科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
演習ⅢB[19~]/Practice and Discussion ⅢB |
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授業コード /Class Code |
B411591001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
PHMb014 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月4(後期),木3(後期),木4(後期),金3(後期),金4(後期)/MON4(AUT.),THU3(AUT.),THU4(AUT.),FRI3(AUT.),FRI4(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
日置 和人/HIOKI KAZUHITO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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濱田 美知子/HAMADA MICHIKO | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
日置 和人/HIOKI KAZUHITO | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
福留 誠/FUKUDOME MAKOTO | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、必修実習・演習科目であり3年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、2を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) この演習では、学習の在り方、理解の道筋、プレゼンテーションの方法を学び、技能を身に着けることを目標とする。 科目の演習を題材に自分で学習する力をつける。 3年次前期で養うべき基礎科目について演習でアウトプットを行う。 学力向上を目指して、個々の問題、集団としての問題を抽出し、解決策を討論する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
<化学系> (到達目標) C3-(1)-①-1 代表的な化合物をIUPAC 規則に基づいて命名することができる。 C3-(3)-①-1 代表的な官能基を列挙し、性質を説明できる。 C3-(3)-③-1 アルコール、フェノール類の基本的な性質と反応を列挙し、説明できる。 C3-(3)-④-2 カルボン酸の基本的性質と反応を列挙し、説明できる。 C3-(3)-⑤-1 アミン類の基本的性質と反応を列挙し、説明できる。 C3-(3)-⑥-1 官能基が及ぼす電子効果について概説できる。 C3-(4)-①-1 1H および 13C NMR スペクトルより得られる情報を概説できる。 C3-(4)-①-2 有機化合物中の代表的プロトンについて、おおよその化学シフト値を示すことができる。 C3-(4)-①-3 1H NMR の積分値の意味を説明できる。 C3-(4)-①-4 1H NMR シグナルが近接プロトンにより分裂(カップリング)する基本的な分裂様式を説明できる。 C3-(4)-①-5 代表的な化合物の部分構造を 1H NMR から決定できる。(技能) C3-(4)-②-1 IR スペクトルより得られる情報を概説できる。 C3-(4)-②-2 IR スペクトル上の基本的な官能基の特性吸収を列挙し、帰属することができる。(知識・技能) C3-(4)-③-1 マススペクトルより得られる情報を概説できる。 C3-(4)-③-2 測定化合物に適したイオン化法を選択できる。(技能) C3-(4)-③-3 ピークの種類(基準ピーク、分子イオンピーク、同位体ピーク、フラグメントピーク)を説明できる。 C3-(4)-③-4 代表的な化合物のマススペクトルを解析できる。(技能) C3-(4)-④-1 代表的な機器分析法を用いて、代表的な化合物の構造決定ができる。(技能) <製剤系> E5-(1)-①-1 粉体の性質について説明できる。 E5-(1)-①-3 固形材料の溶解現象(溶解度,溶解平衡など)や溶解した物質の拡散と溶解速度について説明できる。 E5-(1)-①-5 固形材料の溶解度や溶解速度を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。 E5-(1)-②-2 高分子の構造と高分子溶液の性質(粘度など)について説明できる。 E5-(1)-③-1 界面の性質(界面張力、分配平衡、吸着など)や代表的な界面活性剤の種類と性質について説明できる。 E5-(1)-③-3 分散した粒子の安定性と分離現象(沈降など)について説明できる。 E5-(1)-③-4 分散安定性を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。 E5-(1)-④-1 製剤分野で汎用される高分子の構造を理解し、その物性について説明できる。 E5-(1)-④-2 薬物の安定性(反応速度,複合反応など)や安定性に影響を及ぼす因子(pH,温度など)について説明できる。 E5-(2)-①-1 製剤化の概要と意義について説明できる。 E5-(2)-①-2 経口投与する製剤の種類とその特性について説明できる。 E5-(2)-②-1 代表的な医薬品添加物の種類・用途・性質について説明できる。 E5-(2)-②-2 製剤化の単位操作、汎用される製剤機械および代表的な製剤の具体的な製造工程について説明できる。 E5-(2)-②-3 汎用される容器,包装の種類や特徴について説明できる。 E5-(2)-②-4 製剤に関連する試験法を列挙し、説明できる。 E5-(3)-②-1 コントロールドリリースの概要と意義について説明できる。 E5-(3)-②-2 投与部位ごとに、代表的なコントロールドリリース技術を列挙し、その特性について説明できる。 E5-(3)-②-3 コントロールドリリース技術を適用した代表的な医薬品を列挙できる。 C2 化学物質の分析 C2-(6)-①-1 分析目的に即した試料の前処理法を説明できる。 