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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
臨床栄養学実習Ⅳ(栄養士・管理栄養士に関する臨地実習)/Practice in Hospital Nutrition Ⅳ
授業コード
/Class Code
B102821001
ナンバリングコード
/Numbering Code
NSDl004
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他/OTHERS
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
大平 英夫/OHIRA HIDEO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
枝澤 育子/EDAZAWA IKUKO 栄養学部/Nutrition
大平 英夫/OHIRA HIDEO 栄養学部/Nutrition
中川 輪央/NAKAGAWA WAO 栄養学部/Nutrition
藤岡 由夫/FUJIOKA YOSHIO 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(臨地実習)
授業の目的
/Class Purpose
本学部DP(ディプロマ・ポリシー):思考・判断「1.科学的根拠に基づいて人の健康を検証できる。」技能・表現「1.人と十分なコミュニケーションをすることができ、適切な医療検査を実践できる。2.管理栄養士のリ一ダーとして社会の幅広いフィールドご活躍できる技能を習得している。」に関連して、実践活動の場(病院)における課題発見や問題解決を通して、病態や栄養状態の評価・判定を行い、専門知識・技術の統合化を図って的確な栄養ケアマネジメントを行うために必要な知識や技能を修得することを目的とする。その中で臨床栄養学実習Ⅳは糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病、胃全摘や胆嚢摘出などの外科的手術後の栄養・食事療法を中心に、傷病者の病態や栄養状態に基づいた栄養管理について学習する。
なお、この実習は、医療施設など、臨床での栄養指導など臨床栄養学業務を経験している実務経験のある管理栄養士資格を有する教員が担当することから、より実践的な観点から臨床栄養学の内容を解説する。本実習は、実践的教育から構成される授業科目である。
到 達 目 標
/Class Objectives
①医療従事者としての自覚をもつことができる。守秘義務を守ることができる。
②給食管理を含めた栄養管理業務を理解している。
③チーム医療の在り方について理解している。多職種との連携の在り方について理解している。
④患者と管理栄養士の関係の在り方を理解している。
⑤病態別(特に糖尿病や脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病や外科的手術後)の食事療法・栄養療法を正しく理解し、患者に対して栄養管理・栄養教育を実施することができる。
授業のキーワード
/Keywords
臨床栄養学、臨床医学、人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、食事療法、栄養療法、栄養管理、栄養ケア計画、チーム医療、多職種連携、職業倫理
授業の進め方
/Method of Instruction
実習課題の理解―実習の実施―データ解析―手技・得られたデータについて討論―レポート作成(ただし、受入施設の実習日程に沿う)
履修するにあたって
/Instruction to Students
これまでに学んだ臨床栄養学・臨床医学に関連する科目、実習について復習しておくこと。COVID-19の急速な感染拡大などの状況により、実習方法に変更が生じる可能性もある。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
実習で実際に行った方法や手技が、十分理解できて実施できるか各自検証することが重要です。また、実習で実際に行った方法や手技は、主に標準的なものを用います。従って、1時間程度を目安に、実習ではやらなかった他の方法等を調べることも重要です。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
実習先から課された課題は、積極的に取り組み、期限を守って提出すること。
実習には主体的に取り組み、実習ノートに記録すること。実習ノートは確認後返却する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実習への積極性40%、演習実習への取り組み40%、並びに注意事項の遵守20%により評価する。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
栄養科学イラストレイテッド「臨床栄養学(基礎編)」羊土社 
栄養科学イラストレイテッド「臨床栄養学 (疾患別編)」羊土社
栄養科学イラストレイテッド「臨床医学(疾病の成り立ち)」羊土社
実習先より指示されたもの
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 一般的かつ基本的な症例(糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病や胆嚢、胃がんなどの外科的手術後)に対する栄養管理計画書の立て方、カルテの見方や記述法について学ぶ。
2 第2回 栄養管理ケア 栄養スクリーニング、主観的包括的アセスメント(SGA)、栄養アセスメント、栄養ケア計画の立案、栄養ケア実施、モニタリング、再評価の流れ(PDCAサイクル)を学ぶ。管理栄養士が実施する病態別の栄養管理ケアの実際を学ぶ。
3 第3回 病棟訪問の実際 管理栄養士の病棟訪問による栄養管理、栄養相談の実施の実際を学ぶ。管理栄養士と患者、家族および管理栄養士と他医療従事者とのコミュニケーションの図り方の違いを学ぶ。嗜好調査を通して、アンケート調査の調査法、データ回収・分析・まとめ方・発表について学ぶ。
4 第4回 外来および入院における個人栄養食事指導、集団栄養食事指導 外来、入院患者への栄養指導の実際(病態別の栄養食事指導内容の違い、薬と食材の食べ合わせなど)、SOAP形式に沿った栄養指導報告書の記録・報告について学ぶ。
5 第5回 チーム医療への参加(糖病病チーム、NST、褥瘡チームなど) 施設(実習先の病院)で実施されているチーム医療(糖尿病、NST、褥瘡チームなど)における管理栄養士の在り方について学ぶ。カンファレンスや病棟回診を通じて、管理栄養士と他医療従事者や患者との関係性について学ぶ。

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