科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
自然が生み出す薬物Ⅱ[15~18]/Kampo Medicine |
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授業コード /Class Code |
B410702002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
PHMd013 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木2(前期)/THU2(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.5 |
主担当教員 /Main Instructor |
神谷 浩平/KAMIYA KOUHEI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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神谷 浩平/KAMIYA KOUHEI | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、専門教育科目であり4年次に配当している。 この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、2及び3を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) 生薬の臨床応用の一つである漢方薬は、現代医療において重要な位置づけである。医療現場でよく用いられる漢方処方を理解するために、漢方医学の基礎概念からはじまり、代表的な漢方処方とその臨床応用、漢方薬の使用上の注意等の基本的知識を修得することを目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
医師が漢方薬を処方した際に、処方目的を理解し、患者に適切な服薬指導ができること、ならびに、患者がドラッグストアで漢方薬を希望した際に、適切な漢方薬を提供できることを目標とする。 以下の各SBOsを到達目標とする。 E2ー(10)ー①ー1 漢方の特徴について概説できる。 E2ー(10)ー①ー2 以下の漢方の基本用語を説明できる。 陰陽、虚実、寒熱、表裏、気血水、証 E2ー(10)ー①ー3 配合生薬の組み合わせによる漢方薬の系統的な分類が説明できる。 E2ー(10)ー①ー4 漢方薬と西洋薬、民間薬、サプリメント、保健機能食品などとの相違について説明できる。 E2ー(10)ー②ー1 漢方医学における診断法、体質や病態の捉え方、治療法について概説できる。 E2ー(10)ー②ー2 日本薬局方に収載される漢方薬の適応となる証、症状や疾患について例示して説明できる。 E2ー(10)ー②ー3 現代医療における漢方薬の役割について説明できる。 E2ー(10)ー③ー1 漢方薬の副作用と使用上の注意点を例示して説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
東洋医学、漢方医学、漢方処方、弁証、処方解析 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って12回の講義を行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
漢方処方は生薬の臨床的な応用の一つであるため、『生薬学』で学んだことをもう一度復習しておくこと。オフィスアワーは、毎週金曜日17:00~19:00 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
講義後の復習(0.5時間) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講義における課題レポート。フィードバックはmoodleにて行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
定期試験の成績(90%)及び課題の提出(10%)の合計100%に基づいて評価する。 |
テキスト /Required Texts |
本講義内容を学ぶための適切な教科書がないため、自作ファイルを利用する。また、3年次に『生薬学』の講義で用いた教科書も併せて利用する。 |
参考図書 /Reference Books |
『ミニマムファクター漢方生薬学』(京都廣川書店) 7,500円 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 漢方医学総論 | 漢方医学の歴史、特徴について解説する。 E2ー(10)ー①ー1 E2ー(10)ー①ー4 E2ー(10)ー②ー3 |
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2 | 第2回 | 漢方医学の基礎概念(1) | 弁証法(八綱弁証、五臓弁証)について解説する。 E2ー(10)ー①ー2 E2ー(10)ー②ー1 |
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3 | 第3回 | 漢方医学の基礎概念(2) | 弁証法(六病位弁証、気血水弁証)について解説する。 E2ー(10)ー①ー2 E2ー(10)ー②ー1 |
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4 | 第4回 | 構成生薬による処方分類(1) | 桂枝湯類、麻黄剤について解説する。 E2ー(10)ー①ー3 E2ー(10)ー②ー1 E2ー(10)ー②ー2 |
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5 | 第5回 | 構成生薬による処方分類(2) | 柴胡剤、瀉心湯類について解説する。 E2ー(10)ー①ー3 E2ー(10)ー②ー1 E2ー(10)ー②ー2 |
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6 | 第6回 | 構成生薬による処方分類(3) | 人参湯類、参耆剤について解説する。 E2ー(10)ー①ー3 E2ー(10)ー②ー1 E2ー(10)ー②ー2 |
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7 | 第7回 | 気血水の概念に基づく漢方処方(1) | 気の異常に対する漢方処方について解説する。 E2ー(10)ー①ー3 E2ー(10)ー②ー1 E2ー(10)ー②ー2 |
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8 | 第8回 | 気血水の概念に基づく漢方処方(2) | 血の異常に対する漢方処方について解説する。 E2ー(10)ー①ー3 E2ー(10)ー②ー1 E2ー(10)ー②ー2 |
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9 | 第9回 | 気血水の概念に基づく漢方処方(3) | 水の異常に対する漢方処方について解説する。 E2ー(10)ー①ー3 E2ー(10)ー②ー1 E2ー(10)ー②ー2 |
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10 | 第10回 | 構成生薬による処方分類(4) |
地黄剤、附子剤などについて解説する。 E2ー(10)ー①ー3 E2ー(10)ー②ー1 E2ー(10)ー②ー2 |
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11 | 第11回 | 漢方処方の副作用 | 漢方処方および生薬の副作用について解説する。 E2ー(10)ー③ー1 |
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12 | 第12回 | 症例解説 | 様々な症例に対する処方決定プロセスを解説する。 E2ー(10)ー①ー3 E2ー(10)ー②ー2 E2ー(10)ー③ー1 |