科目一覧へ戻る | 2024/09/18 現在 |
開講科目名 /Class |
演習Ⅰ/Seminar Ⅰ |
---|---|
授業コード /Class Code |
B201101003 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
LAWe003 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
法学部/Law |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
木2/THU2 |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
岡本 篤尚/OKAMOTO ATSUHISA | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
演習 |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、法学部のDPに掲げる「社会における各種の問題について、その要点を把握し、必要な情報を収集・分析して、法的思考に基づいた説得力ある解決方針を示すことができる」能力を身につけること、および「地域社会から国際社会に至る国内外の公共的事項に関心と責任を持ち、公平性と客観性を重視した判断および行動ができる」ようになることを目指すものです。 この授業では、現代社会の多様な人権問題、気候変動など人権に対するグローバルな脅威、最も深刻な人権侵害としての戦争の実態などについて学んでいきます。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①現代社会の多様な・新しい人権問題について説明することができるようにする。 ②他人の意見を正確に読み取り/聞き取ることができ、また自分の意図を言葉や文章で正確に他人に伝えることができるようにする。 |
授業のキーワード /Keywords |
人間の尊厳(個人の尊厳) 「差別」と「排除」 「暴力」と「貧困」 人権に対するグローバルな脅威 戦争と人権 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
この授業では、1つのテーマにつき、2回ないし3回の授業を当てます。各テーマとも、1回目の授業でテーマに関連した映像資料を視聴したり文献資料を読み込んでもらったりしたうえで、その感想文(リアクション・ペーパー)を提出してもらいます。2回目ないし3回目の授業では、教員が各テーマに関する解説を行い、その後それに基づいて、教員・受講生間、受講生相互で質疑応答や討論を行ってもらうことによって、授業を進めていきます。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
① この授業は、教員と受講生、受講生相互の質疑応答や討論によって授業を進めていきますので、各回の授業までに、受講生自身が各回の授業テーマに関ついて十分な予習をしてくることが強く求められます。 ➁ この授業では、 授業内容(授業で使用するレジュメやパワーポイントの内容や資料映像の内容、板書の内容等を含む)について、スマートフォンやモバイル機器、カメラ等を用いて録画・録音・撮影等を行うことや、インターネット上で閲覧可能状態にすることを厳禁します。これらに違反した場合は、課題レポート等の成績の如何にかかわらず、単位を認定しない場合があります。障害等のため授業内容の録画・録音等を行う特段の必要がある場合には、事前に必ず担当教員の許可を得てください。 ③ 授業の出席が、授業実施回数の3分の2に満たない場合は、課題レポート等の成績如何にかかわらず、単位を認定しません。また、授業開始から15分以上の遅刻は、欠席として取り扱います。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
各回の授業までに、各回の授業テーマについてきちんと予習しておいてください(1週間あたりで2~3時間程度)。 また、現代社会の多様な人権問題、気候変動など人権に対する新たな脅威、戦争における人権侵害などは、いずれも「現在進行形」の問題ですので、日頃からテレビのニュースや新聞記事、さらに関連するドキュメンタリー番組などをみて積極的に情報を収集・分析しておいてください(1時間程度)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
1. あらかじめ指示された課題に関する課題レポート、前後期各1回(合計、年2回)。 2. 各回の演習で用いた資料映像や資料文献についての感想を記したリアクション・ペーパー(前後期とも数回程度)。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
成績評価は、課題レポート70%(前後期合計)、リアクション・ペーパーの提出、授業中の質疑応答など授業への積極的貢献度30%の割合で行います。なお、授業の出席が、授業実施回数の3分の2に満たない場合は、課題レポート等の成績如何にかかわらず、単位を認定しません。また、授業開始から15分以上の遅刻は、欠席として取り扱います。 成績評価の基準は、現代社会の多様な・新たな人権問題について説明することができるかどうかと、他人の意見を正確に読み取り/聞き取ることができ、また自分の意図を言葉や文章で正確に他人に伝えることができるかどうかです。 課題レポートを作成するに当たって、Chat GPTなどの生成AIを使用することはできません。生成AI等を使用したり、他人の著作(著書・論文)やインターネット上のコンテンツの内容等を無断で引用(=盗作)したことが判明した場合には「D評価(不可)」としますので注意してください。 |
テキスト /Required Texts |
テキスト(教科書)は特に指定しません。授業内容に関連して見ておいてほしい映像資料や読んでおいてほしい文献資料については、開講後、適宜指示します。 |
参考図書 /Reference Books |
①アンドリュー・フェイガン『人権の世界地図』(丸善出版、2019年) ②林 典子『フォト・ドキュメンタリー 人間の尊厳――いま、この世界の片隅で』(岩波書店 、2014年) |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 第1回 | 前期ガイダンス | 前期で扱うテーマと、この演習の進め方について説明します。 | |
2 | 第2回~第14回 | 現代社会の人権侵害 | 現代社会にの多様な人権問題について、関連する資料映像や資料文献を視聴・購読したうえで、感想をリアクション・ペーパーにまとめ、担当教員による解説の後、受講生全員で議論します。 | |
3 | 第15回 | 前期授業のふりかえり | 前期の授業を振り返ります。 | |
4 | 第16回 | 後期ガイダンス | 後期に扱うテーマと、この演習の進め方について説明します。 | |
5 | 第17回~第29回 | 新たな人権侵害 | 気候変動などの人権にに対するグローバルな脅威や、最大かつ最も深刻な人権侵害である戦争について、人権侵害という観点から関連する資料映像や資料文献を視聴・購読したうえで。感想をリアクション・ペーパーにまとめ、担当教員による解説の後、受講生全員で議論します。 | |
6 | 第30回 | 後期授業のふりかえり | 後期後期の授業を振り返ります。 |