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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎物理学[19~]/Basic Physics
授業コード
/Class Code
B410042003
ナンバリングコード
/Numbering Code
PHMd014
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
薬学部/Pharmaceutical Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月2(前期)/MON2(SPR.)
単位数
/Credits
1.5
主担当教員
/Main Instructor
福留 誠/FUKUDOME MAKOTO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
福留 誠/FUKUDOME MAKOTO 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
この授業の担当者は薬学部所属である。この選択必修科目は1年次に配当している。
この科目は、薬学部のDPに示す8項目のうち、3を目指す。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

この科目は、薬学準備教育ガイドラインにおいて、「薬学の基礎としての物理」にて例示された18項目の到達目標の内、15項目に対応する(到達目標に示す各項目のこと)。授業の目標は次の1)~5)のように要約することが出来る。

1)基本概念として、物理量、単位、記号、有効数字等を理解する。
2)運動の法則について理解する。
3)様々な種類のエネルギーについて理解する。
4)波動(音、光、レーザー)について理解する。
5)電荷と電流、及び電場と磁場について理解する。

高校の物理学で扱う項目の内、薬学の内容を理解する上で重要なものを学ぶ。すなわち、1年次に学ぶ物理化学Ⅰ、物理化学Ⅱ、及び薬品分析学Ⅰに加え、上級学年にて学ぶ薬学の物理系領域(物理化学Ⅲ、物理化学Ⅳ、薬品分析学Ⅱ、薬品分析学Ⅲ、日本薬局方)を理解する上で重要な項目を学修する。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の各SBOsを到達目標とする。
JBー(4)ー①ー1 物理量の基本単位の定義を説明できる。
JBー(4)ー①ー2 SI 単位系について説明できる。
JBー(4)ー①ー3 基本単位を組み合わせた組立単位を説明できる。
JBー(4)ー①ー4 物理量にはスカラー量とベクトル量があることを説明できる。
JBー(4)ー②ー1 運動の法則について理解し、力、質量、加速度、仕事などの相互関係を説明できる。
JBー(4)ー②ー2 直線運動、円運動、単振動などの運動を数式を用いて説明できる。
JBー(4)ー②ー3 慣性モーメントについて説明できる。
JBー(4)ー③ー1 エネルギーと仕事の関係ついて説明できる。
JBー(4)ー③ー2 エネルギーの種々の形態(熱エネルギー、化学エネルギー、電気エネルギーなど)の相互変換について、例を挙げて説明できる。
JBー(4)ー④ー1 光、音、電磁波などが波であることを理解し、波の性質を表す物理量について説明できる。
JBー(4)ー⑤ー1 レーザーの性質を概説し、代表的な応用例を列挙できる。
JBー(4)ー⑥ー1 電荷と電流、電圧、電力、オームの法則などを説明できる。
JBー(4)ー⑥ー2 抵抗とコンデンサーを含んだ回路の特性を説明できる。
JBー(4)ー⑦ー1 電場と磁場の相互関係を説明できる。
JBー(4)ー⑦ー2 電場、磁場の中における荷電粒子の運動を説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
単位系、物理量、有効数字、運動の法則、エネルギー、波動、レーザー、電荷、電流、電場、磁場
授業の進め方
/Method of Instruction
授業計画に従って12回の講義を行います。Powerpointで作成したスライドを使って授業を進めます。スライドは参考図書に基づいて担当教員が作成したものです。スライドを印刷した冊子を、テキストとして配布します。その他、連絡、確認、アンケート、電子的参考資料の配布を、dotCampus、及びMoodleを用いて行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
質問がある場合は、教員の居室まで来てください。不在の時もありますので、事前に電子メール(fukudome@pharm.kobegakuin.ac.jp)にて訪問日時を確認することをお勧めします。オフィスアワー:火曜10:00~12:00、水曜10:00~12:00
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
各回の内容は、授業計画に示す通りです。
授業前日:テキスト及び参考書に目を通し予習してください(目安:0.5時間程度)。
授業翌日:復習してください(目安:1時間程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業時、又は授業後に連絡します。
提出課題へのフィードバックは、LMS、口頭又は文書にて行う場合があります。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
到達度確認試験(30点)、及び定期試験(70点)を合算した100点満点で成績評価を行います。
到達度確認試験:試験前の授業で扱った内容から出題します。
定期試験:授業で扱った内容から出題します。
試験は、マーク式、及び記述式の設問からなります。
テキスト
/Required Texts
担当教員が準備したPowerpointスライドから作成した冊子を、テキストとして使用する。
参考図書
/Reference Books
廣岡秀明著 薬学生のための物理入門(共立出版)
大林康二 他共著 薬学の基礎としての物理(学術図書出版社)
佐藤幸一 他共著 医療系のための物理(東京教学社)
藤城敏幸 著 生活の中の物理(東京教学社)
安孫子誠也 著 歴史をたどる物理学(東京教学社)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 基本概念 物理量の基本単位の定義を説明できる。
SI 単位系について説明できる。
基本単位を組み合わせた組立単位を説明できる。
JBー(4)ー①ー1,JBー(4)ー①ー2,JBー(4)ー①ー3
2 第2回 運動の法則① 物理量にはスカラー量とベクトル量があることを説明できる。
運動の法則について理解し、力、質量、加速度、仕事などの相互関係を説明できる。
JBー(4)ー①ー4,JBー(4)ー②ー1
3 第3回 運動の法則② 直線運動を数式を用いて説明できる。
JBー(4)ー②ー2
4 第4回 運動の法則③ 円運動、単振動などの運動を数式を用いて説明できる。
JBー(4)ー②ー2
5 第5回 エネルギー① 慣性モーメントについて説明できる。エネルギーと仕事の関係ついて説明できる。
JBー(4)ー②ー3,JBー(4)ー③ー1
6 第6回 エネルギー② エネルギーの種々の形態(熱エネルギー、化学エネルギー、電気エネルギーなど)の相互変換について、例を挙げて説明できる。
JBー(4)ー③ー2
7 第7回 波動① 光、音、電磁波などが波であることを理解し、波の性質を表す物理量について説明できる。
JBー(4)ー④ー1
8 第8回 波動② 光、音、電磁波などが波であることを理解し、波の性質を表す物理量について説明できる。
JBー(4)ー④ー1
9 第9回 レーザー レーザーの性質を概説し、代表的な応用例を列挙できる。
JBー(4)ー⑤ー1
10 第10回 電荷と電流① 電荷と電流、電圧、電力、オームの法則などを説明できる。
JBー(4)ー⑥ー1
11 第11回 電場と磁場②
電場と磁場①
抵抗とコンデンサーを含んだ回路の特性を説明できる。
電場と磁場の相互関係を説明できる。
JBー(4)ー⑥ー2,JBー(4)ー⑦ー1
12 第12回 電場と磁場② 電場、磁場の中における荷電粒子の運動を説明できる。
JBー(4)ー⑦ー2

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