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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
臨床栄養学実習Ⅰ(B)/Practice in Hospital Nutrition Ⅰ
授業コード
/Class Code
B103341002
ナンバリングコード
/Numbering Code
NSDh005
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月1(前期),月2(前期)/MON1(SPR.),MON2(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
中川 輪央/NAKAGAWA WAO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中川 輪央/NAKAGAWA WAO 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(実習)
授業の目的
/Class Purpose
病院や介護老人保健施設において、傷病者の栄養管理にあたる管理栄養士として必要な栄養ケアマネジメントの実践力を高めるための実習である。
各種ガイドラインをもとに必要栄養量の設定について理解し、調理実習や献立作成・献立展開を通じて病院などの施設で提供されている一般食、特別食について学ぶ。
・調理の基本
・一般食、特別食
・展開食
本科目は、栄養学部のディプロマ・ポリシーに掲げる、科学的根拠に基づいてヒトの健康を考察でき、的確な栄養評価、生活習慣病予防、合併症進展予防への適切な栄養指導が可能な実践能力の修得を目指す。
この科目の担当者は、管理栄養士業務を経験している実務経験のある教員で行うので、より実践的な観点から医療機関における管理栄養士の役割等を解説するものである。 
到 達 目 標
/Class Objectives
医療・介護制度やチーム医療における役割について説明できる。
ライフステージ別、各種疾患別に身体状況(口腔状態を含む)や栄養状態に応じた具体的な栄養管理方法について説明できる。
各食種の献立に合わせた調理法や食材の選定を理解し、それに基づいて献立作成や献立展開ができる。
傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいて適切な栄養管理を行うために、栄養ケアプランの作成ができる。
授業のキーワード
/Keywords
栄養アセスメント、栄養障害(低栄養)、生活習慣病(糖尿病、高血圧、慢性腎臓病)、一般食・特別食(糖尿病食、減塩食、軟飯・軟菜食、嚥下食)
授業の進め方
/Method of Instruction
本実習では、上の教育目標ならびに、患者症例を理解する際の臨床栄養学領域における基礎知識、各実習項目に関する実践的内容を中心に実習を進める。
・調理の基本
・献立作成および献立展開(一般食、特別食)
履修するにあたって
/Instruction to Students
実習前には実習書とその手順を予習すること。加えて、事前にこれまで修得した実習項目に関連する基礎知識を予習・復習しておくこと。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前に、実習計画の実施予定に関連した内容の基礎知識を予習・復習を行ってから実習に臨むこと。実習レポート作成の際には、テキスト、参考書を活用し学習、考察を行う。予習におよそ1時間、復習におよそ1時間を目安とする。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各実習項目を纏めたレポートである。
レポートは添削、採点後、評価結果についてコメントを伝え、返却する。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実習に取り組む姿勢20%、レポート40%、実習試験40%の合計100%により判定する。
テキスト
/Required Texts
「栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 疾患別編 改訂第3版」羊土社 
「糖尿病食事療法のための食品交換表第7版」日本糖尿病学会編・著
「調理の基本 まるわかり便利帳」女子栄養大学出版部
参考図書
/Reference Books
日本人の食事摂取基準2020年版
日本食品標準成分表(八訂) 
「調理のためのベーシックデータ第6版」女子栄養大学出版部
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション  実習に関するガイダンス、学ぶべき内容とその意義について理解する。
2 第2回 調理実習(軟食) 指定された軟飯・軟菜食・流動食の調理実習を行い、軟食の調理方法と工夫について学ぶ。
3 第3回 調理実習(嚥下食・ソフト食)  指定された嚥下食の調理実習を行い、咀嚼、口腔、嚥下障害時を目的とした食事の調理方法と工夫について学ぶ。 
4 第4回 調理実習(減塩食) 指定された減塩食の調理実習を行い、減塩食の調理方法と工夫について学ぶ。
5 第5回 調理実習(糖尿病食)  指定された糖尿病食の調理実習を行い、糖尿病食の調理方法と工夫(食品交換表に基づく調理)について学ぶ。
6 第6回 献立作成(常食) 医療施設における給食管理を想定した、常食の献立を作成する。
7 第7回 献立展開(軟食)  作成した常食から、全粥、分粥に適した軟菜食の献立展開を行う。病態に応じた献立展開について学ぶ。
8 第8回 献立展開(軟食)  作成した常食から、全粥、分粥に適した軟菜食の献立展開を行う。病態に応じた献立展開について学ぶ。
9 第9回 献立展開(減塩食) 作成した常食から、減塩食の献立展開を行う。病態に応じた献立展開について学ぶ。
10 第10回 献立展開(糖尿病食) 作成した常食から、糖尿病食の献立展開を行う。病態に応じた献立展開について学ぶ。
11 第11回 献立展開(糖尿病食) 作成した常食から、糖尿病食の献立展開を行う。病態に応じた献立展開について学ぶ。
12 第12回 総括および実習試験 これまで実習を通じて学習した内容を整理。レポート提出後、本実習の確認試験を行う。

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