C2-(6)-②-1 臨床分析で用いられる代表的な分析法を列挙できる。 E3 薬物治療に役立つ情報 E3-(2)-②-4 患者情報の取扱いにおける守秘義務と管理の重要性を説明できる。 <薬剤系> E4-(2)-①-1 線形1-コンパートメントモデルと、関連する薬物動態パラメータ(全身クリアランス、分布容積、消失半減期、生物学的利用能など)の概念を説明できる。 E4-(2)-①-2 線形1-コンパートメントモデルに基づいた解析ができる(急速静注・経口投与[単回および反復投与]、定速静注)。(知識、技能) E4-(2)-①-3 体内動態が非線形性を示す薬物の例を挙げ、非線形モデルに基づいた解析ができる。(知識、技能) E4-(2)-①-4 モーメント解析の意味と、関連するパラメータの計算法について説明できる。 E4-(2)-①-5 組織クリアランス(肝、腎)および固有クリアランスの意味と、それらの関係について、数式を使って説明できる。 E4-(2)-①-6 薬物動態学-薬力学解析(PK-PD 解析)について概説できる。 E4-(2)-②-1 治療薬物モニタリング(TDM)の意義を説明し、TDM が有効な薬物を列挙できる。 E4-(2)-②-2 TDM を行う際の採血ポイント、試料の取り扱い、測定法について説明できる。 E4-(2)-②-3 薬物動態パラメータを用いて患者ごとの薬物投与設計ができる。(知識、技能) E4-(2)-②-4 ポピュレーションファーマコキネティクスの概念と応用について概説できる。 E4-(1)-②-4 薬物の吸収過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。 E4-(1)-③-6 薬物の分布過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。 E4-(1)-④-5 薬物代謝酵素の阻害および誘導のメカニズムと、それらに関連して起こる相互作用について、例を挙げ、説明できる。 E4-(1)-⑤-5 薬物の排泄過程における相互作用について例を挙げ、説明できる。 <衛生系> 〈環境衛生学〉 D2-(2)-③-2. 水の浄化法、塩素処理について説明できる。 D2-(2)-③-3. 水道水の水質基準の主な項目を列挙し、説明できる。 D2-(2)-③-5. 水質汚濁の主な指標を列挙し、測定できる。 D2-(2)-④-1. 主な大気汚染物質を列挙し、その推移と発生源、健康影響について説明できる。 D2-(2)-④-2. 主な大気汚染物質について説明できる。 D2-(2)-⑤-1. 室内環境を評価するための代表的な指標を列挙し、説明できる。 D2-(2)-⑤-2. 室内環境と健康との関係について説明できる。 〈薬毒物中毒分析・代謝分析学〉 D2-(1) -①-1. 代表的な有害化学物質の吸収、分布、代謝、排泄の基本的なプロセスについて説明できる。 D2-(1) -①-2. 肝臓、腎臓、神経などに特異的に毒性を示す代表的な化学物質を列挙できる。 D2-(1) -①-3. 重金属、PCB、ダイオキシンなどの代表的な有害化学物質や農薬の急性毒性、慢性毒性の特徴について説明できる。 D2-(1) -①-7. 代表的な中毒原因物質(乱用薬物を含む)の試験法を列挙し、概説できる。 〈栄養生化学〉 D1 -(3)-②-2. 油脂が変敗する機構を説明し、油脂の変質試験を説明できる。 C6 -(2)-⑥-1. 代表的なビタミンの種類、構造、性質、役割を説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
実習IIIB、3年次後期専門科目 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
この演習は、実習IIIBと関連した化学演習、薬剤・製剤演習、衛生演習と、基礎学力の向上のための基礎補充演習に大別されます。 時間割は後程配布し、授業の進め方は、事前に開示します。 授業の順番は、この順番通りには行われないことがあります。 担当者によって異なりますが、演習時間中に課題学習や小テストが行われます。 事前学習が課されることもあります。 演習受講状況、課題や小テストの成績によっては、一部の学生に追加の演習が課されることがあります。 適宜MoodleやTeamsを通じて連絡されますので、見落としがないようにしてください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
関連科目は3年後期開講の専門科目のすべて及び実習IIIBであるが、3年前期の科目とのつながりも意識するので、復習を含む。 オフィスアワーは設定しないが、メールによる質問を受け付ける。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事前学習として、予習しておくこと(目安として1時間)。事後学習として、必ず復習し不明な点は次週までに解決しておくこと(目安として1時間)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
演習前、演習中、演習後に課題提出を指示する場合がある。提出課題へのフィードバックは、LMS、口頭及び文書により行う場合がある。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
実習IIIBと関連した化学演習、薬剤・製剤演習、衛生演習は、事前学習、演習時間中の取り組み、小テストや課題について、毎回の成績を100点満点で採点し、演習回数で案分し、合計で30%とする。 基礎補充演習は、授業時間中の課題と小テストについて、毎回の成績を100点満点で採点し、演習回数で案分し、合計30%とする。 演習は授業に出席してその場で演習課題等を実践することが必須なので、未受講で課題や小テストのみ提出は、評価に反映しない。また演習中の課題や小テストで不合格となった場合の補講も同様の方法で評価する。 未受講で課題や小テストのみ提出は、評価に反映しない。 最後の演習時に演習テストを行い、その評価を40%とする。 |
テキスト /Required Texts |
3年次科目、及び実習IIIBのテキストおよび講義で配布されたプリント等を使用する。 また適宜、1-2年次に使用した教科書を使用する。 |
参考図書 /Reference Books |
