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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
病理学/Pathology
授業コード
/Class Code
B103281001
ナンバリングコード
/Numbering Code
NSDc010
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
火2(前期)/TUE2(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
兵頭 香苗/HYOUDOU KANAE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
兵頭 香苗/HYOUDOU KANAE 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、本学部DP(ディプロマ・ポリシー)技能・表現の「1.人と十分なコミュニケーションをすることができ、適切な医療検査を実践できる。」「3.管理栄養士のリーダーとして社会の幅広いフィールドご活躍できる技能を習得している。」に関する知識を修得することを目指しています。

「主題」主要疾患の成因、病態、診断、治療等について学びます。
「目標」生活習慣病、栄養疾患、消化器疾患、代謝疾患、感染症、免疫・アレルギー疾患、腎疾患等の概要について学びます。疾病の発症や進行について学びます。病態評価や診断、治療の基本的考え方について学びます。人体と微生物や毒性物質との相互関係について学び、病原微生物の感染から発症、その防御の機構をについて学びます。

◎管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
 大項目
   6.加齢・疾患に伴う変化
   9.栄養障害と代謝疾患
  19.免疫、アレルギー
  

 総 論
  病理学の概要
  物質代謝障害
  循環障害
  退行性病変
  炎症と感染症
  新生物
  進行性変化
  病態生理

本講義では、上の教育目標、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)、教科内容について、病理学の観点から学びます。

なお、この授業の担当者は、病院での検査業務を経験している実務経験のある教員です。従って、必要な時にはより実践的な観点から病理学について解説していきます。
到 達 目 標
/Class Objectives
病理学総論上の基本的知識を理解させる(病理学用語、病名の解説と形態学的整合性について)
授業のキーワード
/Keywords
病気、病因、臓器・器官、病理学的変化 
授業の進め方
/Method of Instruction
教科書、パワーポイント、ハンドアウトでの講義
履修するにあたって
/Instruction to Students
各自で必要に必要に応じて、解剖生理学、生化学を復習すること。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前にテキストの該当部分を読んでから、授業に臨んでください(30分程度)。
授業後は、授業の内容資料を参考に整理しておくようにしてください(30分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポート
レポートに対して総評などを行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験90%、レポート10%で総合的に評価する。
テキスト
/Required Texts
野々垣常正、瀬木和子 著 『イラスト病理学-疾病のなりたち-』東京教学社 ¥1,800+税
サクセス管理栄養士・栄養士養成講座『解剖生理学・病理学』  第一出版 ¥2800+税
参考図書
/Reference Books
指定図書
深山正久 編『はじめの一歩の病理学』羊土社 ¥2900+税

参考書
笹野公伸、岡田保典、安井弥 編『シンプル病理学』南江堂 ¥2900+税 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 病理学の概要
環境因子・栄養
病理学の研究法、病理解剖、疾病の原因、疾病の成り立ちについて学びます。
環境因子・栄養に関連する疾病について学びます。
2 第2回 細胞・組織の障害 萎縮、肥大、過形成、化生、異形成等による細胞、組織障害について学びます。
アポトーシスと壊死の違いについて学びます。
3 第3回 遺伝子・染色体異常
加齢に伴う変化
染色体、遺伝子、発生の異常について学びます。
加齢に伴う変化について学びます。
4 第4回 炎症 炎症の形態学的経過、炎症細胞、特異性炎症等について学びます。
5 第5回 循環障害 局所、全身の循環障害(虚血、充血、うっ血、梗塞、塞栓、血栓症等)について学びます。
6 第6回 代謝異常 蛋白質、糖質、脂質、核酸、生体内色素、金属イオン等の代謝異常について学びます。
7 第7回 免疫 免疫と生体防御、アレルギー疾患、自己免疫疾患について学びます。
8 第8回 腫瘍
感染症
腫瘍の成因、病態、診断、治療について学びます。
病原微生物の寄生虫、細菌、ウイルス、真菌等による感染症について学びます。

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