科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
薬剤師活動最前線[15~18]/Up-To-Date Topics of Pharmacists |
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授業コード /Class Code |
B411251002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(後期)/MON1(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
中川 左理/NAKAGAWA SARI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中川 左理/NAKAGAWA SARI | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
橋本 保彦/HASHIMOTO YASUHIKO | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
オンデマンド講義(対面講義は実施しない) 以下で対応する。 動画配信場所:履修者の大学メールアドレスに担当教員より視聴するURLを連絡する。 動画配信日時: 講義日の開始時刻まで 視聴可能期間: 講義日の開始時刻から次の講義の開始時刻まで 問い合わせ先:(第1~6回:中川) nakagawa@pharm.kobegakuin.ac.jp (第7~12回:橋本)yhashi@pharm.kobegakuin.ac.jp メールの件名と本文に「学年(科目名) 学籍番号 名前」 を記入ください。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、アドバンス科目であり6年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、1,3,5を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) 現状の病院における薬剤師業務についてに即して、その活動内容について学習し、社会から求められている薬剤師像を認識し、そのニーズに応えるべく、さらなる職能を発揮していくために、必要な知識を修得する。 なお、この授業の担当者は病院で薬剤師として実務経験のある教員であり、より実践的な観点から、内容について、具体的に解説するものとする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
アドバンス科目(6年次配当) 以下の各SBOsを到達目標とする。 C11-(1)-①-1 栄養素(三大栄養素、ビタミン、ミネラル)を列挙し、それぞれの役割について説明できる。 C11-(1)-①-5 エネルギー代謝に関わる基礎代謝量、呼吸商、エネルギー所要量の意味を説明できる。 C12-(1)-④-1 代表的な中毒原因物質の解毒処置法を説明できる。 C12-(1)-④-2 化学物質の中毒量、作用器官、中毒症状、救急処置法、解毒法を検索することができる。 C13-(2)-①-5 代表的な精神疾患(統合失調症、うつ病など)の治療薬を挙げ、その薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。 C14-(4)-①-2統合失調症の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 C15-(1)-⑤-1 EBMの基本概念と有用性について説明できる。 C15-(1)-⑤-2 EBM実践のプロセスを概説できる。 C15-(1)-⑤-3 臨床研究法(ランダム化比較試験、コホート研究、症例対照研究など)の長所と短所を概説できる。 C15-(1)-⑤-4 メタアナリシスの概念を理解し、結果を評価できる。 C15-(1)-⑤-5 真のエンドポイントと代用のエンドポイントの違いを説明できる。 C15-(1)-⑤-6 臨床適用上の効果指標(オッズ比、必要治療数、相対危険度など)について説明できる。 C17-(5)-①-1 帰無仮説の概念を説明できる。 C17-(5)-①-2 パラメトリック検定とノンパラメトリック検定の使い分けを説明できる。 C17-(5)-①-3 主な二群間の平均値の差の検定法(t-検定、Mann-Whitney U検定)について、適用できるデータの特性を説明し、実施できる。 C17-(5)-①-4 χ2検定の適用できるデータの特性を説明し、実施できる。 C17-(5)-①-5 最小二乗法による直線回帰を説明でき、回帰係数の有意性を検定できる。 C17-(5)-①-6 主な多重比較検定法(分散分析、Dunnett検定、Tukey検定など)の概要を説明できる。 C17-(5)-①-7 主な多変量解析の概要を説明できる。 C17-(5)-②-1 臨床試験の代表的な研究デザイン(症例対照研究、コホート研究、ランダム化比較試験)の特色を説明できる。 C17-(5)-②-2 バイアスの種類をあげ、特徴を説明できる。 C17-(5)-②-3 バイアスを回避するための計画上の技法(盲検化、ランダム化)について説明できる。 C17-(5)-②-4 リスク因子の評価として、オッズ比、相対危険度および信頼区間について説明し、計算できる。 C17-(5)-②-5 基本的な生存時間解析法(Kaplan-Meier曲線など)の特徴を説明できる。 D-(2)-②-10 患者の特性に適した用量を計算できる。 D-(4)-①-2 代表的な剤形の安定性、保存性について説明できる。 D-(4)-③-16 抗悪性腫瘍剤などの取扱いにおけるケミカルハザード回避の基本的手技を実施できる。 D-(4)-④-17 注射剤の代表的な配合変化を列挙し、その原因を説明できる。 D-(4)-④-19 代表的な輸液と経管栄養剤の種類と適応を説明できる。 D-(4)-④-20 体内電解質の過不足を判断して補正できる。 D-(4)-⑤-21 代表的な消毒薬の用途、使用濃度を説明できる。 D-(4)-⑤-22 消毒薬調製時の注意点を説明できる。 D-(5)-②-4 代表的な医薬品の副作用の初期症状と検査所見を具体的に説明できる。 D-(6)-②-8 服薬指導に必要な患者情報を列挙できる。 H001 代表的な疾患に対して、疾患の重症度等に応じて、科学的根拠に基づいた処方設計ができる。 H002 代表的な疾患における薬物療法の評価に必要な患者情報の収集ができる。 H003 代表的な疾患の入院治療における適切な薬学的管理について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
注射剤・輸液の調製、薬学的管理、がん、感染症、病棟業務、医薬品情報、EBM、生物統計、服薬指導、薬学的管理、心疾患、脳血管障害、精神疾患 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って実施する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
