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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
医療安全管理学実習 【臨検】/Practice in Medical Care Safety Management
授業コード
/Class Code
B103801001
ナンバリングコード
/Numbering Code
NMTo002
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
月1(後期),月2(後期)/MON1(AUT.),MON2(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
竹立 精司/TAKEDACHI SEIJI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
竹立 精司/TAKEDACHI SEIJI 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義・実習)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は栄養学部のDPに掲げる、科学的根拠に基づいて人の健康について考察でき、臨床検査技師のリーダーとして社会に活躍できる技能の習得していることを目指す。
臨床検査の多様化に伴い、人体並びに人体からの様々な検体を対象として臨床検査が実施されている。医療安全の基本的概念と知識を理解したうえで、臨床検査技師による人体からの検体採取について基本的な手技を修得する。
なお、この授業の担当者は、国立病院の臨床検査技師として37年間検査業務、管理業務および教官を経験している、うち3年間臨床検査技師に新たに認められた検体採取の実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から検体採取や生理学的検査等を指導するものとする。
到 達 目 標
/Class Objectives
臨床検査技師に認められた皮膚表在組織病変部からの検体採取ができる。
鼻腔拭い液・咽頭拭い液・鼻腔吸引液および肛門からの便の採取ができる。
静脈採血ならびに毛細血管採血ができる。
授業のキーワード
/Keywords
検体採取、採血
授業の進め方
/Method of Instruction
教科書、資料、スライドを用いて実習課題を理解し−実習を実施−手技、データの解析−手技、データについて討論−レポート作成
履修するにあたって
/Instruction to Students
本実習では臨床検査に必要であると同時に、臨床検査技師の職能として許可された各種検体採取を中心に実習する。これらの手技は患者に対する侵襲性を伴うものであり、慎重かつ正確な実施が必要である。既習の「医療安全管理学」を復習してから授業に臨むこと。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前にテキストの該当部分(特に重要太文字を中心に)を読んでから授業に臨むこと。(30分程度)
授業後は、授業中に指示した最重要項目をまとめ、説明出来るようにする。(30分程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義時に数回、実習課題レポートの提出を課す。提出されたレポートに対して、コメントを返す。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
出席を前提とし、レポート70%、実習への積極性30%の合計100%として評価を行う。 
テキスト
/Required Texts
日本臨床衛生検査技師会監修 検体採取者のためのハンドブック(株式会社じほう) ¥2,300+税
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション(検体採取、採血について) 微生物学的検査等における検体採取ならびに採血の実習方法について
2 第2回 皮膚表在組織病変部からの検体採取 1) ウイルス、細菌、真菌、スピロヘータ、寄生虫検査
2) 膿、丘疹、水疱、膿疱、びらん、粘膜、毛髪、爪等 各検体採取手技
3 第3回 糞便検査における検体採取 糞便が採取できない場合にスワブを用い肛門部から便の直接採取
4 第4回 微生物学的検査等における検体採取 A.鼻腔拭い液の採取及び、鼻咽頭拭い液
B.咽頭拭い液、鼻腔吸引液についての手技を習得する
5 第5回 採血に関する基礎知識の習得 採血に関して患者対応、採血手順および患者の安全確保について習得する
6 第6回 指頭採血の実習 指頭採血による自己血糖測定の実施
7 第7回 耳朶採血の実習 耳朶採血による出血時間検査の実施
8 第8回 静脈採血の基礎実習(1) 血管確保の基礎である駆血帯の取り扱いについて習得する
9 第9回 静脈採血の基礎実習(2) 様々な患者に対応できるように静脈の走行における個人差を実際に確認する
10 第10回 静脈採血の基礎実習(3) 採血器具の取り扱いおよび採血管の種類による違いや注意点を確認する
11 第11回 静脈採血に関する実習 採血室での採血を想定して実際に採血手順を確認する
12 第12回 採血から検査までの実習 静脈血を用いて検査を実施する

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