑応答をもとに評価する ○課題:各チャプター毎に内容を理解しているか確認し、正答率に基づいて評価する |
テキスト /Required Texts |
授業内で指示する。 |
参考図書 /Reference Books |
Andrew Carnie (2013)『Syntax: A Generative Introduction (Third Edition)』Wiley-Blackwell 原口庄輔、中村捷 、金子義明 (2016)『増補版 チョムスキー理論辞典』研究社 ジョージア・M・グリーン/ジェリー・L・モーガン 著、中澤恒子/伊藤たかね 訳 (2006)『言語分析の技法—統語論を学ぶ人のために』東京大学出版会 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | イントロダクション | 自己紹介、授業の進め方、成績の付け方などの説明。発表担当を決める。 | |
2 | 第2回 | Chapter 1-6: Towards X-bar Theory① | X-bar理論に至るまでの生成文法統語論についての概要(前半) | |
3 | 第3回 | Chapter 1-6: Towards X-bar Theory② | X-bar理論に至るまでの生成文法統語論についての概要(後半) | |
4 | 第4回 | Chapter 7: Extending X-bar Theory① | X-bar理論の拡張(前半) | |
5 | 第5回 | キャリア形成支援行事 | キャリア形成支援に関する説明会(全ゼミ合同)を実施する。今後のゼミ活動・インターンシップ・就職活動についての大まかなスケジュールを把握するとともに、大学での学修と結びつけつつ自らの将来設計を確認する。 |
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6 | 第6回 | Chapter 7: Extending X-bar Theory② |
X-bar理論の拡張(後半) |
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7 | 第7回 | Chapter 8: Constraining X-bar Theory① |
X-bar理論の制限(前半) |
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8 | 第8回 | Chapter 8: Constraining X-bar Theory② |
X-bar理論の制限(後半) |
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9 | 第9回 | Chapter 9: Auxiliaries and Functional Categories① |
助動詞と機能範疇(前半) |
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10 | 第10回 | Chapter 9: Auxiliaries and Functional Categories② | 助動詞と機能範疇(後半) | |
11 | 第11回 | Chapter 10: Head-to-Head Movement① | 主要部移動(前半) |
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12 | 第12回 | Chapter 10: Head-to-Head Movement② | 主要部移動(後半) | |
13 | 第13回 | Chapter 11: DP Movement① | DP移動(前半) | |
14 | 第14回 | Chapter 11: DP Movement② | DP移動(後半) | |
15 | 第15回 | Chapter 12: Wh-movement and Locality Constraints | Wh移動と局所性制約 |