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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
薬理学 【臨検】/Pharmaceutical Science
授業コード
/Class Code
B103511001
ナンバリングコード
/Numbering Code
NMTb016
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
金2(後期)/FRI2(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
屋山 勝俊/YAYAMA KATSUTOSHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
屋山 勝俊/YAYAMA KATSUTOSHI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、栄養学部において薬の作用(薬理)に関する知識を修得することを目指しています。
医薬品は、体外から生体内の標的とする組織まで到達し、そこに存在する生体内分子(作用点)と「反応」することによって、機能を変え、その結果として生体機能を変えることができます。このような薬の作用は、作用部位に到達した薬の量と、それの持つ独自の性質によって、「強さ」と「作用の質」が決定されます。この科目では、患者さんとの薬を通した関わりを深められるようになるために、循環器疾患、代謝性疾患(糖尿病など)治療薬を中心に、薬理作用、作用機序、主な副作用を説明し、その適応となる疾患における概要を理解することを目的とします。また、薬は食物によってもその作用が強まったりあるいは弱まったりします。なぜその様なことが起こるかについて理解することも目標とします。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.薬が人体に作用する仕組みおよび体内での挙動について説明できる。
2.薬の相互作用、薬と食物との関係、それが薬効に及ぼす影響について説明できる。
3.代表的な治療薬の作用機序について説明できる。
4.代表的な治療薬の効能効果・副作用について説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
薬の作用、副作用、受容体、細胞内シグナル伝達系
授業の進め方
/Method of Instruction
授業計画に従って8回の対面講義を行ないます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
履修するにあたり、生化学、生理学等の知識が必要となります。内容の理解に不安がある人は必ず復習をしておいてください。
オフィスアワー(未定・授業内で案内)や授業終わりの休み時間を使った質疑応答の場などで質問を受け付けます。わからないところやあいまいなところは早めに解消してください。また、キャンパスが異なりますので、メールによる質問を受け付けます。アドレスは授業中に紹介します。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事後学習として復習すること(目安として1時間。できれば授業当日に、無理でもその週のうちにやりましょう。)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回の授業内容に関するレポートを提出してもらいます。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回課すレポートが30%、定期試験が70%、合計100%で評価します。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
授業中に紹介します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 薬理学とは 使用した薬物が体内でどのように働き、身体にはどのような変化が起こるのでしょうか。薬の働きについて学ぶのが薬理学です。第1回目の講義では、この先どのような内容を学ぶのか、また、投与された薬がどのようにして効いていくのかを理解することを目標とします。
2 第2回 循環器疾患に用いられる薬 高血圧、心不全、虚血性心疾患に用いられる薬の薬理作用を修得することを目標とします。
3 第3回 代謝性疾患に用いられ薬 糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症に用いられる薬の薬理作用を修得することを目標とします。
4 第4回 抗炎症薬、抗アレルギー薬 炎症、アレルギーを起こした際に用いられる薬物の薬理作用を修得することを目標とします。
5 第5回 中枢(脳)に作用する薬物 不安、睡眠障害、パーキンソン病など脳に疾患のある患者さんに用いられる薬物の薬理作用を修得することを目標とします。
6 第6回 抗癌剤 がんの際用いられる代表的な薬物について、薬物の薬理作用を修得することを目標とします。
7 第7回 消化器疾患に用いられる薬 消化器疾患を発症した際に用いられる薬の薬理作用を修得することを目標とします。
8 第8回 食物成分と医薬品の相互作用 食物は時として医薬品の作用を強めたり、弱めたりすることがあります。第8回では、この相互作用について理解することを目標とします。

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