総合的な理解のためには、適宜、該当範囲の予習および復習を行うことが望ましい。 オフィスアワー: 中川(随時、事前にメールしてください。nakagawa@pharm.kobegakuin.ac.jp) 橋本(随時、事前にメールしてください。yhashi@pharm.kobegakuin.ac.jp) |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
自主的な予習・復習の励行(目安として1時間)、予習として、国家試験の過去問(シラバスを確認の上、関連する範囲)を解いておくこと。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
演習問題を配布することがある(橋本) |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小テストや提出課題を100%として評価する。 |
テキスト /Required Texts |
教員が作製したオリジナルの配布資料・プリントなどを使用する。 |
参考図書 /Reference Books |
なし |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 (中川) | がんの薬学的管理Ⅰ | 抗悪性腫瘍剤の取扱い、細胞毒性のある注射剤の調製、がんにおける適切な薬学的管理について理解し、説明できる。 D-(4)-③-16 D-(5)-②-4 D-(6)-②-8 H001 H002 H003 |
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2 | 第2回 (中川) | がんの薬学的管理Ⅱ | 抗悪性腫瘍剤の取扱い、細胞毒性のある注射剤の調製、がんにおける適切な薬学的管理について理解し、説明できる。 D-(4)-③-16 D-(5)-②-4 D-(6)-②-8 H001 H002 H003 |
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3 | 第3回 (中川) | がんの薬学的管理Ⅲ | 抗悪性腫瘍剤の取扱い、細胞毒性のある注射剤の調製、がんにおける適切な薬学的管理について理解し、説明できる。 D-(4)-③-16 D-(5)-②-4 D-(6)-②-8 H001 H002 H003 |
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4 | 第4回(中川) | 注射剤・輸液の調製Ⅰ | 注射剤の配合変化、電解質輸液の種類と適応、経腸栄養・高カロリー輸液や栄養療法について理解し、説明できる。 C11-(1)-①-1 C11-(1)-①-5 D-(2)-②-10 D-(4)-①-2 D-(4)-④-17 D-(4)-④-19 D-(4)-④-20 |
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5 | 第5回(中川) | 注射剤・輸液の調製Ⅱ | 注射剤の配合変化、電解質輸液の種類と適応、経腸栄養・高カロリー輸液や栄養療法について理解し、説明できる。 C11-(1)-①-1 C11-(1)-①-5 D-(2)-②-10 D-(4)-①-2 D-(4)-④-17 D-(4)-④-19 D-(4)-④-20 |
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6 | 第6回(中川) | 感染症の薬学的管理 | 感染症における適切な薬学的管理、代表的な消毒薬の用途、使用濃度について説明できる。 D-(4)-⑤-21 D-(4)-⑤-22 D-(5)-②-4 D-(6)-②-8 H001 H002 H003 |
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7 | 第7回(橋本) | 精神疾患の薬学的管理 | 代表的な精神疾患(統合失調症、気分障害、睡眠障害など)の治療薬を挙げ、その薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。 精神ん疾患の病態生理、適切な治療薬、およびその使用上の注意について説明できる。 精神疾患における適切な薬学的管理について理解し、説明できる C13-(2)-①-5 C14-(4)-①-2 D-(5)-②-4 D-(6)-②-8 H001 H002 H003 |
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8 | 第8回(橋本) | 心疾患および脳血管障害の薬学的管理 | 心疾患および脳血管障害における適切な薬学的管理について理解し、説明できる。 D-(5)-②-4 D-(6)-②-8 H001 H002 H003 |
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9 | 第9回 (橋本) | 医薬品情報 -生物統計- |
帰無仮説の概念を説明できる。データの分布について説明できる。データの種類、比較する群数から適切な検定方法を選択できる。回帰分析と相関の違いを説明できる。多変量解析を説明できる。生存時間解析を説明できる。 C17-(5)-①-1 C17-(5)-①-2 C17-(5)-①-3 C17-(5)-①-4 C17-(5)-①-5 C17-(5)-①-6 C17-(5)-①-7 |
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10 | 第10回 (橋本) | 医薬品情報 -EBMの基礎- |
EBMの概念を説明できる。EBMのプロセスを概説できる。臨床論文および情報を評価できる。 C15-(1)-⑤-1 C15-(1)-⑤-2 C15-(1)-⑤-3 C15-(1)-⑤-4 C15-(1)-⑤-5 C15-(1)-⑤-6 |
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11 | 第11回 (橋本) | 医薬品情報 ー研究デザインー |
EBMの概念を説明できる。研究課題に応じた研究デザインを選択できる。メタ解析を理解し、結果を評価できる。真・仮のエンドポイントを説明できる。バイアスについて理解する。臨床評価指標を理解する。優越性、非劣性試験について説明できる。 C17-(5)-②-1 C17-(5)-②-2 C17-(5)-②-3 C17-(5)-②-4 C17-(5)-②-5 |
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12 | 第12回(橋本) | 中毒医療への貢献 ー地域住民の衛生管理における薬剤師の役割ー |
中毒(薬物・物質・食品)患者の中毒原因物質の検出法と解毒法について説明できる。 C12-(1)-④-1 C12-(1)-④-2 |