コアカリ重点ポイント集1~3巻 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 化学系演習 | 化合物の構造解析についてプレゼン資料の作成及び発表を行う C3-(1)-①-1 C3-(3)-①-1 C3-(3)-③-1 C3-(3)-④-2 C3-(3)-⑤-1 C3-(3)-⑥-1 C3-(4)-①-1 C3-(4)-①-2 C3-(4)-①-3 C3-(4)-①-4 C3-(4)-①-5 C3-(4)-②-1 C3-(4)-②-2 C3-(4)-③-1 C3-(4)-③-2 C3-(4)-③-3 C3-(4)-③-4 C3-(4)-④-1 |
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2 | 第2回 | 化学系演習2 | 化合物の構造解析についてプレゼン資料の作成及び発表を行う C3-(1)-①-1 C3-(3)-①-1 C3-(3)-③-1 C3-(3)-④-2 C3-(3)-⑤-1 C3-(3)-⑥-1 C3-(4)-①-1 C3-(4)-①-2 C3-(4)-①-3 C3-(4)-①-4 C3-(4)-①-5 C3-(4)-②-1 C3-(4)-②-2 C3-(4)-③-1 C3-(4)-③-2 C3-(4)-③-3 C3-(4)-③-4 C3-(4)-④-1 |
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3 | 第3回 | 製剤系演習1 | 製剤設計に関係する課題についての演習 E5-(1)-①-1, 3, 5 E5-(1)-②-2 E5-(1)-③-1, 3, 4 E5-(1)-④-1, 2 E5-(2)-①-1, 2 E5-(2)-②-1〜4 E5-(3)-②-1〜3 PBL調査に関係する課題についての演習 C2-(6)-①-1 C2-(6)-②-1 E3-(2)-②-4 |
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4 | 第4回 | 製剤系演習2 | 製剤設計に関係する課題についての演習 E5-(1)-①-1, 3, 5 E5-(1)-②-2 E5-(1)-③-1, 3, 4 E5-(1)-④-1, 2 E5-(2)-①-1, 2 E5-(2)-②-1〜4 E5-(3)-②-1〜3 PBL調査に関係する課題についての演習 C2-(6)-①-1 C2-(6)-②-1 E3-(2)-②-4 |
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5 | 第5回 | 薬剤系演習1 | 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。 E4-(2)-①-1 E4-(2)-①-2 E4-(2)-①-3 E4-(2)-①-4 E4-(2)-①-5 E4-(2)-①-6 E4-(2)-②-1 E4-(2)-②-2 E4-(2)-②-3 E4-(2)-②-4 E4-(1)-②-4 E4-(1)-③-6 E4-(1)-④-5 E4-(1)-⑤-5 |
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6 | 第6回 | 薬剤系演習2 | 実験データの解析や考察を行い、プレゼンテーションを作成する。作成したものを発表して討論し、理解を深める。 E4-(2)-①-1 E4-(2)-①-2 E4-(2)-①-3 E4-(2)-①-4 E4-(2)-①-5 E4-(2)-①-6 E4-(2)-②-1 E4-(2)-②-2 E4-(2)-②-3 E4-(2)-②-4 E4-(1)-②-4 E4-(1)-③-6 E4-(1)-④-5 E4-(1)-⑤-5 |
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7 | 第7回 | 環境衛生学演習 | 人々の健康に多大な影響を及ぼす環境因子の中の、水、空気について、それぞれの標準的試験法や各種規制値に照らした環境評価法など、薬剤師として身につけておく必要のある公衆衛生上の知識と技能に関する演習 |
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8 | 第8回 | 薬毒物中毒分析・代謝分析学演習 | 医薬品や生活環境に存在する中毒原因物質の分析法ならびに薬毒物の毒性および解毒機構に関する演習 |
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9 | 第9回 | 栄養生化学演習 | ビタミンの性質や特徴ならびに定量方法ならびに油脂の酸化機構や各種化学試験などに関する演習 |
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10 | 第10回 | 基礎補充演習① | 3年次後期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。 | |
11 | 第11回 | 基礎補充演習② | 3年次後期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。 | |
12 | 第12回 | 基礎補充演習③ | 3年次後期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。 | |
13 | 第13回 | 生物基礎補充演習④ | 3年次後期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。 | |
14 | 第14回 | 基礎補充演習⑤ | 3年次後期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。 | |
15 | 第15回 | 基礎補充演習⑥ | 3年次後期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。 | |
16 | 第16回 | 基礎補充演習⑦ | 3年次後期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。 | |
17 | 第17回 | 基礎補充演習⑧ | 3年次後期の講義科目に関連した基礎的な演習課題に取り組む。 | |
18 | 第18回 | 担任懇談会 | ポートフォリオを用いて、薬学部での学習の要点を整理する。 |